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生命の終わりとは クリスマスの朝に1

昨日の生死感の話を書いて今日、さっそく人の死を目にしました。

健康診断に行くべく、久しぶりに駅に向かっていたところ、大きめの交差点の付近でなにやらトラックやら救急車が停車している様子が見えた。

手前に大型トラックの運転手であろうユニフォームを着た20代くらいの青年(長髪で縁石に座ってうつむいて電話していたので顔は見えず。)

更に近づくと救急隊員の足元にはブルーシートが……
どう見ても人の形……
そう、そこには死体があるのであろう。
その少し先には目撃者らしき青年と道には血痕と何かが……
健康診断のために何も食べていなかったのでセーフ。

まさかの人身事故だった。
水難事故で大きな川のほとりにブルーシートが敷かれていたのを遠くから見つけた時以来のブルーシート。
その距離1.5mくらいか。
警察が来る前だったので、現場検証のためにしばらくそのまま保管されていたところなのだろう。
信号が変わって歩き始める頃にはパトカーの音がしていた。

ちなみにブルーシートを見た時、最初はそれが人間にかぶせられているなんて想像もせずに見ました。
お葬式とかでもそうですが、死体は死体なのだな、と感じています。
生命を失った器。
穏やかな太陽の光を浴びて、ブルーシートは静かにそこに佇んでいた。

クリスマスの朝に人生が終わった人、人の人生を終了してしまった人、それを目撃してしまった人……私は目撃者を目撃してしまった人。
その後、電車も人身事故で遅延しており、到着までだいぶかかりそうなためこちらを書いております。

健康診断は予約の時間に遅れても大丈夫とのこと。
気長に向います。

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