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「豊岡演劇祭2023」に初めて行って来ました!レポート!

「豊岡演劇祭2023」に初めて行って来ました!レポート!

ついに、ついに、豊岡演劇祭に来ることが出来ました!
豊岡演劇祭が始まったのは2020年でした。いよいよ、第1回の演劇祭!というときに世界中がコロナ禍となってしまいました。
この年は江原河畔劇場が完成した年でもあります。
劇場のクラウドファウンディングの支援などをさせていただいたので、その特典でチケットも頂いており、演劇祭に行こうと思っていたのですが
思いは実行できませんでした。2020年9月の事です。

実は、私は、2020年の9月にがんの手術などが重なって日赤病院に入院していました。なので、結局、とうてい豊岡に行くことすら出来ないという状況でした。そして2021年、2022年と行ける機会をうかがっていたのですが仕事の都合と東京からの移動のこと、さらにはコロナ禍がさらに続いておりなどが重なり結局行くことが出来ませんでした。

そして、ようやく今回の、第4回豊岡演劇祭に来ることが出来ました。

私は、2023年2月に東京の映像制作会社「東北新社」を退社して実家のある大阪に4月に戻りました。大阪で軽自動車を購入しました。親の介護の送迎などをすることも兼ねての購入でした。そんな環境の変化もあり行くことが出来ました。

大阪から豊岡までは車だと2時間半で移動できます。二人以上で移動すれば最短・最安値で移動できます。ということで、初めて豊中から豊岡へ!中国自動車道経由で舞鶴若狭自動車道などという初めての高速道路でやって来ました。

公演の感想は演劇ブログ「haruharuy劇場」に書いているのでそちらをご覧ください!

最初に向かったのは大石家住宅という出石町のはずれ但東にある旧家でした。

この蔵で村上春樹さんの本について語るイベントがあるとプログラムにあったのでとにかく行って見よう!という感じで移動しました!豊岡はもう山陰地方の一部です!鳥取出身の私は、どこか見たような里山の風景を見て、ああ、中国地方の日本海側やなあ!と思いながら車を運転していました!
旧庄屋さんの家だったこの古民家は重要文化財として保存されているようで、こうした公共の用途に使えるようになっているようです!中に入るとこの日の夜からフリンジ公演を2日連続で行う予定のyumyum Cheese!のメンバーのみなさんが公演の準備をされていました。突然行った私たちを手厚くもてなしてくれたのでびっくり!公演する場所も見せていただきました公演の題名は「いきたひと」というもの。チラシもいただき、この日の夜の公演は範宙遊泳があるので無理やけど、明日の11時の回に行けそうならと言うことで大石家を出ました!
(結局、翌日は13時~江原での公演があったので、20分以内に移動は不可能と判断して諦めました。)
そこから出石を経由して豊岡市内までは40分かかります!川沿いの道を通って下流へ、どんどん川幅が拡がっていき、ああ、日本海に近づいているという感じになりました!
豊岡は夏が暑いので有名です!毎夏、豊岡では38℃を記録しました!などのニュースが報道されます!なので、むちゃ暑い!盆地特有の暑さと言えばいいのでしょうか?人口が少ないので商業施設やオフィスの排熱は少ないのでしょうが?なんか熱がこもっている感じが、この演劇祭の熱に重なっているようでむちゃむちゃ暑い、いや熱い演劇祭でした。豊岡観光協会に教えていただいたのがビジネスイン豊岡という宿でした!

実は、この演劇祭のチケットを予約してから宿を取ろうと思ったらWEBでは何と豊岡市内は全滅でした!そんな時に演劇祭のサイトに宿泊の相談をしてください!と書いてあったので、電話しました!その時は担当者がいなく折り返し待ち。折り返しかかって来て、また連絡しますと30分後に連絡が来ました2つのオプションが提示されました!一つは朝食付きで一人1万超える宿!もう一つは朝ごはんとかはないけど素泊まりで安いビジネスホテルか?の、二択でした!瞬間的に安いのをお願いしました!ツインで8000円(税込み)!11時過ぎにホテルの駐車場に車を置いてホテルに荷物を預けて、宿の人にこの辺の地理をうかがって灼熱の散歩に行きました。

新築の豊岡市役所を通って「ふれあい公設市場」のお蕎麦屋さんへ!「挽きたて蕎麦 大門」というお店!12時すぎやったので何組かの人が並んでいました。蕎麦屋の向かいに鰻屋さんがありました!

焼いている方がいたので入れますか?と聞いたらどうぞ、どうぞ、ということで入ったら、ここもほぼ満席。土曜日ということもあり、「うざく」と「ビール」などの方もおられました!私は、うな重(2400円)を頼んでいただきました!外はカリッと。中は、ほわっとした焼き加減のウナギ、うな重自体を数年ぶりに食べたのではないでしょうか?美味しくいただきました。

14時~豊岡市民会館で公演があるので街中を灼熱でタオルを汗で濡らしながら街中を歩きました!観光客以外の人は外を歩いていない!という感じ。なので歩きやすいのはあります。豊岡は「カバンの生産者」がたくさんある町だそうです!歩いているとおしゃれなお店がありそこは「カバンストリート」という垂れ幕がたくさんかかっていました!

まさにカバン屋さんが軒を並べていました。ここにくればオーダーカバンとかも作れそうです!自分にぴったりの大きさで、革の種類などを選べて色やハンドルの大きさを選べればとても大事に長く使えるようなカバンが出来るのではと思いました!カバンストリートを超えて川を渡るとそこに豊岡市民会館があります!ここで豊岡演劇祭1本目の「庄司紗矢香 音楽と言葉の旅「ふるさと」」を見ました!ロビーには芸術文化観光専門職大学の学長でもあり劇作家・演出家の平田オリザさんがいらっしゃいました!大阪に引っ越しました!という話をすると、豊中の学校にしょっちゅう来られていることを伺いました!ここに来て知ったのですがコウノトリ但馬空港から伊丹空港まで1日2便の飛行機が飛んでいるそうです!ちなみに空港まで市内から8キロ。伊丹は豊中の隣にあります。
公演の感想は以下をご覧ください!

