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「プロテインにも種類があるんだよ」って話

「プロテイン」に興味関心を持ち始めた人向けの話。

大前提として「プロテイン」とは
筋肉ムキムキになるための飲み物ではなく
「タンパク質」を英語で「プロテイン」という
まずこの基本を理解しよう。

すなわち、
なにも「プロテイン」という飲み物を飲まずとも
世間にある食品からでも
十分に同様の栄養素を取ることは可能である。

しかしながらタンパク質には
満腹感を満たす性質があるため
1日に必要な量をすべて食材から取ろうとしても
なかなか難しい問題がある。

そこでフォローできる役割を果たすのが
これら「プロテイン」という飲み物である。

一言でプロテインと言っても
「どの食材由来のタンパク質なのか?」
という点で、いくつか種類が存在する。

チーズやヨーグルトを固める成分「カゼインプロテイン」
ヨーグルトの上に浮くあの液体「ホエイ(乳清)プロテイン」
大豆を由来とする「ソイプロテイン」

この他にも「ミルクプロテイン」などなど
色々な言い方の違いもあったりする。

結局の所、どれを選ぶのが良いのかという点だが
結論を言えば「ホエイプロテイン最強」ということ。

各プロテインごとの栄養価なり
吸収効率などを調べた研究によると
ホエイプロテインが
断トツでよいパフォーマンスを叩きだしたそうな。

実際、筋トレに詳しい人とかマッチョの間では
普通にホエイプロテインが選ばれている(はず)

しかしながら
そもそもプロテイン(タンパク質)というのは
とても希少な栄養素であることから
単価が高い傾向があり、
それがホエイプロテインとなると
より高い値段がついてしまうのが実際のところ。

とはいえ、
他のプロテインより効果は確実にあるようなので
予算と目的に応じて。
あるいは飲みやすい素材のプロテインを
見つけてみると良い。

念のため補足しておくが、
カゼインやソイがダメというわけではない。

ちなみに、乳製品が由来となっている故、
プロテインについても「乳糖」の問題がある。

もしあなたが乳糖不耐症の傾向があるのであれば
乳糖の精製処理を施してある
「アイソレート」タイプのプロテインを選ぶと良い。

ホエイプロテインなんかだと
「WPC」「WPI」なんて略語が
パッケージに書かれてたりする。

それぞれ

「ホエイプロテイン コンセントレート」
「ホエイプロテイン アイソレート」

の略なので、
乳製品でお腹がゴロゴロしたり
下痢気味になってしまう傾向があるひとは
少々高くなるとは言え
WPI製法のプロテインを選ぶとよい。

反対に、特に乳糖不耐症の気がなく、
価格を少しでも抑えたい人は
WPC(ホエイプロテインコンセントレート)を選んでも
問題はない。

プロテインは確かにコストがかかるが

「ジュース感覚でタンパク質を補える」
「満腹感を得やすい」
「間食の代わりに採用できる」

などというメリットがあるため、
筋トレ目的でなくとも
日常の健康やダイエットとしても
普通に利用して何ら問題ないので
気になっている人は是非とも試してみると良い。

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