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【勝手に春〜と共に賞・俳句】

俳句は普段詠んでいないので、喜んで頂けるのかわかりませんが🥰
勝手に賞  ということで、特に印象に残った俳句を6首選ばせて頂きました✨
フォローしている方はわかってしまうのですが、
俳句一覧で読ませて頂きました。
(順番は投稿順です)



【pokazo(ぽかぞー)@創作さん】
あたらしき 友と帰るや つつじ道

つつじはとても丈夫な樹木で、いろいろなところに植えられていますね。
ちょうどゴールデンウイークの頃が見頃だと思いますが、新しいクラスになって一ヶ月ほどして仲良くなったお友達と帰る姿が浮かびました。
つつじのお花はどちらかというと素朴で快活なイメージがあります。
幼い子というより、中学生や高校生かなと。
あたらしき 友と帰るや と、季語の”つつじ“がとても合っているような気が
しました。



【つるさん】
窓枠に収まり切らぬゆめと花

部屋の中から外を眺めると、“花が窓枠いっぱいに、収まり切らないほど
咲いているのが見える。
その“花”のように私の“ゆめ“も、今、私の心の中に溢れんばかりに咲いている。
そんなふうに感じられます。
自分の心の中に今あるゆめは、とても大きい。
その大きなゆめに向かって恐れることなく、しっかり前を見つめている姿が
浮かびました。



【chiyoさん】
オルガンのドレミドレミよチューリップ

「チューリップ」の曲ですね。
チューリップが、咲いている姿を見ると、歌いたくなります。
ドレミー(さいたー)ドレミー(さいたー)
ソミレドレミレー(チューリップのはながー)〜
オルガンの音が、そしてそれに合わせて元気よく歌っている可愛い子ども達の姿が、浮かんできました。
読みながら、歌ってしまいたくなるくらい、リズムも心地よく、とても春らしい俳句だと思いました。



【かっちーさん】
まほろばにエゴを放てり山桜

まほろばに エゴを放てり 山桜 
これらの言葉のバランスの取り方に惹かれます。
山桜は、日本の野生の桜(9種)のうちのひとつ。
まほろばと山桜という言葉は、とてもおおらかでゆったりとした自然豊かなイメージがあります。
そこに、エゴを放つ。とても心地よい世界に自分を解き放つような感じ。
自分を解き放ち、心身共にとても心地よい状態にいる。その心地よさが伝わってきました。



【ミモザさん】
五十路とてたんぽぽ色の春セーター

五十路 と たんぽぽ という言葉の組み合わせに面白さを感じました。
たんぽぽは、足元に咲く可愛い小さな野の花というイメージ。
年齢など気にせずに、自分が“好き”なものを身に付けたいと思っているけれど、
ふと、五十路とて〜と思ってしまったのかなと。
その辺りの様々に揺れ動く心の動きが感じられました。



【茉叶さん】
東北忌吾子の十二の誕生日

東日本大震災 2011年3月11日から12年。
この12年という月日・・・・・

吾子の十二の誕生日
新しい命が生まれ、そして12年。
“命”や“子ども”は、未来や希望を感じさせてくれます。
お子さんと共に、前に向かって力強く歩んでいく。
そんなお気持ちが伝わってきました。






では最後に
皆様へ感謝の気持ちを込めて・・・    春〜と共により🌸

こちらはおまけ付き☺️です。