見出し画像

社会人専門職大学院 経営戦略専攻企業経営コースの「履修登録」のこと。

社会人専門職大学院 経営戦略専攻企業経営コースの「履修登録」のこと。

大学院に入学すると、すぐにオリエンテーションがあります!
そこで自分が選択したい科目を届けなければなりません!
マスプロ教育というのは遠い過去の話なのでしょうか?
大学院では少人数の対話形式で授業が進んでいくみたいなイメージがあります!例えば「マイケル・サンデル教授」の授業のように。
そのためには多くても20-30人が限界なのではないでしょうか?
それ以上を受け容れておられる先生の覚悟と努力に頭が下がります!
一人一人に向き合う必要のある教育やその指導の手間を考えると本当に大変なことだと想像されます!
なので、私たち学生もそれに応えてお互いが刺激しあえる環境を作ることが求められているのではないでしょうか?

2年後の卒業までに全部で44単位取る必要があります!
関西学院大学の社会人大学院はクオーター制という制度で、8週間で1クール(それを1クオーターと呼びます。)となっています!それが年間4クオーターあり、その間に、短期集中講座というのもあります!オリエンテーションで強調されたのが欲張りすぎると課題が毎回出るので大変なことになると言うことでした!1クオーター3コマから4コマまでで履修するのがいいですよ!とのことでした!これは、実際に受けてみないとわからないものです!本業の業務などもやりながらの履修、しかも事前や事後に課題が出てグループワークもあるという現実。文系学部制だった私が今まで経験したことのない環境です。課題がたくさん出るので、それをこなすので「いっぱいいっぱい」になるということも言われました!

私たちはまず【コア科目群】から絶対の必修科目の「企業倫理」「英語コミュニケーション」「統計学」は必ず取らないといけない科目です!それと選択必修というのがあり「経営学」「会計学」「経済学」から二つ選択しなければなりません。1科目2単位が1クオーターで終わるというもの。計10単位。TVCMの制作業務も一般的に3ヶ月くらいで終わるので1年かけて細く長くやる仕組みよりも集中して学べるのではないかな!?と感じております!その結果はまた後日ここに記させていただきたいと思います。

これを見て思ったのですが、「英語コミュニケーション」が必修なのは、は何となく学部生だった時の経験からでもわかるのですが「企業倫理」と「統計学」が必修であるということがこの経営戦略専攻企業経営コースの「学び」の考え方の根本を象徴しているように感じました!
企業は社会のために存在しているんだという倫理観、そして「統計」という数字で置き換えられるデータを駆使して多くの人が納得できるための仮説が立てられるという方法論を知ることが大切だということが伝わって来ます。

私の居た会社でもデータをどう読み込んでコンテンツの開発につなげられるのか?それ以前に、そこに顧客の需要はあるのか?ということを統計的な分析で事前に調査するということをちゃんとやって来たのだろうか?と反省しきりです。

P&GなどはTVCMなどを制作する前に何度も何度も消費者テストなどを繰り返して、その統計的なデータをもとに修正をしながら最適解を求めるという方法を何十年も前から実施されています!
日本の企業は、そのデータや統計的手法ではなく担当者や役員への属人的なところがあるような気がしています!あの方が担当の時はとてもいいコミュニケーション戦略が出来る!というような。

そこで行われていた「広告制作」の優秀な暗黙知を相対化して学問として置き換えているのが「マーケティング」ということなのでしょうか?ここで、ちゃんと学んだことで正しい結論が見えてくるのかも知れません。
そして私は、映像制作会社のこれまでの暗黙知をここで書いたように相対化して「見える化」出来るのか?ということを考えています。
うまく出来るのかわかりませんが、やってみます!
やりながら考えて行こうかなと。

選択する科目の内容は「シラバス」という担当教官がお書きになったものをネットで見ることが出来ます。そこに授業内容や授業の方法などが書いています!特にコロナ後のこの時代らしく、オンラインのみ、オンライン&オフラインのハイフレックス授業、対面授業などと授業方法も分かれています。今でも、実行するのにいちばんやっかいなのがハイフレックス授業です!
オンライン配信などの仕事をした時にも感じたのですが、まずは「ハウリング」そして「安定した通信環境」さらには「遅延が起きる」ということです!いちばんあかんのが、同時発話が出来へんこと。これは関西人にとっては致命的です!誰かがしゃべっている時に、すかさずツッコミを入れることができへん!ということは、あの笑いのテンポのいい「間」が作られへん!ということになるんやないでしょうか?
ここのテクノロジーに、さらなるイノベーションが起きることを願っています!
「必修科目」「選択必修」合わせて10単位!あと34単位です!

つづいて、【ベーシック科目群】の中から計10単位の取得が必要です!詳細は関学の大学院のHPに記載があります。
https://iba.kwansei.ac.jp/bs/model/
実は主専攻というのがいくつかあり、それを選ぶと何を履修するのか?が決めやすいのですが、私は「経営」「マーケティング」「テクノロジー・マネジメント」「アントレプレナー・事業承継」で迷っています!なので、私がいま考えているのはそれらのコースの必修と言われている「経営戦略」「マーケティング・マネジメント」「テクノロジー・マネジメント」「ベンチャー・ビジネス」を基準にプラス「人的資源管理」(HRマネジメント)の計10単位をこの【ベーシック科目群】では取ろうと今のところ考えています!これで合計20単位です!

あと24単位です!今年の後半から来年にかけて最終の「研究課題」のテーマを決めて担当教授の指導のもとに「課題研究」という4単位のいわゆるゼミに参加することとなります!
そのための担当教授はどなたが適切なのか?
そして、自分がいま考えている研究課題が実行可能なものなのか?
実際にどうやって研究を行うのか?
などのことを予習していかなければなりません。
特にニッチな映像コンテンツ制作の業界のことを考えているので、どうするのが最適なのか?がわからないまま今に至っております!

授業を通して、いろいろと伺いながら臨機応変に対応して行こうと考えています!秋以降のクオーターに関してはまだ検討中です!時期が来たら追ってここに記したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?