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【生い立ち2】超絶カオスな島流し

こんにちは。
今日は前回の続きで
島流しされてからの時間を。

先に生い立ち1を読んでいただけるとわかりやすいです◎
前回【生い立ち1・15の家出】

https://note.com/haruga45/n/nab977d7264f5

ーーー島流し初期殴り合いーーー


有難いことに地元を出る日の最寄駅。
仲間たちがたくさん駆けつけてくれて
泣きそうになりました。
(イキって地元出たくせに出る時は寂しいもの)


東京浜松町の竹芝桟橋から船で数時間
島から高校まではバスでゆく。

そこからは普通の高校の入学式。

ことが変わったのは寮に着いてからである。
入学式が終わり、新入生全員がバスで寮に着く。

瞬間、先輩達が乗り込んできて

「てめぇら遅えーよ!先輩達待たせてんだよタラタラしてんじゃねぇ!」
ってキャリーバッグ蹴られる始末で。

緊急学年集会みたいなんが毎日開かれる

「挨拶が小さいせぇんだよぉお!!
聞こえねぇんだよ!先輩なめてんのか!」
「遠くから挨拶したって気づかねえんだよ!」

次の日
「てめぇら朝からうるせーんだよ!」
「挨拶する距離近過ぎんだよ!」

誰かが集会中に居眠りしたり姿勢が悪かったりすると全員の前に立たされる。
部屋員も連帯責任で立たされて謝るのだ。
「居眠りしてすいませんでした!」

寮から学校へ向かうバスでは
朝はバスの前に1年で行列を作って全員に頭を下げて挨拶をする。
(ヤクザかよ)

そんなこんなで始まった高校生活
さっき会ったばかりの3人で同じ部屋での超絶カオスな島暮らしがはじまる。


ーー超絶カオスな海洋高校暮らしーー

ここにはいろんなやつがいる。
中学時代ヤンキーでしたみたいなやつから
生徒会長でしたみたいなやつから
めっちゃ勉強できる超エリートから
不登校で中学行ってませんてやつから
アニメの世界しか興味ないやつから
海しか頭にないやつから…
そんな奴らが同じ屋根の下暮らすわけで。

偏差値バラバラなので
勉強でマウントとれないんだよね。
みんな個性剥き出しで、その人の人間性で人を評価する力が自然とついた。

島をひたすら探索して秘密基地つくったり。


思い出あげたらきりがないけれど

最初は俺が調子乗ってたから
先輩に絞られる絞られる
呼び出されて締め上げられる。

リンチ騒ぎもあったな

先輩の部屋巡りでいろいろやらされる

部屋員が入学して3日で恋をして失恋して夜な夜な泣く
その傍ら、もう1人の部屋員はオナニー

一番カオスだったのは
3人部屋で自分以外の2人が同じ子好きになってしまった時だ。
室内超カオス
2人から相談される俺の精神状態!
自分の部屋に戻りたくないからこっそり隣の部屋で寝たり。

夜な夜な語る、遊ぶ、怒られる。

女子なんて朝まで説教されたりしてたらしい。

誰かが恋をしたら全力で応援して、
破れたら一緒に寝る♡

部屋員とゴキブリを飼ってみる。
名前は部屋員の初恋、みずきちゃん。

みたいなカオスな日々がはじまる。
(とりあえず公に書けることが少ない笑)

学校は学校でそれなりだった。

海洋系の授業の最初は敬礼や行進の練習

たぶんズバ抜けて自由に生きてきた俺だけど
意外とこーゆーの着いてけたのは中学の部活が厳し過ぎたからだと思う笑


部活はサッカー部に入った。
中学の部活は全国目指すような勝って当たり前のチームだったけれど
高校はまず人数集めて試合に出るところからはじまるギャップ。

同級生はセーリング部や潜水部みたいな海系の部活も多かった。


休みの日はみんなで山に行ったり海に行ったり
あんまりここで話せないけど遭難したりしたなぁ。。笑

とにかくthe青春だった。


ーー修学旅行の代わりのゲロ航海ーー

海洋国際高校だったので修学旅行の代わりに航海に出る

船で東京から沖縄、サイパンをまわる。
それも台風のひどい時期に笑。


全員が班分けされ交代で操縦し船を進める。

もうまじでこれが青春ど真ん中なのだ。

ほんとーーにしんどいんだけど
仲間がここまで船を進めたのに自分がゲロ吐いいてぶっ倒れるわけにはいかないのだ

ゲロを吐きそうな口を片手で抑え
片手は海図と睨めっこ、船の速さや進む方向を計算する。
でもシャキっとしてないと船員にキレられて生徒全員が怒られる。

ゲロ吐かれると掃除がめんどくさいので
エチケット袋はシェアする笑。
ゲロ回数が多いので洗ってまた使う笑。
吐きそうな仕草をしたは同じ班の女子が手をだしてくれた時はこの世の終わりかと思った。

