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自分のゲーム歴を振り返る-SFC編-

ふと、日付を見れば10月でnoteを始めて半年が経つことに気付いた。記念というほどではないが、このひとつの区切りに何か趣味や好きなことについて書いてみようかなと思い立ち。何番煎じかもしれないし、大して面白いことは書けない気もするが、自己満と称してとりあえず思うままにつらつらと書いてみようと思う。

私には特筆出来る様な得意なことや趣味が全然ない(初っ端完結してしまいそうなことを書いていくスタイル)
そんな私が唯一、好きでずっと続けているもの…それがゲームである。

今回は最初に遊んだハードであるスーパーファミコンで特にお気に入りだった5作品について思い出を語りたいと思う。
(極力ネタバレはしない様に書いたつもりだが、人に寄ってはネタバレだと感じることも書いていると思うので読む際は自己判断でお願いします)


FF5

記憶に残っている範囲で初めて触れたゲームはスーパーファミコンのFF5だった。
この時まだRPGを1人で遊んだことはまだなかったため(多分むずかしいと思ってた)、家族が遊んでいるのを隣で見ながら物語を楽しんでいた。

アニメとはまた違った形で、自分でキャラを操作し街を歩き時にはバトルをし、クリスタルを巡り繰り広げられる物語を体験するというのがとても楽しく、これを機にゲームへ興味を持つ様になったのでFF5は今思えば私の原点である。
キャラも主人公のバッツを始め、王国の第二王女であるレナや海賊のファリス、記憶をなくしたガラフにその孫のクルル…個性溢れる仲間たちが織りなすストーリーに気付けばどっぷりと引き込まれていた。
(ちなみにこの何ヶ月後かに1から自分ひとりでも遊び無事に全クリした)
そして、忘れてはいけないのが楽曲の良さ!ビッグブリッジを初めて聴いた時には鳥肌が立ったし、いつものバトルが何倍も熱く感じたのを覚えている。個人的にラストダンジョンの曲も凄く好き。最終決戦!という雰囲気がめちゃめちゃ伝わってくる格好良さ。冒頭の\ちゃっ!ちゃっ!/のあの始まり方も気に入っている(伝われ)
小ネタだと、町のどこかの建物の中にほぼ必ずあるピアノの前でAボタンを押すとバッツがそのピアノを弾くのだが、物語の進行度に寄って……な演出もお気に入りだった。ネタバレになるからあまり多くは語らないので気になる人は町を訪れる度にピアノを弾いてみてほしい🎹

FF6

その後、とあるRPGを初めてひとりで遊ぶことにしてみた。そのタイトルはFF6。

当時、ナンバリングを漫画の巻数の様なものだと思い込んでいたため、「5巻が楽しかったから 6巻も買って読んでみよっと!」の位の気持ちでFF6を起動したところ、全く新しい物語が始まり驚いてしまった。しかも、進めていく内に心惹かれるキャラが現れてしまう。所謂、今で言う推しの登場だ。それが、トレジャーハンターのロック。もうね、当時の私にとって紛れもなく彼はヒーローだったんですよ。颯爽と現れて、ティナを助けてくれて、快活で偶にキザな台詞もあったりしたかと思えば王様であるエドガーとの仲の良い掛け合いに笑わされたり。そして、もう1人、FF6には大好きなキャラがいる。それは、世界崩壊後の主人公的役割も担っているセリス。女性キャラで初めて好きになったのもセリスだった。だから、セリスがロックへ想いを寄せているのが分かる場面では応援したくなったし、2人の距離が縮まる場面は見ていて嬉しくなったし、あのエンディングの場面…本当に好きで、あそこのロックの「バカヤロウ」には色んな想いが込められてる気がしている。語り始めたら止まらないので割愛するがオペラの辺りなど好きな場面は他にも沢山あり、ロックとセリス以外の仲間達も気付けばみんな大好きになっていた。ちなみに、当時は攻略本はあれど攻略サイトを見たりなどはしていなかったので確かラスダンに行く前に魔石をじゅんぐり持たせ全員にアルテマを覚えて貰いボスバトルでは迷ったらアルテマを連発して乗り越えた気がする。

クロノトリガー

ここで私は自分の中で、生涯できっとこれを越える作品はないだろうと思えるくらいの最高の名作と出会うこととなる。そう、不朽の名作クロノトリガーだ。ほんとに、ほんとうに大好きで大切でスーファミは勿論、その後プレステ版もDS版もアプリ版も買って手元にあるハードでいつでも遊べる様にしていた。

