採用に失敗しないコツ。-前編-
会社を引っ張り、盛り上げていくメンバーの”募集・採用”は、万国共通で重要項目の一つだ。経営者(特に立ち上げ期)の皆さんは、スピードも意識しながらも、さらに「いいメンバー」がどうやったら集まるかと悩むことがあるかと思う。そこで、自身の経験を踏まえて、採用に失敗しないコツを、全編と後編に分けて少しだけ紹介できたらと思います。
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目次.
1. 「いいメンバー」とは
2. 募集の際に気を付けたいこと
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1. そもそも「いいメンバー」とは
いいメンバーの「定義」は、ここでは議論しません。自身の思う「いいメンバー」を描いてください。また、社内でメンバーと一緒に、どんな仲間を増やしたいか、どういった組織でありたいかをよく、議論してください。そうすることで、皆の描く「いいメンバー」が明確になり、同時に自分たちの行動指針や文化が洗練されます。
会社がスピードを持って、成長し、どっしりとした基盤を形成していくためには、企業理念、行動指針の次に、本当に、仲間(創業メンバー)が命。
思い描けましたか?そう、その人です。その人をどうやって見分け、採用し、そして即戦力となって、会社を盛り上げてくれるか?に関して話してまいります。
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2. 募集の際に気を付けたいこと
2-1.むやみやたらに、募集をしない。
ただ、人手が足りないから、忙しくなってきたからと採用募集をかけるのは、やめてください。なぜなら、その状況だと、人を増やさなくても解決できるものも、オペレーションをしっかり構築しないばかりに、ただ人が増えてしまって、忙しいしみんな頑張っているんだけど成果がでない。という状況に陥ってしまうからです。どんな成果を生み出すために、募集をするのか、具体的に採用の後に思い描いているゴールを切るために、本当に募集すべきか否かを、まずは検討してください。
2-2. 募集ワードの設定をよくよく考える
吟味の上で、本当に募集する必要がある!となったらば、次にするべきことは、つまり、実際に募集。いろんな募集の仕方はあるが、効果的な募集する場はケースバイケースかと思うので、それは別の機会にまた話したい。
では、早速「募集ワードの設定」について具体的にみていきましょう。
まずは簡単な✔リストをしてみてください。
▼ 簡単✔リスト。
□ 業務内容がわかりやすい
□ 魅力が伝わる表現で書かれている
□ ユニークであり、最後まで読みたくなる
□ いいことばかりでなく、懸念ポイントになりうる内容も書いている
□ 社会の流れに沿った表現を用いている
□ ターゲットにしている層が反応するワードを用いている
□ 社風と文化は正直にはっきりと書いている
□ 社員がそれぞれの言葉で語ることができる
✔が多ければ多いほど、潜在応募者にとってアンテナにヒットする率は上がると同時に、当事者の判断材料にもつながるので、ミスマッチの予防にもなります。ぜひ参考にしてみてください。
2-3. スペック採用は二の次
どうしても、これをやってくれる人が欲しい、なんて具合に考えがちかと思う。わかる、その気持ち。非常に、わかります。もう猫の手も借りたい状況なんですよね。ただ、ぐっとこらえてください。
忘れないで起きたいことは、創業メンバーはとりわけ重要です。特にどういう観点でかというと、組織の土台を形成するための文化に影響する。つまり、”人格”ですとか、”志”、そういった部分が共鳴し、安心できる人を採用しましょう。スペックはいいんだけれど、社風に合わない、文化に共感できないし、体現できない、ということでは、組織は崩壊します。
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違和感は見逃さないこと、それがとても大事です。
抑えるべきポイントを前編にてまとめてみましたが、
実際は正直なところ、やってみなければわかりません。
後編にて、さらにこの先のポイントやコツを、シェアしますね。
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