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「はやく」より「ゆっくり」

何かしらする時、なるべく質をあげることはもちろん、効率をよく進めるということも割と自然と考える。
で、時間に関してはやくはやくと急ぐことはするけど、逆にゆっくりゆっくりと向き合うことについては考えなかったりするなと。

時間をかければいいものができるとは思わないけど、やっていることや見ていることの時間を伸ばすだけで、新しい発見がボロボロ出てくることもある。
それはむしろ「やる時間」ではなく「やらない時間」の確保である。
そうやって暇な時間を作ると自然と姿勢と思考が変化する。
暇というのはある意味怖いものだったりするけど、ずーっと忙しくしていると落ちている宝物に気づかず蹴散らしてしまうこともある。

一度勇気を出して、無に立ち向かう、いや無とただ一緒に過ごす。
意識的にゆっくりと無と過ごす。
そうすると、無を勝手に自分の中のものとくっつけ始めたりする。
もはや、その無意識に出てくる新しい視点に驚くことさえある。

質を上げることや、効率を上げることと同時に、ゆっくりそれと過ごす時間を作ることも考えた方が良いと思う。
それが結果的に質と効率にもつながる。
自分は思っている以上にいつもせっかちで、焦りすぎなのかもしれない。

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