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今日の音楽2021.3.9

先月買った鈴木慶一さんのMOTHERのリアレンジアルバムがお気に入りだ。




ゲームファンにとっては、鈴木慶一さんといえばMOTEHRだろう。

MOTHERの曲はゲームをやったことのない人も多分一度ぐらいは聞いたことがあるだろうし、聞いたらきっと忘れられない何かを感じると思う。

私の場合はスマブラDXのステージ「オネット」の曲が最初だった。

当時は小学生で、原作ゲームもまだ知らなかった。

64では最強の一角だったネスのホームステージで流れたのは、「BEIN’S FRIENDS」のアレンジ。

のちにMOTHER3の音楽を手がけることになる酒井省吾さんのアレンジは、原曲の明るさを保ちつつさりげなくエイトメロディーズを入れていたり、つなぎにバトルエンカウント音のような音も入っていて、原作のリスペクトに溢れている。それに気づいた時は、二重に感動した。

スマブラで何かの拍子で裏曲の「POLLYANNA」が流れた時は、びっくりしたと同時に感動した。聞いていると自然に前を向いて歩き出したくなる、まるで福音のような曲だなぁと思った。


このアルバムの鈴木さんのボーカル版「POLLYANNA」は、コーラスなどにMOTHERのサントラ当時の趣を出しつつ、後半はちょっぴりMOTHER2のムーンサイドみたいなサイケな空気が混ざってて、暖かい空気の中で飲むジンジャーエールみたいな、ピリッとした感じを持っている。



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