もし誰でも楽に死ねたら

とてもダークで重い話題ですが、考えることが多かったので書きます。
コロナ禍に入ってよりメンタルを病んでしまう人が多くなったり、生きづらい世の中になったと言っている人もいるし、私自身死にたい、でも死ぬのは怖いから安楽死できないかなと思ったこともあるので。
死にたいと考える人や実行に移す人も増える中、ある日のTwitterのトレンドに#国は安楽死を認めてくださいというハッシュタグがトレンドに入っていた。
そのハッシュタグとともに沢山の人が安楽死を望む趣旨のツイットをしていた。
安楽死が誰でもできる世の中にもしなったら、やばいと思う。
なんらかの生きづらさを抱えている人、今しんどい状況にある人、生きたいけれど周りに迷惑をかけていると心配している人などの選択肢に死が簡単に入ってしまう。
もしその人たちがごっそり死んでしまったら、「あぁ今日のお昼はカレーにしよう」ぐらいのテンションで楽に死ねるようになったら、生きづらさを抱えた人が少なくなってその人たちがもっと生きづらくなってしまう。
とりあえず生きる方向より、死を選んだ先輩が沢山いるからその人たちも死を選びやすくなる負の連鎖に陥る気がする。
その人たちがごっそりいなくなったとして、社会にどういう影響があるかはわからない。けれど多様性は失われるし、普通から一歩道を外してしまえば、とても生きづらくなる世界が誕生するだけだと思う。まあ今もそうだけど。
とても恐ろしいことだ。

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