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2023年11月15日春馬さんの「言葉」を詠む〜「日本製」沖縄県(2首のうちの2首目)

2020年4月5日に出版された「日本製」という本は、
三浦春馬さんが、47都道府県の「美しい事、物、人」
4年半に渡って取材し、まとめたものです。

その「日本製」の“沖縄県“のなかからニ首詠みました。
今回はニ首目です。
できるだけ彼の言葉をそのままに・・・
短歌の調べにのせて詠んでいきます。
(彼を見習って英語バージョンも)


















調










The lines of kumiodori in Ryukyu language 
is the song of samurai ancestors, 8-8-8-6.


「日本製」”沖縄県“
【国立劇場おきなわへ組踊を訪ねて】より

*「国立劇場おきなわ」の独特な外観は、沖縄の古い民家に見られる「雨端(あまはじ)」と呼ばれる軒下空間や「チニブ」と呼ばれる竹垣がモチーフとなっている。今回、ここを訪れたのは同施設の芸術監督を務める嘉数道彦さんに、琉球古典芸能「組踊(くみおどり)」について教えて頂くためだ。

*鏡張りの広い稽古室に入ると、沖縄の伝統染物「紅型(びんがた)」のあでやかな衣装の前で嘉数さんと三線(さんしん)奏者の仲村逸夫さんがすでにスタンバイされていた。嘉数さんは2013年に34歳の若さで芸術監督に就任。

*「組踊は琉球のミュージカル」
嘉数さんの言葉に、直前まで「キンキーブーツ」にどっぷり浸かっていた三浦の顔がぱっと輝く。琉球王朝時代、中国からの使者「冊封使(さっぽうし)」をもてなすため、「踊奉行(おどりぶぎょう)」の玉城朝薫(たまぐすく・ちょうくん)によって創作された歌舞劇が組踊。国賓である冊封使に喜んで帰ってもらうという外交戦略でもあった組踊は、当時の琉球芸能のいいとこ取りプラス、日本の能や狂言、歌舞伎などのエッセンスまで盛り込んだ総合芸術だった。

*「1719年の初演から今年でちょうど300年。王朝内で誕生した宮廷演劇ですので作り手も演じ手も全てが士族の男性のみで行なう芸能として発展してきました。」(嘉数)
組踊の特徴は当時の「琉球言葉」による「唱え(となえ/セリフ)」、「琉球舞踊」を用いたゆったりとした所作、独特の「琉球音階」による音楽の3要素。

*「聴くもの」と言われる程音楽の存在が大きい組踊では、人物の心情や場面転換(の説明)などは「地謡(じうてー)」という音楽担当が担い、三線のほか、箏(こと)、笛、胡弓、太鼓の5種類によって演奏される。

*聴くものは音楽だけではない。「唱え」というセリフも、組踊では大事な要素となる。実は『執心鐘入』や『ニ童敵討』の実演の際、嘉数さんが所作とともに唱えも披露していたが、響きは心地いいものの、何を言っているのかさっぱり理解できなかった。だが(当時の言葉は)「沖縄県民でも意味がわからないので、公演では字幕をつけて観て頂いています」(嘉数)と言われ、ほっとする。唱えは「八・八・八・六」の四句構成の「琉歌」に、独特の琉球音階の節をつけて歌うように発せられる。これにも挑戦することになった三浦。

組踊についての、このような動画がありましたので
是非ご覧ください🤗✨


みんなのフォトギャラリーの写真をお借りしました。
ありがとうございます。
それからnoteからメッセージを頂きました。


ありがとうございました😊
皆様のご健康をお祈りいたします🌸

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