公演が終わったのが16時半過ぎでした、次の公演が18時から。1時間ちょっとの時間で市民会館から宿に戻ってチエックインを済ませて、その後、歩いて駅前を通過して芸術文化観光職専門大学に移動しました!この大学が開校したのが2021年4月のことでした!開校3年目ですね!平田オリザさんはこの大学の学長になるので家族で豊岡に引っ越してこられました。最近、平田さんが新刊を出版されました!「但馬日記 演劇は町を変えたか」(@岩波書店)という題名です!私も、まだこの著書は未読ですが、これを読めば今までの顛末がわかるのではないでしょうか?ということで読んでみたいと思います。

大学は新築されたばかりで、むっちゃ、新しく美しい!そして、その隣には学生寮がありました!図書館もおしゃれでここで学生生活を過ごすのもすごく楽しそうです!海外からの留学生もいるみたいで、多様な価値観がここで生まれてくれると但馬自体が、豊岡自体がいい意味で先進の価値を持つ場所に変われるかも知れません。


芸術文化観光職専門大学らしく素晴らしい劇場がありました!18時~ここで、範宙遊泳の
「バナナの花は食べられる」という演目を拝見しました!上演時間3時間、終演21時でした!

歩いて駅前に戻ると多くの店は店じまい。晩ごはんは「ホルモン一番星」という店に行きました!実は昼食後、街を歩いているとおもろいレトロな看板を見つけ写真を撮影していると、そこの店長さんと思えるイケメンの方が車を目の前に泊めて降りて来ました!写真撮ってまんねん!と言うたら、どうぞどうぞ、この看板どうですか?

と。この店何時までやっているの?と聞いたら23時半ラストオーダーで24時までやってます!と聞いており、じゃあ、時間が合えば来ますね!と言っていた店でした!店に入って、その店長さんにそのことを喋ると「ああああああ!」と思い出してくれ、何故かハイタッチをすることになりました!いちばん美味しかったのは「てっちゃん」でした。ゲタカルビやネックも美味しくいただきました!二人で会計締めて9800円でした!


コンビニでお水などを購入して宿に帰りました!
翌日も天気が良く熱い朝!
自動車で朝ごはんをバイパス沿いの場所へ。「すき家」で朝カレーでした!(440円)

10時にチェックアウトして、ガソリンを給油して(豊岡のガソリンは1リットル172円で安かった)、これを書くために「コメダ珈琲」へ。

日曜日の午前中ということもあって大盛況。オペレーションが追い付かずいつも数組が待っているという状況が続いていました!また、この日は1000店舗達成「1000キューキャンペーン」というベタなイベントをされていて珈琲のおかわりが無料となっていました!こうした場所に人が集まってくる。少子化対策の人材不足をどうするか?オペレーションをどう工夫してくのか?カンバン方式のトヨタがある愛知県から生まれた「コメダ珈琲」のこれからが楽しみです!

豊岡市内のコメダ珈琲から車で江原河畔劇場に移動します!ここから車で約20分と出ました!12時10分過ぎに出たので12時半に到着すれば13時の開演に余裕かと思っていたら、実はこの近くには駐車場がないということが分かりました!近くの役場の大きな駐車場に車を停めて、徒歩で15分近く移動しました!江原駅の向かいから江原駅を超えて河畔の方へ!駅から劇場までは数分の距離です!この演劇祭で公演をはしごする時は、移動に余裕を持って交通機関や車の移動時間などを計算していくのが大切やなと思いました。結局ギリギリに会場到着ほぼ満席の劇場の空いたところに座らせていただきました。

この劇場は川沿いの倉庫?のような、場所やったのでしょうか?そこを大改装して劇場スペースへ!天井高はそんなに高くないのですが、広さが丁度良く、吉祥寺シアター的な広さ?(天井は低いですが)。驚いたのはこの劇場の完全暗転の完璧さ!そして防音工事が行われたのでしょうか?外の音がまったく聞こえて来ない、そして、空調の音がまったくしないという仕組みを作り上げたのでしょうか?照度の低い照明も、小声で話す俳優の台詞も完璧に聞こえて来ます。

舞台が終わったのが15時半前、そこから駐車場へ移動して、帰路につきました!江原からだと高速の入口はすぐ近くにありました!日曜日の夕方だったので自然渋滞だったのでしょうか?丹波の手前で渋滞が少しありました!まほろば、というような名前の道の駅でお土産を買って車中で移動しながら食べるパンを購入しました!地元の方の手作りパンが道の駅で2個300円という値段で売っていました!翌日の朝の分も入れてパンを6個購入しました。車の中で、2人で3個食べました!

中国自動車道の宝塚から池田くらいまでが工事で車線規制がされているのもあって、豊岡に行くときと同じような渋滞!この渋滞さへなければ車の運転楽しいのになあああ!と思いながらお尻がいたいなあ!と思いながら今度は座布団を持って来ようなどと考えながら渋滞を通過していきました!

結局16時に出て19時までの約3時間かかって、大阪に到着しました!道の駅で買ったお菓子のお土産は妻と私の親に持って行きました。1泊2日でなんだかんだがあって二人で5万円(観劇費用3回込み)の出費でしたが、とてもいい経験が出来ました!
来年も時間を合わせて豊岡演劇祭に行きたいと思います!


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