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「癌」になって、感じたこと①

 人生初の入院をしました。
 期間は1月7日~19日、2月4日~12日の合計22日
 私が入院した病院は甲南医療センターです。
 なぜこの病院にしたかと言うと自宅と会社の中間地点であり自宅から近い病院だと母が心配して毎日様子を見に来る気がしたからです。
 日常生活と病院の行き来をすると、思いのほか体力を使います。以前母が入院した時、病院に通った時にそう思いました。70過ぎている母にそこまでしてもらうのは申し訳なく…母は優しく、頑張り屋ですぐに無理をする。母には私のことよりもっと自分を大事にしてもらいたいと思いあえて自宅近くの病院を選びませんでした。
 紹介状を書いてもらうとき、職場付近で女性疾病や癌治療に強い病院はないかと聞いたところ甲南医療センターを紹介してもらいました。
 もし問題のある病院であればセカンドオピニオンで違う病院を探すことにすればいいし、紹介してもらった病院が問題なければそのままその病院で治療を始めようと思いました。
 初めて甲南医療センターを行った時は巡回バスがあることに気が付かなかったため、登山レベルの坂を汗だくになりながら登りました。
 頂上に着いたときは何とも言えない達成感!!!
 頂上から見える景観は爽快で神戸の街と海が一望できこれから病気と闘わないといけないというマイナスな感情がすこし和らぎました。
 初診の2023年は12月でも暖かかったため紅葉も楽しみつつ、これから上る坂以上の苦難が私には待っている、この坂を上るりきることは私が病気と闘う第一歩だ。と謎の使命感をもって坂を登りました。

 私が入院した病院は甲南医療センターです。
 なぜこの病院にしたかと言うと理由の一つは自宅と会社の中間地点であり自宅から近い病院だと母が心配して毎日様子を見に来る気がしたからです。
 日常生活と病院の行き来をすると、思いのほか体力を使います。以前母が入院した時、病院に通った時にそう思いました。70過ぎている母にそこまでしてもらうのは申し訳なく…母は優しく、頑張り屋ですぐに無理をする。母には私のことよりもっと自分を大事にしてもらいたいと思いあえて自宅近くの病院を選びませんでした。
 紹介状を書いてもらうとき、職場付近で女性疾病や癌治療に強い病院はないかと聞いたところ甲南医療センターを紹介してもらいました。
 もし問題のある病院であればセカンドオピニオンで違う病院を探すことにすればいいし、紹介してもらった病院が問題なければそのままその病院で治療を始めようと思いました。

 初めて甲南医療センターを行った時は巡回バスがあることに気が付かなかったため、登山レベルの坂を汗だくになりながら登りました。
 頂上に着いたときは何とも言えない達成感!!!
 頂上から見える景観は爽快で神戸の街と海が一望できこれから病気と闘わないといけないというマイナスな感情がすこし和らぎました。
 初診の2023年は12月でも暖かかったため紅葉も楽しみつつ、これから上る坂以上の苦難が私には待っている、この坂を上るりきることは私が病気と闘う第一歩だ。と謎の使命感をもって坂を登りました。

 癌と告知されてから入院までの1か月はあっという間で仕事と体調管理、入院のための検査や採血、診察、自己血採血等で本当に忙しかった。
 お客様にご迷惑にならないように12月までになんとか全部終わらせなければと奮闘した日々は今の会社に勤めて一番忙しかった月かもしれません。
 そのため、癌の不安は日々の忙しさで不安を感じる暇はありませんでした。
 1月はいよいよ入院。入院までは健康管理と食事をしっかりとったことによりやや体重が増えました。(2キロくらい)

