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2023年9月13日春馬さんの「言葉」を詠む

彼の言葉を通して、
彼のことを伝えていきたい✨
✨✨


2020年4月5日に出版された「日本製」
“滋賀県”のなかから3首詠みました。
今回は2首目です。
できるだけ彼の言葉をそのままに・・・
短歌の調べにのせて詠んでいきます。
(彼を見習って英語バージョンも)


























Move forward keeping your vision and aspiration !
Heartfelt works will be connected one another.


「日本製」“滋賀県”
【近江手造り和ろうそく・大與へ】より

*大本山永平寺御用達を命じられる一方で、現代的な暮らしにもフィットする洗練された和ろうそくも展開する滋賀県の老舗和ろうそく店とその工房を訪ねた。

*琵琶湖の西に位置し、豊かな自然を擁する滋賀県高島市。この地で1914年から100年以上にもわたり、”和ろうそく“を作りつづけている「近江手造り和ろうそく 大與(だいよ)が今回の訪問先だ。

*”和ろうそく“とは植物から採ったろうを使い、職人が手作業で作り上げるろうそく。では普段私達が目にしているのはというと、ほとんどが石油由来のパラフィンを原料とする”洋ロウソク“である。

*奥から「大西でございます。今日はよろしくお願いします」と男性の声が響いた。大與四代目社長、大西巧(さとし)さんだ。

*「これが和ろうそくの芯です」と大西さんが、紐のようなものでぐるぐる巻ききにされた芯の束を持ってくる。筒状にした和紙に“い草”の髄を巻きつけ、真綿で固定してあるのだという。

*和ろうそくのろうは粘り気が強いので、洋ロウソクのように木綿の糸だとろうを吸い上げられないんです」と大西さん。ろうそくは火の熱で溶けたろうを芯が吸い上げて燃焼する。石油由来の洋ロウソクは浸透力が高く、木綿の糸でも吸い上げられるが浸透力の低い植物性の和ろうそくのろうは、これぐらい太い芯でないと吸い上げられないのだとか。しかしそのぶん空気をよく含み、和ろうそく特有のしっかりとしたちょっとの風では消えない炎になる。

*大西さんの代から、米ぬかのろうそくにも力を入れるようになった。米ぬかのろうは燃焼の質もよく、もちろん純植物性。希少性が高く高価な櫨のろうに比べ、入手しやすく比較的安価に抑えられるため、和ろうそくのよさを知ってもらう入門編にうってつけなのだ。「何で出来ているのか」分かりやすく提示した。
その名もずばり「お米のろうそく」は2011年度グッドデザイン賞及びグッドデザイン・中小企業庁長官賞を受賞した。

*特に大西さんの理念が込められているのが、「HINOTO(ひのと)」という進物用櫨ろうそくだ。
大西「“十干(じっかん)”ってわかりますか?甲乙丙丁・・・って10個あって、その総称なんですけど。“丙”と“丁”は火の属性で、それぞれ“ひのえ(丙)”“ひのと(丁)”と読んで、“陰陽一対”の関係。丙は燃えさかる炎や太陽、つまりありのままの自然を意味し、丁は手元で扱えるような小さな火を意味します。丁に火へんをつけたら、“灯”になるでしょう?ろうそくの火はまさに“ひのと”なんです。

「日本製」については、最初は掲載の順番にあわせて記事にしていましたが、その後、取材の順番にあわせて記事にするようにしました✨


みんなのフォトギャラリーの写真をお借りしました。
琵琶湖の写真だそうです。
ありがとうございます。
それからnoteからメッセージを頂きました。




ありがとうございました😊
皆様のご健康をお祈りいたします🌸

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