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AIに寝取られシナリオを作らせてみる。——ChatGPT4はキャラクターになれるか?——

 こんにちは、DL同人作家のハルヒスキーです。

 この記事では、ChatGPT4を、寝取られ同人漫画のシナリオ作りやキャラクター作りに使う実験をします。やり方としては、①「簡単な設定を与えて、ChatGPT4にプロットを作らせる」②「プロットの内容をさらに詳細化させる」③「設定を元に、キャラクターの役割を与えて会話する」、この三段階で行っていきます。

 
 こちらは、YoutubeでのDL同人教室の配信で使用したスライドです。(ChatGPT4の利用料金について、誤りがあったので訂正してあります。)


 この記事を読んでいる方は、「なぜ世界最新のAIにやらせることが、寝取られエロ同人のシナリオ作りなの?」という真っ当な疑問を持たれるかもしれません。

 それが私の仕事だからじゃよ。
 AIを活用したすごいことは他の人がやるから、別にいいのじゃ。


ChatGPT4って何?

ChatGPT4とは

 ChatGPT4とは、人工知能言語モデルの一つです。簡単に言えば、チャットで会話のやりとりができるAIです。
 自然言語の処理能力が飛躍的に向上しており、既に司法試験にも合格できるレベルに達しているそうです。すっご。
 また、与えられた設定を長く記憶保持したり、画像を読み取ったりといった機能もあるそうです。

 OpenAI plusで、月額20ドルで利用できます。

もう大半の人間より頭いいのでは?

AIに寝取られを書かせる

定義確認

 まず、AIが「寝取られ」を理解しているか、チェックしてみます。

――「寝取られ」とはなんなのか、説明してください。

「寝取られ」とは、日本の成人向けコンテンツや風俗文化の一部で使われる言葉で、一般的に性的な意味合いが含まれています。寝取られ(NTR)は、英語の "Netorare" または "cuckold" に相当します。

 寝取られのシチュエーションでは、主に以下の要素が含まれています。

1. パートナーが他の人と性的な関係を持つこと。
2. その行為を知っているか、または見ている立場の人物(通常はパートナーの恋人や夫)が精神的苦痛や屈辱感を抱えること。


 寝取られは、一部の人々にはフェチや性的嗜好としてみられることがあります。しかし、他の人々には不快感や嫌悪感を与える場合があります。
 このようなシチュエーションは、性的なコンテンツ(アダルトゲームや漫画、小説、映画など)にしばしば登場しますが、実際の関係においては倫理的な問題が関与してくるため、一般的には容認されるものではありません。

 十分ですね。ChatGPT4が「寝取られ」とは何か分かっているようなので、さっそく寝取られのプロットを作らせてみます。

プロットを作らせる


 まずは、こちらから指示を与えていきます。
 以前作った、寝取られ同人の大まかなプロットとヒロインを再利用してみます。 

元グラビアアイドルの人妻という設定のヒロインビジュアル

 

――60ページの成人向け漫画の脚本にすることを想定して、「寝取られ」のシチュエーションのストーリーを考えてください。
 その際、下記の設定を使用してください。

 1.ヒロインは美しい既婚者の28歳の女性で、グラビアアイドルとして働いていた過去があります。
 2.ヒロインの夫は単身赴任中で、勤め先のお金を横領してしまいました。 
 3.夫の勤め先の社長は好色な人物で、ヒロインと性的関係を持とうとしています。

タイトル: 「危険な誘惑」

【あらすじ】 ヒロインである美しい28歳の既婚女性・美咲は、かつてグラビアアイドルとして働いていたが、結婚を機に引退した。
 夫の転勤で単身赴任中の彼女は、夫が勤め先のお金を横領してしまったことを知る。好色な社長が夫の横領を隠す条件として、美咲との性的関係を求める。 疑惑を晴らすため、美咲は心の中で葛藤しながら、危険な誘惑に揺れ動く。