 話は少し戻りますが、甲南医療センターに決めた理由とセカンドオピニオンを使わなかった理由等を少し書こうと思います。
 初診を受けた時の先生の合理的な説明と今後のスケジュール、私の質問に対して的確に回答してくれました。また苦手な採血やその他の検査や各担当のお医者様や看護師さんの対応がとても良かったからです。
 初めて入院するので比較対象がないのですが、自分自身が問題ないと感じ、ここなら安心して入院していいと思いました。
 私は血を見るとふらっと貧血になってしまうくら血が苦手です。なので採決の時は必ずベットでお願いしています。私のカルテに血が苦手ということも書いてもらっているためいつもスムーズにベットに案内してもらえました。採血も看護師さんが優しく、注射が得意な人は少ないですよ。大丈夫ですよ。と毎回丁寧で、注射も丁寧にして下さっているのか痛みも小さく何回も採血しないといけない身としてはとても助かりました。
 (先生、看護師さん、本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。)
 癌患者にとって病院選びは大事だと思います。私はとてもいい先生が担当して下さったと思っています。
 なのでセカンドオピニオンは必要ないなと。
 世の中には沢山の書籍がありYouTubeやSNSで情報が溢れかえっています。癌になった時、友人や知人に伝えたところ、自由診療であれば抗がん剤治療いらないかもしれない。や他にも様々な治療方法があるのではないかと言われました。書籍も少し読んでみました。ただ、私にはそんな時間もお金もないなと。
 12月に告知され1月に手術が最短のスケジュールです。もしほかの治療方法を探してセカンドオピニオンを探して、、、その間にも癌は進行します。
 自由診療をうけるにしてもお金がかかります。仕事も中途半端に進めなければなりません。仕事をしながら数多ある癌治療方法を調べて紹介状もらって、病院に行って、、、満足するまで繰り返すのか?
 私は早く癌を取り除きたいというのが一番の思いでした。早く治療して早く完治させたい。
 いちから色々調べて何か行動するの気持ちは起きませんでした。
 それに本を読めば読むほど怖くなってきました。標準治療を批判的に書いている書籍もあり、その著者や裏付けまで調べるのなんて、、、正直そんなやる気は一切おきませんでした。
 標準治療は科学的根拠や裏付け、最良の治療である方法です。
 個人的には標準治療でいいと思っています。
 標準治療で効果がなかったり、原発不明の癌とかであれば自由診療やセカンドオピニオンを探すでも遅くはないと思います。
 抗がん剤治療についてはまだ年齢的に若いですし体力もあるほうです。癌患者のブログ等を見るとみなさん何とか乗り越えていらっしゃいます。
 私も乗り越えれるはず、、、

 今後のこと。
 癌治療がうまく行ったとしても、今後の仕事が不安です。正直不安しかありません。動ける日は一生懸命動こうと思いますがどれくらい出来るのか…
 自分にできることをやるしかないです。
 腹をくくってがんばるしかない。
 抗がん剤治療の点滴をうけた1週間は体が動きません。そのため私が仕事ができる日は3週間。手術で体力が落ち、抗がん剤治療を受けているため現在さらに体力が落ちています。
 1日に活動できる時間は1日1アポ、点滴をうってから3週間目で1日2アポくらがいいだろうと思っています。
 今週(2月13日~16日)の4日間午後からすこしリハビリがてら動いていました。どれくらい仕事できるかなと思い。
 午後から夕方または夜ごはんまで。
 何とか動けました。ただ、家に着くとへとへとになり布団に倒れこみます。
 手術前は朝市から24時くらいまで仕事をしていてもこんなにへとへとにならなかったのに。
 それほど体力がおちているのだなと。
 翌日16日(土)頭痛と疲れで1日寝ていました。
 上手く自分の体調をコントロールしながら抗がん剤治療をすすめないといけないなと改めて思いました。
 そこまでして仕事しないといけないの?と思われるかもしれませんが、
 完全歩合制(フルコミッション)のためご契約できなければいずれお給料がゼロになります。
 とは言え、まだそのフェーズにはなっていないので今できることを一生懸命やるだけです。 
 きっといいご縁が見つかるはずです。


 
 

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