2024.5.28(火)雨降りの紫陽花・脇役の咲く

久しぶりに雨が降るのを眺める火曜日。雨の匂いって形容し難いけれども、直感的に雨のことを分かることができるのは、きっと私の祖先が雨のことを気にして生きていてくれたからだろう。ありがたい限りです、と思いながら干した洗濯物をしっとりさせてしまうことは時たまあります。

紫陽花の季節になると目が紫陽花の淡い色達に惹きつけられてしまう、ふと歩いていて鮮やかなその色が目に飛び込んでくると立ち止まってまじまじと見てしまう。そして、他の草木花にもピントが徐々にあっていって、今の季節の自然を感じることができる。どうしてもその季節の主役であるカラーに目が取られるけど、他にもどっこい生きてる自然達をもこの目に収めて暮らしたい。

文学フリマに先週行ってきて、たくさん買った本たちを一つずつ読んでいくのが最近の楽しみ。毎日とりどりの本を鞄に入れて歩いては暇を見て取り出して読む。ふと手渡してくれた書き手の顔も会話した言葉が思い浮かぶ、これは他ではなかなかない読書体験です。たのしい。

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