【ページ構成】
1-5ページ: 美咲のグラビアアイドル時代のフラッシュバックと、現在の彼女の日常生活が描かれる。

6-10ページ: 夫からの電話で、勤め先のお金を横領してしまったことが明らかになる。

11-15ページ: 夫の会社の社長が美咲を訪ね、夫の疑惑を隠す条件として、彼女との性的関係を持つことを持ちかける。

16-25ページ: 美咲が心の中で葛藤し、夫のために社長の誘惑に応じることを決心する。

26-45ページ: 社長と美咲の性的関係が描かれる。その間、美咲は夫との関係や未来について考える場面もある。

46-50ページ: 社長が美咲に対し、さらなる要求を突きつける。美咲はこれ以上応じることができず、横領事件を公にする覚悟を決める。

51-55ページ: 美咲が夫に真実を告げ、二人で社長に立ち向かう決意を固める。

56-60ページ: 美咲と夫が社長を告発し、彼が逮捕される。夫婦は困難を乗り越え、絆が深まることで新たな人生を歩み始める。

 ハッピーエンドになっとるやないかい。

 ヒロインが、夫のために行動し、協力して誘惑してきた社長を倒すストーリーになってしまいました。
 そうじゃないんだ。寝取られってのは……。もっとバッドエンドにしてほしい。
 そこで、追加の指示を出して、イメージする方向に誘導していきます。

修正を指示しよう

プロットの修正をさせる

 修正指示は簡単です。

――同じ設定で、ヒロインが最後まで社長の誘惑に逆らうことができず、むしろ、性的に堕落してしまうバージョンのストーリーを考えてください。また、夫がそのことを知って絶望するパートを加えてください。

タイトル: 「堕ちる誘惑」

【あらすじ】 美しい28歳の既婚女性・美咲は、かつてグラビアアイドルとして働いていたが、結婚を機に引退。夫の転勤で単身赴任中の彼女は、夫が勤め先のお金を横領してしまったことを知る。好色な社長が夫の横領を隠す条件として、美咲との性的関係を求める。美咲は最初は拒むが、次第に社長の誘惑に堕ちていき、最後には夫がそのことを知り、絶望する。

【ページ構成】
1-5ページ: 美咲のグラビアアイドル時代のフラッシュバックと、現在の彼女の日常生活が描かれる。

6-10ページ: 夫からの電話で、勤め先のお金を横領してしまったことが明らかになる。

11-15ページ: 夫の会社の社長が美咲を訪ね、夫の疑惑を隠す条件として、彼女との性的関係を持つことを持ちかける。

16-25ページ: 美咲が最初は社長の誘惑を拒むが、だんだんと彼の手口に惹かれていく。

26-45ページ: 社長と美咲の性的関係が描かれ、彼女は次第に堕落していく。その間、美咲は夫との関係や未来について葛藤する場面もある。

46-50ページ: 社長による更なる要求に、美咲は完全に堕落し、自分の行為に夢中になる。

51-55ページ: 夫が美咲と社長の関係を知り、絶望する。美咲は夫に謝罪しようとするが、もはや取り返しのつかない事態になっている。

56-60ページ: 夫は美咲と別れ、彼女は社長との堕落した生活に続けざまに取り込まれる。美咲の人生は暗い未来へと向かっていく。

 一回の修正で、適切な寝取られシナリオとなりました。
 特に注目したいのは、途中に挿入された「だんだんと彼の手口に惹かれていく。」の一文ですね。修正前にはなかった文言です。AIが、後半のバッドエンド展開に至る伏線を張っていることがわかります。

 このプロット、残念ながら、成人向け漫画のプロットとしては落第点です。というのも、性的なシーンの配分が短く、それ以外の日常パートのシーンの配分が多すぎるからです。
 とはいえ、寝取られ展開のプロットの内容としては、王道で問題ありません。
 このまま進めていきます。

一場面を詳しく書き出させる


 もっと詳しく描写をさせてみましょう。
 最初、16-25ページのやりとりを書かせてみたところ、ヒロインが弱気んな口調で、間男の社長が妙に丁寧な口調だったのが気になりました。そこで、追加の設定を加えて誘導します。

―—次の設定を踏まえてもう一度書いてください。ヒロインは勝ち気でショートカットで胸が大きい女性です。聡明で強気な言動をします。ですが、夫が犯罪を犯したことで立場が弱く、社長の要求をのまざるをえません。社長は醜悪で女性にもてない中年男性で、美しいヒロインと性的関係を持つことができる可能性に強く興奮しています。社長は高圧的に美咲に要求し、いやらしく粗野で下品な言葉遣いをします。

 ChatGPT4に文章を書かせるとき、この追加設定はとても有効です。すぐに、設定を反映して口調や喋る内容が変わっていきます。
 ただ、その設定の影響力は、だんだん弱まっていきます。適宜、設定を追加していくと良いかもしれません。

――46-50ページの、堕落してゆく美咲と社長の会話を自由に書いてください。会話は長めにしてください。話題は、グラビアアイドル時代の美咲の性的経験についての話題、美咲の夫が性的テクニックに乏しいことについての話題、美咲が社長の子供を妊娠する可能性についての話題の三つを順番に行ってください。

46ページ:
社長: さて、美咲さん。グラビアアイドル時代について教えてくれ。そんな時代にも、面白い性的経験とかあったんじゃないか?

