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バッドサイクルを回避する〜ママのイライラを事象別に見てみる〜

「ああ〜もぉー!!ちょっともう〜!! あ、コラーMoooooo」
あなたが牛になる時は、どんな時でしょうか。

私の場合、

・部屋が散らかっている
・時間に追われている(出かける前、就寝前、仕事の締切前など)
・寝不足
・空腹
・生理前

ツラツラと怒りポイントの環境を書いてみると、バッドサイクルじゃない時の方が少なくない?という事実w 窮屈な思考ですねぇ。

バッドサイクルとは、マサチューセッツ工科大学教授のダニエル・キム氏が提唱した「組織の成功循環モデル」のことだそうです。

https://www.gaiasystem.co.jp/human/grossary/koujyunnkannakujyunnkann/


組織を成功に導く「見えないチカラ(質)」を高めるためにはグッドサイクルに身を置かなくてはなりません。それの反対が、バッドサイクルなのですが、子育てにおいてもこの言葉使えるんじゃないかなと思いまして、バッド領域に踏み込むとそこはもう地雷の仕掛けだらけ。

なんちゅーか、大人の社会通念や大人の都合で子どもたちに接してしまうと、自分、何回爆死したらええねん、てツッコミたくなるくらい、ブチ切れトラップがあり、子どもたちは自分の鏡ですから、すぐにママのイライラをキャッチして心が不安定になり、私の気を引こうと、ますます問題行動に繋がるという、見事な負のスパイラルになりますね。

成果が上がらない(結果の質)→対立、押し付け、他責、命令(関係の質)→面白くない、受身で聴くだけ、自分で考えず、指示命令待ち(思考の質)→自発的、積極的に行動しない(行動の質)→関係が更に悪化する(関係の質)

これを例えば、超短期目標として「子どもたちだけで部屋をキレイに片付ける」に置いたとします。上記の矢印に沿って分解してみると、

部屋がおもちゃや洋服で散らかり歩くスペースもない(結果の質)→これは私のじゃないし。私は散らかしてない、これは片すべきは姉ちゃんだろ、弟だろ(関係の質)→命令されるのは嫌、面白くないことはやりたくない、どこにしまえばいいか分かんないめんどくさい(思考の質)→このおもちゃ、まだ出てるけど知〜らない。自分じゃないし。一応、床歩けるし。(行動の質)→そんな中途半端な掃除は、掃除ではない。そんな態度ならおもちゃも服も捨てます。自動でおもちゃが手に入ると思うなよ、サンタさんは、もう来ません。(関係の質)→そして子どもたちワンワン泣いて部屋は片付かない(結果の質アゲイン)

はい、最後のママのセリフとか完全に毒親ですね。チーン。

グッドサイクルに導くために7つの習慣の出番なのですが、未熟な私は、まだ自分のミッションステートメントが分からない。
原則中心に生きたら、こんな風景は我が家からなくなるはずなのですが、まだ7つの習慣を、きちんと読み込むことができておらず、理解ができていないんですね〜。だって、ぶっちゃけコヴィー先生難しくない?エピソード多めで、ここ日本やし。そんなシーン私ないし。とかいちいち突っ込んで何の話をされてたのか忘れちゃうんですよね。そんでまた数ページ戻る、みたいな。進まね〜なぁオイ。ミッションステートメントを作ること、これは私においてもっとも緊急でもっとも重要(第一領域)だから早く取りかからなくちゃいけないんですが、今はまだ、スタート地点です。3週間前から朝活で、4:30起きを続けて何とか咀嚼しようともがいている状況です。

「ミッションステートメント=私の憲法」って難しく考えてしまうから、なかなかできないのだというのも分かっています。出来た後に何度も編集したらいいし、人生において吟味し続けていけばいいのだからとりあえずつくればいいのですが、まあしっくりいかないわけです。