まず、最初のオープニングで流れるメインテーマ。(PSからのムービーに慣れてしまったのでスーファミの時にメインテーマが流れていたのか、タイトル画面にすぐ飛んだのかが思い出せない)
これからの冒険を予感させる様なわくわくをいつも感じてしまう。そして、冒頭のジナがクロノの部屋のカーテンを開けるシーン。ドットながら眩しい日差しが部屋に差し込み、カーテンと共に旅の幕も上がった様な気がする。そして舞台は始まりの地、リーネ広場へ。このリーネ広場のBGMがまたお祭りのムードと合っていてたいへんに良い。そのBGMがふっと消える瞬間がある。それが、マールとの運命の出会いの瞬間である。そして、ここから時空を越えたクロノと仲間達の長い旅が始まる…と、語り出したら止まらないので自主的に切り上げるが、引き込まれるストーリー、組み合わせを自力で見つけ出すのも楽しかった連携技、わくわくする演出に何度も楽しめるマルチエンディング。時間を忘れて夢中になれたゲームだ。間違いなく私の中で1番の不朽の名作であり、カエルのテーマを超える好きなゲーム楽曲にはまだ出会ったことがない。風の憧憬や魔王のテーマ、世界変革の時も良いよね。キャラも箱推しといえるくらいみんな好きだが強いて選ぶなら最推しもカエルだ。(再び自主的に切り上げるの巻)ちなみに、クロノクロスについては作中に出て来るトリガー要素を咀嚼するのに時間と心に余裕が必要で何年も温めてしまっているので来年辺りクリア出来たら良いな。

MOTHER2

「おとなもこどもも、おねーさんも」
このキャッチフレーズでお馴染みの作品。そう、MOTHER2である。このMOTHER2もはるきちにとって欠かせない作品である。



平凡なこどもだったネスが決して短くない旅を3人の仲間達としていく。このMOTHER2、まず楽曲がクセになる良さで溢れている。オネットのテーマにおみせやホテルのテーマ、サターンバレーのテーマ…どれもこれもが一度聴いたら耳に残り続けるくらい印象的だ。セーブ方法もパパに電話だったり、頑張った分だけおこずかいとしてお金が振り込まれたり、武器がバットやフライパンだったり、ちょっとのリアルさも感じつつPKといった他でいう魔法の様な技もあり、ドット絵で表現される世界はまるで絵本の中のよう。ストーリーも王道かと思いきや、考えさせられる様な台詞もあったり、街の人々の台詞にも心に残る言葉があることも多いのがMOTHER2の魅力でもあると思っている。あとどせいさん。可愛い。ぽてんしゃる!MOTHER2にはMOTHER3に繋がってくる要素もあるのだが、その話はまた別の機会に。

美少女戦士セーラームーン ANOTER STORY

最後に思い出を語るのは私の人生のバイブルでもあるセーラームーンシリーズから発売された本格RPG。それがアナザーストーリーである。
このソフト、シナリオがかなり面白い。それもそのはず、シナリオとヴィランキャラであるオポシティオ戦士は原作者である武内直子先生が描き下ろしていらっしゃるとのこと。このオポシティオ戦士は、うさぎちゃん達内部5戦士と対の様になっているキャラデザで、どの子も凄く魅力的。ゲームだけの登場だなんて勿体なさすぎる……と何度思ったか。(私が知らないだけで他にも登場していたりしたら嬉しい)アナザーストーリーはSまでの懐かしのヴィランキャラ達も登場する。ルベ様!ミメット先輩!久しぶりッス!ブラックレディ姉さん、相変わらず美しいッスね!
そして自分のパーティ編成も基本的に好きな戦士達を組み合わせて行え、なんと連携技や5人技もあるという楽しみ方無限大のシステム!私は特にムーン&ちびムーンを2段階変身させ、2人技を使うのがお気に入りだった。(2段階変身…確かあったはず…)
しかし、実はかなり進めた記憶はあるものの、ゲームバランスが当時の私には難易度が高く途中までしかストーリーを覚えていない。…そう、このソフト、未クリアのまま大人になってしまったのだ。オポシティオ戦士達との決着も、アンシャルとちびうさの恋の行方も見届けたいので、いつかSwitchで遊べる様になったら跳んで喜ぶのにな〜!

まとめと小話

振り返ってみると有名どころしかないな!他にもマリオやドンキーコングなどの代表作、ツインビー…色々遊んできたなあ。それだけ名作揃いのハードでもあったSFC。
今どき(?)のグラフィックがめちゃめちゃ綺麗でまるで映画の様なゲームも勿論凄く魅力的である。
けれども、ドット絵の世界も温かみがあって、ストーリーもしっかりばっちり引き込まれるこの時代のゲームにも沢山の感動と冒険が詰まってるなと感じた。
ところで、話は少し変わるが、実はこの頃のソフトで遊んでみたいなと思ったがタイトルが思い出せない作品がある。
探すにも覚えている特徴が、
◼︎遺跡の中みたいなダンジョンがあったこと
◼︎横スクロールでバトルはアクションだった気がする(ターン制ではなかった)こと
◼︎おそらくヒロインみたいな位置付けの女の子が2人で主人公を取り合うみたいな会話をしてる場面があったと思う
くらいで…こんな特徴だけで見付けるのは至難だなあとほぼ諦めているが、もしこのnoteをここまで読んで頂けてかつ心当たりのある作品があるという方がいらっしゃったら、そっと教えて貰えると嬉しいです。…我ながら曖昧すぎる特徴だ!笑

次回はGBソフトを振り返る記事を書きたいと思いつつ、以上!勝手に半年記念でした!

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