離檀届を提出して離檀完了-私の離檀記

離檀届が書けたので、再び菩提寺に電話すると「ここ数日忙しいのでまた掛け直してください」と言われて拍子抜け。それでもまた日を改めて電話するとやっと「明日の11時に寺まで来てください」と言ってもらえました。

当日、菩提寺を訪問する前、私は「すみませんとありがとうございましたのみにして余計な事は言わない」と決めました。

そしていよいよ菩提寺を訪問する時間です。菩提寺に着くと法要を終えた人たちがちょうど出てきたところで、菩提寺は相変わらず忙しそうでした。

玄関で要件を告げると応接間に通されました。離檀届を出すと、離檀証明がいただけました。(割印した本格的な物です)離檀届を渡す時、住職は「お祖父さんは役員までしていたのに」とか、私が変わろうと思っている宗派の悪口とか言ってきましたが、私はひたすらに「すみません」と「今までありがとうございました」を繰り返すだけにしました。

最後に位牌堂にあった位牌を受け取って、ご本尊様に手を合わせて、菩提寺との関係は終わりました。

住職から離檀料の話がなかったし、「離檀する人間からなんて貰いたくないかもしれない」と思ってお布施を用意していかなかったのですが、その点はこちらのミスでそのせいで余計に住職を怒らせたというのもあるかもしれません。でも、もし用意していったとしてもあの雰囲気じゃとても渡せなかったと思います。

これにて離檀は完了しましたが、宗派を移った話も書きたいのでもう少しお付き合いください。

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