乳がんとか、いわゆるキャンサーギフトとか。

2022年の検診で、うっかり見つかった乳がん。豆腐メンタルですが、内臓は新鮮フレッシュ元気そのもの、というのが売りだったのに!
まあ乳がんですからね、表在組織の部類に入るかもしれませんけど。(どうなのかな?)

そもそも。
わたくし、グラマラスボディとはかけ離れた、どちらかというとまな板系です。見つかっても、自分じゃ触ってもワカラナイ笑 1cmもない腫瘍だったので、そう簡単には分からないものかもしれませんがね。

職場の先生から、「乳がんは毎年エコーをしておけばよし!!」と毎年言われていたので、仰る通りに毎年6000円ちょい追加して乳房エコーを受けていたのです。去年までは線維腺腫が見つかってました。そして42歳となり乳がん発生!昨年との画像の比較ができたのも良かったんでしょうね。
勤務している病院で検診を受けたおかげで、異常のすぐに連絡をいただけたし、すぐに初診の予約も取れました。ありがたい。

私の場合は勤務先ですべて対応ができたことが本当にラッキーでした。お休みを取らなくても良いし、ちょっと抜けてちょっと検査に行く、なんてこともできる。会計も時間のある時にできる。感謝しかない。

医療者として知れたこと

乳がんがわかって、未知の領域の疾患について知ることになります。乳がんとは、乳がんの種類、  stage分類、治療法。医療者だからか、オタク気質だからか、とことん調べました。(自分のエコー画像を見て、HALOという言葉や、画像の不均一さとは?といったエコーの勉強までしました)個人ブログではなく、病院の公式サイトや学会のホームページが主。あとは文献。一般的な医療用語であればわかるので、グイグイ調べました。

患者として、勤務先の病院内で「患者」として接して頂いた。
これは良い経験だった。
患者として医療を受けることで、「こんなところに気をつけてくれるんだ」「こんな風に接してもらえると嬉しくなる」「この検査はこんな風にやってもらうんだ」などなど。
ちょっとした気遣い、言葉掛け、案内。
それだけで印象は変わる。
患者にならなければ、分からなかったこと。

そして、患者になったことで、がんだと言われた時にどんな気持ちになるのか、ほんの少し知ることができた。
このことで、関わる相手の全てがわかったとは思いませんが、stage1の乳がんでさえ、動揺したり、ちょっと不安になったこと。これは大きな経験=ギフトだと思っています。

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