ゲロを吐きにトイレにいくと
先客が便器にくたばっている。
一つの洋式便器を何人かで抱え込む。

吐きたくても吐けない友達の口に手突っ込んで吐かせる(その後の飲み会で役に立つスキル)

船の中の教室にはみんなの名前とゲロの数が「正の字」で書いてあるんだけど、100とか越えると数えなくなってくる。

(これ、どーゆー高校生だよ笑)

航海の前に仲間や先輩からはこの手の選別品が渡される。
ゲロをここまで突き詰めた高校生いる?笑

何日も陸がみえない跡、陸が見えたら抱き合ったりする
(コロンブスごっこ?)

この酔いをとめられるなら小指落としていいとか本気で考える。
死んだ方がましとかリアルに思う。

でも上陸した沖縄やサイパンで楽しんだり
夜に太平洋ど真ん中で360度水平線の真ん中で
ガチプラネタリウム観たりしてギリギリ心を保つ。
プラネタリウムより星がみえるのだ。
たぶんあれ以上の星空はこの先あるのだろうか。



ーーー自由を求めた高校時代ーーー


そんな高校生活なのでストレスもたまる
自由ととことん向き合う日々。

履き違えた自由と向き合う日々。

文化祭へぼい
運動会の代わりにボートレース


夜に寮を抜け出して
屋上で星空みながらバーナーでカップラーメン食べたり恋バナしたり
とにかく青春真っ只中。

(ちなみにこれはバレて大問題になり自宅謹慎になった)

監視カメラのスイッチや位置なんてものが共有されてたりする。


とにかく指導と自宅謹慎が多かった笑

その都度、退学とかで仲間が減ったりする
本気で全員で卒業したいってこんなに思うことあるのかって。

仲間のタバコ隠したり、
みんなで俺が悪い、こいつを退学させんなって叫んだり。
(頭悪そうなエピソード)

○○が留年しそうや!
次テストで赤点取ったらおわりや!
ってみんなで夜な夜な勉強教えたり


自由を履き違えていたこともあったけど
それなりに当時は本気で生きていて
それを繰り返すうちに自由と自立と責任について身をもって学んだ


意味ないと思うルールは変えたり
嫌なルールだけど作ったり
仲間をルールで裁くこともある

夏休みに学校が閉まり地元へ帰ると
とある場所に秘密基地をつくって仲間と一夏を過ごしたりした。
ZONEのsecret baseを本気で聞いた笑

これ、ここではこれぐらいしか書けないけどめちゃくちゃ楽しかった。


いろいろあったけれど
学校生活も、地元やその他での生活も

【本当の自由】【ルール】【仲間】
ここら辺のことはとことん向かい合った気がする。
結局僕らは自由を手に入れる力がなかった。

自由・夢・恋・性・セックス・諍い・仲間・海空山・裏切り・出逢い別れ、生、死

そんなthe青春ワードが散らかっていた

何より1番学んだのは
人との関わり方
これに関しては結構極めた自負がある。
ちょうどいい距離の測り方取り方がわかって
みんなと好きでいられる点で留めて置けるようなった。


ーーーでも嫌になり旅に出たーーー

長くなってしまったので次回に書くけれど
こんなキラキラした学校生活の中で
悩みに病み、旅に出た

退学届を先生に渡したら
「お前は辞めさせない、これは俺が預かる」
ってハンコ押してもらえなかった。

けど、無理矢理旅に出た。

続きはvol3で。



ーーーあとがきーーー

もう文章長いのは許して笑

こっから先が人生の本題にはいりはじめる。

なんでこんなに厨二病なんだろうって恥ずかしいけど

俺なりに、その時その時を真っ直ぐ生きてきたつもりで、いや誇りで。

それなりに過ちはたくさん犯したし
人を傷つけた。自分も辛かった。
でも曲がったことが本当に嫌いで
履き違えて過ちは犯したけれど、
芯は真っ当に生きてきたつもりなんだ。

って、日記に書いてあった。笑

承認欲求の塊なので
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↓次回【生い立ち3・旅のはじまり】↓

https://note.com/haruga45/n/nd2d21e11c325

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