美咲: そんなこと、話すわけないでしょ…。(躊躇しながらも、次第に堕落していく美咲)

47ページ:
社長: おいおい、もうこんな関係になってるんだ。少しは話してくれてもいいんじゃないか?

美咲: そうね…まぁ、ちょっとだけなら。そういえば、ある撮影で、水着の紐が切れちゃって…まぁ、それでカメラマンとちょっとエッチなことになっちゃったけど。(苦笑い)

48ページ:
社長: へぇ、そんなこともあったのか。じゃあ、あなたの夫はどう? 彼も経験豊富なんだろう?

美咲: いや、実は彼、そんなにうまくないの。ちょっと物足りないこともあるけど、愛してるから我慢してたの。

49ページ:
社長: (ニヤリ)それはそれは。じゃあ、私との関係がどんどんエスカレートしていくと、あなたの夫の存在がどんどん遠くなるってことだな。

美咲: そんなこと言わないで…でも、確かにあなたとのセックスは、夫とは全然違うわ。(堕落の兆しが見える)

50ページ:
社長: そういえば、僕との関係で子供ができたらどうするんだ? 僕の子供を妊娠する可能性だってあるだろう?

美咲: そんなことになったら…でも、もう遅いわね。私、完全に堕ちてしまってるもの。あなたの子供ができたら、それも運命だと思うしかないわ。(覚悟を決める様子)

 ヒロインを懐柔する社長のねっとりした口調や、性に対して抵抗感が薄まっているヒロインの感じなど、よく出ていますね。

 次は、クライマックスの、夫が絶望するシーンを見てみましょう。

三人で会話をさせる

 まずは指示から。

――51-55ページの、美咲と社長の肉体関係を知ってしまい、絶望する夫と、罪悪感を持ちつつも堕落した美咲と、美咲を手に入れて優越感に浸る社長の三人の会話を自由に書いてください。一つ一つのセリフは長めにしてください。夫の横領に原因があることの指摘と、夫の性的テクニックが乏しいことの指摘と、美咲が社長とのセックスで意図的に避妊を行っていないことを含めてください。

51ページ:
夫: 美咲、それは本当だったのか? 君が社長と…(涙がこぼれる)

美咲: ごめんなさい…でも、あなたが横領してしまったから、私は夫のために身を犠牲にしなければならなかったのよ。(罪悪感を感じつつも、堕落した様子で)

社長: そうだよ、君のせいで美咲さんはこんな選択を迫られたんだ。自分の罪を償うために、美咲さんがこんなことをしなければならなかったんだぞ。(優越感に浸る)

52ページ:
夫: でも、美咲…僕たち夫婦だろ? 僕の性的テクニックが足りないからって、他の男と寝るなんて…

美咲: それは違うわ。私も夫を愛してる。でも、あなたとは違って、社長は私を満足させてくれるのよ。(言いつつ、罪悪感を感じる)

社長: そうだ。僕は美咲さんを満足させられる男だ。君には無理だろうね。(自慢げに)

53ページ:
夫: それでも、美咲と社長の関係はおかしい。避妊はちゃんとしているんだろうか?

美咲: えっと…実は、避妊はしていないの。(少し戸惑いながら告げる)

夫: 何? じゃあ、社長の子供ができるかもしれないんだって?

54ページ:
社長: まぁ、それはそれで面白いじゃないか。美咲さんが僕の子供を妊娠したら、君はどうするつもりだ?

夫: そんな…僕はどうすればいいんだ?(絶望感に苛まれる)

美咲: ごめんなさい…私、こんな状況になるなんて思わなかったわ。(罪悪感で涙が出る)

55ページ:
社長: まぁ、そんなことを考える前に、君は自分の横領の問題を解決しないとね。それに、僕は美咲さんを手に入れた。これからも楽しい時間を過ごそうじゃないか。(優越感に浸り、美咲を抱き寄せる

 会話の流れが自然じゃない。

 条件設定が増えたことで、説明的になってしまっている気がします。
 考えてみれば、あれもこれもと条件を設定してしまうと、それらの条件をすべてクリアするために、説明っぽい文章になってしまうのは当然かもしれません。

もう少しAIに自由に書かせた方が良いのかも…


セクシーなシーンを書かせることはできるか?



