見出し画像

もやもやの正体は「40歳の壁」だった

3年前に業務内容が変わり、
緊張感を強いられることが増えた。
加えて、年次を重ねるにつれてミスなく仕上げることを期待されるプレッシャー。
「いつも正確で助かる」と褒められるたび、
嬉しいけれどミスできない、
とそれもまた緊張感を増すことにもなった。

この1年で、
そこにもやもやした気持ちが加わった。
会社に行くのがおっくうだなと思いながら、
行けば行ったで多少なりとも頼られて、
役に立てているんだからと気持ちを立て直す。

でも、あと20年近く、
ここでこのまま働いていくんだろうか。。

YouTubeやネット記事を読みあさり、
Voicyを聴きあさって、
自分は何が好きなのか、何をしたいのか、
何ができるのか。

ぐるぐると考える。

先日出合った本のなかで、
このもやもやした気持ちに名前を付けてもらった。
尾石晴さんの『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』。
この本を手に取った理由は単純で、
自分が40歳目前だから。

「40歳の壁」ってなに?

「まだ、これからの道を選びなおすことができるかも」という期待と、
「選んで失敗すると積み上げてきたものが消えてしまうのでは」という
不安が入り交じる分岐点。
そこに立ちはだかるのが「40歳の壁」です。

『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』P22

あぁ、これだ、と思う。
わたしはいま、「40歳の壁」の前で、
右往左往してるんだ。

単純ながら、つかみどころのなかった気持ちに名前が付くだけで、少し目の前が開けた気がする。いや、何も変わってはないのだけれど。

いやいや、現状は変わってなくても、気持ちは変わった。
名前が付いたなら、スルッと越えるための戦略作りをしてみたらいいんじゃないか。
ちょっと前向きな気持ちにもなってきた。

本書にはこんなことも書いてあった。

自分業を組み立てるときのハードルは「何をしたいのか、できるのか、わからない」です。自分が分からないことは、他人には絶対分かりません。
その「わからない」を乗り越えていくのに、アウトプットは最適なのです。

『40歳の壁をスルッと越える人生戦略』P101

他人には絶対分からない。
それはそうだ。
わたしが何をしたくて、
何ができるかなんて自分にしかわからない。

自分の中から見つけないといけないのだ。
言われたら当たり前のようだけど、
一人でぐるぐるしているときは気づかなかった。

それに気づけたことも、小さな変化の積み重ね。

ということで、アウトプットの場として始めた note です。
スルッと壁を乗り越えるために、もがいてみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?