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「アラームでの目覚めはよくないかもよ?」って話(その2)


前回に引き続き
「快適な目覚めのための方法」について解説。

まず、起床するにあたり「光」が良い理由。

おそらく聞いたことがあるのではないだろうか?
人は日光によって
体内時計の狂いをリセットしている 
という話。

人の体内時計は1日24.5~25時間と言われている。

つまり、ふつうにそのまま活動していると
就寝時刻がどんどん夜中にずれ込み
1日24時間というサイクルから
外れてしまうわけ。

そこで、その余分な
「0.5~1時間」の狂いをリセットしてくれるのが
朝日の役割となるのだ。

まずこれが
起床時に「光」を意識すべき理由の1つだ。


もう1つは
人間の遺伝子レベルで備わっている
「光に対する体の反応」が挙げられる。

電気も無いような大昔。
それこそ狩猟採集の時代。

周囲の視野が一気に奪われる
「夜間」という時間帯。
火による灯りはあっても、
これでは狩りなど到底できない。

むしろ日中より視野が狭くなったことで
夜行性の肉食獣に襲われるリスクの方が高いため、
基本的に人は暗くなったら寝るしかなかった。

そして日が昇ってから狩りをするわけだが
こうした

「暗くなったら寝る」
「明るくなったら起きる」

という大昔からの習慣が
遺伝子レベルで今もなお、
現代人に受け継がれているので、
基本的に夜間に起きていても
体の成長やパフォーマンスがあがらないのは
こうした理由があるのではないかとされている。

夏場は日が昇るのが早いため、
日光で起きるには充分な時間があるが
冬場になるとまだまだ朝は暗いため、
冬場こそ部屋の照明などで
日光の代わりの「光」を準備する必要がある。

今ではスマート家電をはじめとする
「コントロールできる照明」が普及しているので
これらを利用することで、
意図的に明かりを使用することができる。

ちなみにHaruAkiは
PhilipsのHue GoというLEDを使用している。

自由に変色でき、
時間帯による自動ON・OFFも設定できるため
起床時、就寝前、集中、リラックスなど
様々なシーンで役立つ。

持ち運べる点もgoodな家電だ。


この他、Hueに限らず
ブリッジを必要としない「LIFX」なんかも
比較的安価で便利に使えるようなので
いくつか調べてみることをお薦めする。

部屋の照明を丸々変えることが難しい場合は
「光の目覚まし時計」などもあるので
こちらを検討してみるのもあり。

ただし、結構な値がするのがネックなので
それであれば
素直にスマート照明を購入した方が
色々と便宜が図れると思われる。


次回の記事では
「音の目覚まし時計が宜しくない理由」
について解説していく。


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