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#1 上司はお客様

サラリーマンなら誰しも、日々の仕事の中で上司から指示をもらうだろう。資料印刷や物の片づけなどの"単純な仕事"からリサーチや資料作成といった"少し頭を使う仕事"まで、その内容は様々だ。

日々指示をもらう中で、時には「なぜ自分がやる必要があるのか」と不満に思うこともあるだろう。しかし、サラリーマンは上司がお客様と捉えて指示に従うべきだと思う。理由は上司からの評価自分の精神状態の2点でメリットがあるからだ。

まず上司からの評価について、人は自分と同じ考えを持つ人に仲間意識を持つ。そのため、自分の指示に背く人より自分の指示に従順な人を評価する。

ただし、1点注意したいことは、上司の言いなりになってはいけないことだ。上司の指示の背景/目的を考え、もっと良い方法があれば、それを提案すべきである。上司は自分の考えを深く理解してくれたことに好感を持ち、さらに評価が上がるだろう。

次に自分の精神状態について、「なぜ自分がやる必要があるのか」と思い悩むとき、ストレスがたまる。そこでいっそのこと、「会社という組織だから仕方がない」と上司の指示に従えば悩む必要はなくなる。

会社という組織構造の中では縦の関係が発生する。この事実を受け入れ、上司の指示に従うことが、仕方がないという一種の諦めのような心の拠り所に繋がり、精神的に楽になる。

以上より、サラリーマンにとって、"上司はお客様"と捉えることが大切である。もちろん、辛い時は部署異動や転職を検討するべきであるが、まずは深く考えずに上司の指示に従ってみるのも悪くないだろう。

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