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風景(1)
人間の愚かさに消えたくなっても、
人の暖かさに生かされる。
そんな狭間を散歩してる。
実感が欲しい。
死ぬまでは生きてたい。
そのひとりよがりな欲求と
後世にバトンを美しく渡したいという
無色透明なエゴ。
ペットは飼わない
恋愛と距離を置く
子供はいらない
だって幸せにできる自信がないから。
夢を描く。
自分を磨く。
仲間を信じる。
なぜならつくりたい世界を信じてるから。
「脳ってきっと左右対称なんかじゃなくて
いびつな形をしてるんだと思う。」
散歩をやめるときって、
どんな気持ちだったっけ。
思い出そうとしても何も出てこない。
高揚するドラマチックな日々は嘘じゃないし、
淡々とした虚ろな日々も、ほんもの。
「とりあえず、おなかすいたな。」
〝なんか〟
という言葉が似合う、
そんな感じの。