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現実と虚構

「人は見たいものしか見ない」と言われたりするが、そもそも見れるものしか見れないとも言える。
つまり自分が捉えている現実は、自分のこれまでの体験や知識なんかを元に作り上げたものであり、それって他者にとっては1つの虚構に過ぎないのではないだろうか。

逆に虚構というと偽物や嘘みたいなイメージがあるが、例えばゲームの中の世界が1つの虚構だとすると、その中で私たちは考えたり、選択したりするわけですから、現実の住民がそこで活動することによって虚構の中に現実が生まれているんじゃないだろうか。

そう考えると現実と虚構ってそんなに違わないというか、どちらかにパキッと境界線を引いて別れているものじゃなくて、現実の中には虚構はあるし、虚構の中のには現実があるんだろうなと。

現実って何か面白くない、つまらないものだと見られがちですが、そんなこともない。
虚構は現実の要素でできているのだから、その構成要素である現実が面白くないわけはない。

逆に虚構はどちらかというと魅力的な世界と思われがちですが、虚構に現実の要素がなければそもそも人は虚構を認知することはできない。
現実を知らなければそもそも虚構も生まれない。

そうなると何で現実って面白くない思ってしまうのだろうか。
何で虚構は面白く思えるのだろうか。
答えよりも式が気になる。

こんなよくわからんことを考えることは楽しい。
また適当に考えて適当な式を作ってみよう。

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