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スカートを着てなければ、きっと今の私はいない

こんにちは、はるです。

皆さんは、普段はどんな服を着ますか?


ファッションも系統が色々ありますよね。

シンプル、
カジュアル、
きれいめなど。

数年前に比べて、ファッションの系統が真逆になったよって方もいるんじゃないでしょうか。

私もその1人です。


でも、変える時に勇気が出ないなー、
周りの目が気になる…って場合もありませんか?

私もそう思ってました!
でも、今は自分の着たい好きな服を着れるようになったので、
なぜそうなったのかお話ししますね。


男の子みたい・・

話は小学校まで遡ります。
私の小学校時代の外見は、一言で言うと男の子でした。

髪は短くてショートカット。
服装は毎日ズボンです。

系統に分けるとしたら、ボーイッシュな感じというんでしょうか。

卒業式で、周りの女の子がスカートを履く中、私だけズボンでした。


その頃はファッションに興味ありませんでした。

服なんて着れればいいだろう・・・みたいな。

ただ、そんな私でも、理由はわからないけど、男の子みたいな外見がイヤでした。


髪が伸びている状態では、感じなかったんですが、
髪が伸びて美容院で髪を切ってショートカットになった時は、
次の日の学校が憂鬱でした。

めっちゃ男じゃん!!みたいな。

親が髪の長さを決めていたんですが、
私がショートカットは嫌だと言っても、
ケアしやすいから、ショートカットの方がいいよと論破され、
渋々ショートカットにしていました。


それに、癖っ毛だったので、
雨が降っている日は髪がクルクルしてしまうのもあり、余計嫌でした。


嫌なら、自分がこうしたいっていう意思を貫き通せばいいじゃんて思う方もいるかもなんですが、

こうなっていた一番の大きい理由が、自分の心の中のブレーキです。

私は女の子らしい格好をしちゃダメだって、思ってたんですね。


こう思ったきっかけとして考えられるのが、

・幼稚園の前に行くプレ幼稚園みたいなとこで、
誕生日の時に将来の夢をみんなの前で発表することが決まっていた。
私が「お姫様」って答えたら、男子にキモいと言われた。
(そのビデオが残っていて、小学校の時にみて衝撃を受けた。
自分は絶対に、将来の夢にお姫様なんて言わない人間だと思ってたから。)

・フリルとかリボンとかそういうザ・女の子っていう可愛いものに手を出そうとしたら、
「そういうチャラチャラしたのを身につけたら馬鹿っぽく見える」と言われた。

なので、知らず知らずのうちに、
私は女の子らしい格好が似合わないから、しちゃいけないんだと思ってました。

なので、幼いながら、
好きな色を、ザ・女の子って色のピンク!
と自信を持って言える子はすごいなー、
自分は絶対そうならないだろうなーなんて思ってました。


そして、女の子らしい服や物を避けるようになりました。


今考えると、それでファッションに興味がなかったのかな・・・なんてことも感じます。
本当は好きだったけど、それを自分でも気づかない奥の方に封印しちゃってたんですからね。


迷路の出口を見つける

でも、思春期になると、周りからよくみられたいという感情や、
周りから私服がダサいと言われていたので、
周りの子のファッションを参考にしていました。

そんな中、高校生になり、気になる異性に私服を見られるようなイベントが発生。

私服で幻滅されたくないと感じ、
ネットで情報を漁ったりして、必死に調べます。



そうすると、人によって似合うファッションのタイプを違うということを発見します。

パーソナルカラー診断とか、
骨格診断とか、
パーソナルデザイン診断ですね。

それを見つけたときは、救われた・・・って思いましたね(笑)

ファッションはセンスだと思っていたので、
センスがない自分はどうすればいいんだろう・・・と迷走していましたから(笑)

そこで私は、スカートとか、レースとか、明るい色とか、
今まで避けてた女性っぽいものが似合うことが判明しました。


そのときは、本当に似合うのかな・・・なんて半信半疑でしたが、
以前おしゃれな友達に私はそういうのが似合うと言われたこともあったので、今まで避けていたようなジャンルや色の服を買って着てみることにしました。


実際に着てみて・・・、
世界が変わりました。


まるで新しい自分を発見した感じ。

顔色が明るく見えたり、
イキイキとしているように感じます。


・・・なにこれ?
身につけるものでこんなに変わるの?


その変化が楽しくて、他のいろんな服を試してみたり、
もっと調べてみたりするようになりました。


ただ、一つ壁がありました。


一つの壁

スカートとかの女性っぽいものを着るときに、周りの目が気になるんです。


着ていることで、何か言われないか。
批判されないか、からかわれないか。
自分が着てもいいものなのか。


傷つかないようにするために、自分の心の中でブレーキがかかるんですね。


でも、前のような私服がダサいって言われたりとか、
男性みたいな格好をしたくなかったので、
スカートみたいな女性っぽいものを着ていきたい・・・と感じました。

そのために、私が行った方法は、
まず家で着てみる・・・という方法です。


初めは家で慣れることで、自分の心のブレーキがなくなってきたり、
服装をみるのも家族だけなので、ダメージは少ないだろうと感じました。

でも、いざ着てみると緊張しました。

だって、普段は着ないんですもん。


家族にも、スカートを着ているときは、「どこか出かけるの?」って言われたりしました。


それでも、スカートを着続けていたら、だんだん慣れて、
次第にそれで外に出ても、なんとも思わなくなってきました。


その影響か今では、可愛いなって思ったものは、素直に可愛いっていうし、
今まで避けていた女の子っぽいデザインのものも好んで持つようになりました。

そこで、私って本当は女性っぽい綺麗で可愛いものが好きなんだな・・と感じました。


なので、今は自分の好きなものに囲まれて生活しているので、なんだか前より楽しいです。

自分が好きなものが近くにあったり、
自分が好きな格好をしていると、心が弾むんです。
心強い味方が近くにいる感じと言いましょうか。


あのとき、勇気を出して、スカートを着てよかったなって思います。

そうでなければ、今みたいな世界は見れなかったから。


自分の心のブレーキで、したいことをしていないときは、
小さいことから始めてみるといいかもしれません。

だんだん慣れてきて、したいことができるようになるかもしれませんよ。


それでは今日もありがとうございました。

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