子育ては待ってくれないので、私の噴火防止を目的とし、とりあえず仕組みを変えてみます。モチベーションや努力では、人は動かない。私も続かないのですね。諦めて自分が動くのが一番早いのですが、それでは永遠に召使いの座です。お家は安全地帯であると同時に、家族の共同生活の場。そして家族全員が主体的に生きていく力をつける訓練の場です。

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目指せグッドサイクル!お片付け編:

1)子どもたちに1つずつ箱を与えてなんでも放り込み箱を設置。おもちゃでも服でも作品でも、夕飯前に何でもポイポイタイムを作ります。溢れたら、捨てると約束します。8歳姉はちゃんと元あった場所に戻しています。4歳弟もさすがにそうなる前には大切なものは元の場所にしまっている様子。1歳妹は、姉兄でやってあげています。
問題は、お友達来た後に、エライこっちゃのブチまけられたおもちゃとか、なんか知らぬ間にべちゃっとおやつが付いてたりが困るんですよね。小さい子を持つママたちが片付けてはくれるんですが、ベビーズたちの散らかすスピードが早すぎて、これではママさんたち永遠に帰れないので、「もういいよいいよ〜」って帰してしまうんです。長女は、「私が呼んだ客ではない。おもちゃを貸してあげた立場なのに。それも私が片付けるのか。」と不満で、私にもっともらしく、抗議します。それはさ、さすがにおかんがやるからさ。許して。

2)片付けのゴール設定は低めに。床が歩けるようにする、お客さんが来たら即座に隠せるようにまとめておく、にする等。

3)そもそもモノ、多すぎ。知育に良さそう、今日は安いからストックにコレも買っちゃおう、楽天スーパーセールだ、ポチ、という私の買い物の仕方をずいぶん前から改めました。モノに頼ると、心の豊かさが目減りしていくこともあるのですね。買い物も、主体的に〜!!

というわけで、課題多しのママですが、私は最近お片づけスキルを上げたくて、お片づけプロのライフオーガナイザーという養成講座に興味があります。ネット上に数多く存在する片づけ学習の講座の中で、これがいいなと思った理由としては、小手先の整理スキルだけでなく思考の整理に重きをおいているから。あと、オンラインで受講できるから。リサーチ時間も取れずあんまり吟味できてませんが。この資格、勉強したらどんな良き循環が得られるんでしょうか。ワクワク。実践者いらしたら、聞いてみたいところです。

https://jalo.jp/

でもきっと、「本質はそこじゃないんだろう、もし思考の整理ということなら、答えは全て7つの習慣にある」という夫のツッコミも想像します。

しかしですね、家が狭くなる原因の一端は、夫がしっかり占領してくれるからなんですよ、と言いたいw 大量のデザイン書、書籍、出かける度にどっかからもらってくる大量のチラシ、ゴッツイ機材、謎のカメラパーツ、梱包開けっ放しのダンボール。たまに夫の車を借りようもんなら車の中は、空っぽのペットボトルがわんさか出てくるとかホラーです。
しかしですね、だらしない人ではないんです。10年近く一緒にいて分かってきましたが、特性だと思います。ADHD気質の夫との暮らしは、またちょっとマインドも対処法も違うので、ここに関しては、いつも夫婦で認識の擦り合わせに時間とエネルギーを要します。まあ、とにかく一番手が掛かるわけですが、子どもがいっぱいいる核家族って、破壊力ハンパないっす。やっと掃除終わったー!と振り返ったら、本棚から本が全部なぎ倒されてるとかね。本のカバーはとりあえず全部むしり取るのが一番下のブームのようです。泣 もはや、カバーは最初から諦めようかと。でも、これも成長の過程で必要な行動なんでしょうか。母はぐっと、こらえるのです。そして爆発するのです。(ダメじゃんね)

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とりあえず帰って来たら、夫に資格のこと話してみよーっと。

時間編、生理編については、私の工夫と奮闘日記としてまた次回書いてみたいと思います。お読みくださり、ありがとうございました。





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