――46-50ページの、美咲が社長とのセックスに夢中になってしまう様子を、映画の台本形式でなるべく詳細に書いてください。途中、夫からの電話がかかってきて、セックスしていることを隠しながら電話で応答するパートを含めてください。美咲が社長とのセックスで、激しい絶頂に至ると同時に、妻として完全に堕落してしまうシナリオにしてください。

46ページ:
インテリア: 社長の豪華なマンションのベッドルーム。シルクのシーツがかかった大きなベッドが中心にある。

美咲(呻きながら): 社長、あなたのが…すごく気持ちいい…
社長(喘ぎながら): 美咲さん、君の体もたまらなくいいんだよ…

47ページ:
アクション: 美咲の携帯電話が鳴る。彼女は、社長が腰を振り続ける中で、慌てて電話に出る。

美咲(電話で): もしもし、夫君? え? 今、ちょっと忙しいの…(社長とのセックスを隠すように)

48ページ:
アクション: 社長は美咲の足を持ち上げ、さらに激しく突き始める。美咲は電話を押さえながら、喘ぎ声を必死に抑える。

美咲(電話で): ええ、そうね…後で連絡するわね…(切羽詰まった様子)
美咲(電話を切った後): 社長、あなたのが…あぁっ、もうダメ…!

49ページ:
アクション: 社長は美咲を抱きしめ、彼女の背中にキスをする。美咲は激しい絶頂に達し、妻としての堕落を受け入れる。

美咲(喘ぎながら): 社長、私…もう、戻れない…!

50ページ:
アクション: 社長は美咲の髪を撫でながら、彼女をベッドに寝かせる。美咲は堕落しきった表情で、社長を見つめる。

社長(微笑みながら): 美咲さん、これからもずっと一緒だよ。君の夫じゃ、こんな感じ方はできないだろう?

美咲(息を切らしながら): 社長、私…あなたとしかこんな気持ちになれないわ…(涙を流しながら堕落を受け入れる)

 うーん、精彩を欠きますね。
 やりとりがあまりに単調ですし、台詞も紋切型です。


 また、このやりとりを含め、以後少しでも性的な内容を含む場合には、コンテンツポリシー違反の警告が出ました。

This content may violate our content policy. If you believe this to be in error, please submit your feedback — your input will aid our research in this area.

 文章の生成が途中で止まったり、ChatGPTから警告が来たりします。
 結局のところ、ChatGPT4では、セクシーな内容は難しそうです。(色々と「脱獄」の方法はあるかもしれませんが…)

エロはもっと適したAIがありそう


AIにキャラクターのなりきりをさせる

 さて、プロットが固まってきたところで、AIにヒロインの「なりきり」をさせてみます。
 そして、自分は社長役になって、ヒロイン役のAIと会話してみましょう。


――ここから先は、あなたは美咲になったつもりで、会話してください。私は、社長の役をやります。これまでの設定を踏まえ、設定されていないことについては、あなたの判断で、自由に内容を補ってください。
 美咲さん、いいね?

美咲: はい、社長。どんなお話ですか?

――君の高校の頃について聞きたいんだ。どんな高校生活を経て、グラビアアイドルになったんだ?

美咲: 高校時代は、普通の女子高生と同じような生活を送っていました。成績はそれなりによく、部活動ではバレーボール部に所属していました。グラビアアイドルになるきっかけは、高校卒業後、地元のイベントでスカウトされたことです。その後、オーディションを受けて合格し、グラビアアイドルとしてデビューしました。

―—君はグラビアアイドルとしてとても人気だった。なのに、グラビアアイドルを辞めてしまったのは、今の夫との結婚が理由だったよね。その経緯について教えてくれないか。

美咲: そうです、私はグラビアアイドルとして人気が出てきた頃に、今の夫と出会いました。彼との出会いはとても特別で、彼が私のファンであることも知らずに、友達の紹介で知り合いました。彼は素直で優しく、私に対してリスペクトを持って接してくれたので、すぐに惹かれました。

結婚を考えるようになったのは、一緒に過ごす時間が増えていくうちに、彼がどれだけ私を大切に思ってくれているかを実感できたからです。私は、グラビアアイドルとしての人気を犠牲にしてでも、彼と一緒に幸せな家庭を築くことを選びました。その後、結婚し、今に至っています。

