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6歳児と観るアイカツプラネット!第21話

なんだか感想を書きたくないなぁと腰が重くなっていました。

なぜなら21話は、終わりの近さを感じるような詰め込み具合だったからです。

足りない。足りないよ尺が‥‥。

プラネットプリンセスの予選と本戦で、本当だったら何週でも引っ張れそうな中身なのに大渋滞。

足りないよ!展開に追いつける感情を受け止める余裕も足りない‥‥。

どうして私は石油王じゃないんだ?

じゃぶじゃぶとマネーを使ってアイカツプラネット!を支えられない自分の不甲斐なさ。

いや、石油王ならスポンサーになれたはず。枠を買えたはず。どうして私は石油王じゃないんだ。どうして‥‥。


初めからこの速度で走るつもりだったんでしょうから、今更何を言っても仕方がありません。

己のできる限り作品を愛し追いかけるしかありません。

母はこれからだって100話以上追いかける気力はあるのに、何度考えても辛くなってしまいました。ウルトラヒーロー作品で2クールの別れの悲しみと詰め込みは訓練されてきたはずなのに、この先が読めないアイカツプラネット!の行き先‥‥。

アイカツ出来ない今、この気をどうにか鎮めようと、娘の就寝後はアイカツプラネット!ステーションをとにかく観ています。みんな可愛いなぁ。可愛いなぁ。再生回数とグットボタンな。グッドボタンもっとほしい!

あっ、娘は元気です!!!!!



気を取り直して第21話、「ふたりのプラネット☆」

もっと丁寧にふたりの想いを描いてほしかったなぁという本音のある、ルリとハナのバトルステージ。てっきりそれだけで1話あるかなと思ってました。


前回一戦を交え、ビートとルリは更に深まったふたりの仲を感じさせる控室。


そして準決勝ハナとルリのステージ、登場の仕方がジャニーズ(あくまでもイメージ)とかマイケル・ジャクソンみたいな?マイケルもあんなに飛べない?プラネット!の空間ならではですね。
そして登場時のファンの熱のある歓声。

叶うなら自分もここで歓声を発する観客でいたかった。何を歌うか親子でわくわくしていました。


「『Magical Door』だぁ!」と思わず娘も叫ぶ。
ハナの声にめちゃくちゃ合う。というか伊達花彩さんの表現力の幅の広さに毎回驚かされる!この楽曲チョイスは嬉しいサプライズです。
駆け足すぎて余韻と興奮を消化できず、ずるずると引きずりながら実写パートへ。

愛弓と明咲の夫婦漫才が見たくなるような息ぴったりのコンビネーション。好き。
るりと梅小路響子先輩のコンビとはまた違う凸凹具合です。好き。
椅子のキャスターでグーンと移動するところ、まじ陽明咲だな!好きすぎる動きです。


タラちゃんイクラちゃん、そして走る効果音の似合う14歳杏ちゃん。

アイプラフォンを投げるとは予想外、杏ちゃんの凶気をもっと感じたいと思ったのは私だけじゃないはず。もっとトンチキ凶気の可愛さで魅了して!好きです!

マイケル・ジャクソン並みのポージングでキャッチするのも、まじ陽明咲だな!モーションの一つ一つがまじ陽明咲だな!って感じます。ありがとうございますアイカツプラネット!


ドレシアップ、進化するとは本当に‥‥だってこれ2期とかあるなら新しい展開として出すような要素じゃない?って思っちゃったり。ドレスそのまんまなのはキャラもの好きな母としては複雑な心境です。ドレスは素晴らしいし設定も素晴らしいのに‥‥。

ざわざわする母を他所に、娘は「すごい〜!顔が無いのはどうして?」とキャッキャしてました。

主人「いきなりエヴァンゲリオンだな!」ちょっとよくわからなかった‥‥。

情緒が不安定なヲタクは私だけか?意外と我が家はすんなり受け入れていました。

この二人だからこそ、さらなる高みに行けるのは納得できました。アイドルとしての格が違うのも。アイカツへの想いも。

しかしステージ曲が『ココロノトモ』とは予想外、ローズとキューピットの関係にもうまくマッチする歌ではあると思うのですが。二人の声質にもとても合っている!