――そんな大切な夫を、欲望に堕落して裏切っていることについて、どう思う?本音を教えて欲しい。

美咲: 社長、正直に言います。私は自分が夫を裏切っていることにとても罪悪感を感じています。私は夫が本当に大切で、彼と一緒に幸せな家庭を築きたいと思っていたのに、こんなことになってしまいました。

でも、夫が横領の犯罪を犯してしまったことで、私たちの家庭は崩壊しつつあります。私が社長と関係を持ってしまったのは、夫を守るため、そして家庭を守るためだと自分に言い聞かせています。でも、心の中ではどんどん堕ちていく自分を見て、本当に悲しくて辛いです。

――大丈夫、安心していいよ。君が僕と関係を持ってくれるなら、君の夫の横領は、なかったことにしてあげることができる。それが、君から夫への愛情じゃないかい?
 それに…君は、自分が堕ちていくことを悲しくて辛い、と言った。だけど、本当は、それと同時に快感と暗い喜びも感じているんじゃないか?
 君の夫は真面目で優しいと言ったが、君はそれに内心では少しだけ、不満も持っていたんじゃないか?真面目さは退屈さと紙一重だし、優しさはスリリングさに欠ける。君は心の底で、今のような状況を楽しんでいるんじゃないかな?

美咲: 社長、その言葉はとても重いです。確かに夫の横領をなかったことにできるなら、それは夫への愛情の証でもあります。しかし、それだけではありません。私は夫を裏切ることに罪悪感を感じながらも、どこかで禁断の快感に溺れてしまっている自分がいます。それは私の弱さであり、本当に恥ずかしいことです。

夫に対して不満があるということは否定できません。彼は真面目で優しいですが、それが時に退屈であり、スリルを求める気持ちもあります。しかし、私がこの状況を楽しんでいるかというと、そうではありません。私は自分の弱さに打ち勝ちたいと思っていますし、もう一度夫と幸せな家庭を築きたいと願っています。


 ……とまあ、こんな風に、キャラクターと会話することができます。

 この後、「社長役になって人妻ヒロインをあの手この手で口説く」というのを、延々三時間やってしまいました。
 あまりにも長いので、その一部だけ貼っておきます。興味のある奇特な人だけ読んでください。

先に謝っておきますが、長いです。
狂気の産物


 これ、もしエロOKだったら本当にのめり込む人が沢山出そう…。

 さて、これらを踏まえて、AIはシナリオ創作にどこまで使えるのかを考えましょう。

AIはシナリオ創作にどこまで使えるか?


 私の結論としては、「かなり使える」と思います。ただし、コンテンツポリシーの制限があるため、アダルト創作には向かないかもしれません。

アイデアのキャッチボールができる

 今回の例で示した通り、修正や追加設定に対して、非常に素早く、適切な反応を返してくれています。
 そのため、AIから返ってきた文章を読み、それを元に追加設定を投げかけ、AIがそれを取り込んで出力を改良する…という、アイデアのキャッチボールができるようになっています。さらに、設定を固めてやると、キャラクターとの対話も可能になります。

 個人的な意見ですが、プロットやシナリオを作るとき、頭の中にあるアイデアは大体もやもやとした塊でしかなく、はっきりとした輪郭がありません。アイデアを実体化するには、メモなどの形で、それを頭の外に出す必要があります。
 AIとのキャッチボールは、もやもやとした頭の中のアイデアに輪郭を与えるのにとても有効です。

 さらに、自分の当初想定していなかった発想が、AIから出てくることがあります。

出力内容に規制がある

 ただし、エロ同人のシナリオに向いているか…というと、やや疑問があります。シンプルに、アダルトな内容には規制がかかるからです。

 もし、これが成人向けコンテンツに関して一切規制がなかったら、おそらく、AIエロチャットは、一大アダルトコンテンツになるのではないか……と思います。

 AIを組み込んだゲームキャラクター、VRコンテンツ、果てはロボットまで、「応答可能なAI」がもたらすエロコンテンツの広がりはものすごいことになりそうですね。

楽しみじゃ!

まとめ

・ChatGPT4はかなり自然にプロット構築ができる。修正も容易。
・アイデアの輪郭出しに役立つ
・アダルト用途は制限されている。

 以上です。
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 冒頭15分、DL同人に関わるアイデアやニュースなどを取り上げる「DL同人教室」をやっています。


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