これには娘も、ん?ハナとシオリの歌じゃないの?と最初はリアクションをするも、ドレシアップでそれどころじゃないです。驚きの連続。アイカツのショップ等でお見かけする先輩方はたまに翼を着けているので、そうかこれは伝統なのか?!と母は納得しました。


謎なのがアニメパートでもドラマパートでもドレシアップを知ってるかのようにみんなが受入れていて驚き。みんな知ってるのか!えっ、知らないの私だけですか?置いていかないで‥‥。

こういった展開を見ていて感じるのは、自分、アニメを見ずに育ったのでアニメの見方がわからないのかもしれません。日本人として身につけておかなければならないスキルなのに、文化への知識も経験も浅い。子どもともっと楽しむためにも、文脈をどう追えばいいのか勉強しなくてはなりませんね。


さてさて、今回のタイトル『ふたりのプラネット☆』ですがこの『ふたり』が指すのは予告の時点ではキューピットとローズのことかと思っていました。


しかし、愛弓に「ユニットで」って言われたときの本当に嬉しそうな杏ちゃん(永久保存版の可愛さ)を観ると、キューピットとアンの『ふたり』に全部持っていかれたような。

ラストの明咲と舞桜のアイコンタクトを観ると、決勝戦のステージに向けた『ふたり』の関係性に胸が熱くなります。いつの間にか距離が縮まって通じ合っていたふたりですね。天才にしかわかりあえない、誰にも割り込めないような繋がり。


どの『ふたり』の関係性も好きです。

そしてそんな『ふたり』の関係性をぐるりと巡るようなスキルが次回データカードダス第4弾のCPスイングに!待望のSTARRY☆PLANET衣装!そうそう、番組当初から気になっていたこの実写衣装のリボンはMELTY HOUSEなんですよね。スイングになったらメルリになるのか〜そりゃそうだな〜と納得しました。この衣装プロデュースしたのるりちゃんって設定だったらもっと楽しい。第4弾も本当に楽しみです!


あと、最近の番組内でバンクが削られているのが気になりました。子どもはあまり気づいていないようですが。

ミラーインで実写から2次元へ、スタートドレスからドレシアの力を借りてCGへ、と二段回踏んでバンクがあることで現実との境界がぼやける役割、プラネット世界との一体化を果たしていると思いますので、毎回同じだとしても毎回観たいんですよね〜。ゲームでもキーになる部分でもあるし、高まるし、バンクはあの世界たちを繋いでいると思うのですが。いつかバンクをカットしない完全版で視聴したいなぁ。Blu-rayでどうでしょうかね?バンダイナムコピクチャーズさん??お願いします!

そういったバンクのカットを含めて、番組の展開が詰め込みすぎたと感じてしまうのは自分の歳と娘世代とのギャップも感じます。

今の世代の子ってYouTubeの数分の尺が当たり前で、数分の間に展開から結果までぱっと把握できるのがスタンダードなのでしょうね。読み解く間は不要。噛みしめることが好きな親とは大違い。

ウルトラマンとしては久しぶりにヒットした『ウルトラマンZ』も、1回の情報量がすごくて毎回が劇場版のような作りをしていたので、豪華だなぁ贅沢だなぁと思っていましたが、今の子へ向けたエンタメ作品としては正しい詰め込み具合だったのかもと最後にわかったのです。

数回しか観たことないのですが同じく子ども向けの『ミュークルドリーミー』も数秒ごとにギャグを挟んだり次の展開が起きたり。

この目まぐるしいほどの展開で、行間を読んだり背景を想像したりする間もなくていいのか?と親目線では心配もあります。

しかし今時の子どもたちにはこれが丁度いいのでしょうね。伝わる子には伝わる伏線は用意されているし、与えられる大量の情報から視聴後にわかる気づきがあるかもしれないし。


次への期待と不安がありますが、次回も楽しみです。

お願いだから来週も再来週も永久に続いてください!!!!!!!


子どものアイカツプレイ代に消えるでしょう。ご覧下さりありがとうございます。