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【I love 短歌】2022.8.31

今日の短歌は「ピアノピアノ」の歌詞(連作短歌5首)です。
そして、作詞をして感じた事も書いてみました✨


題名「ピアノピアノ」

胸の奥
忘れられない
懐かしい
ねえもう一度
ああなぜかしら

あれは夢
そっと私に
触れた指
ねえ触れたのは
ああ誰かしら

お月さま
綺麗ねとても
ゆれている
優しいひかり
ララ照らされて

あの時の
温もりはまだ
いつまでも
ピアノピアノの
歌を歌うの

恋しいと
ふるえるように
今日もまた
ピアノピアノの
歌を歌うの

ラララララララララ




「鳴り響く音やリズムに踊り出す 生きているんだ ああ言葉って」
 作詞をして感じた事✨

7月28日〜31日に行われた[ボカロ曲匿名投稿イベント無色透名祭]。
私はこのイベントについて全く知らなかったのですが、あずきさんに声をかけて頂き、作詞をさせて頂きました。あずきさんの曲に合わせて作詞をするのは以前の企画で2回、そして今回で3回目でした。

今回の曲は短歌のリズム(57577)を5つ繋げてひとつの曲になっています。歌詞の内容はおまかせという事でしたので、頂いた譜面を見ながら何度もあずきさんの曲を聴いてイメージを膨らませました。

いつも短歌を詠んでいて感じていた事があるのですが、この3回の作詞を通じて、それが確信となりました。
それは
「鳴り響く音やリズムに踊り出す 生きているんだ ああ言葉って」 
改めて言う事でも無いかもしれませんが
例えば「ピアノピアノ」の歌詞で言うと

「なぜかしら」と「誰かしら」
音でいうと、低い音から高い音になっていく。
これがもし、高い音から低い音からになると聞こえ方や印象が全く変わると思います。

「ねえもう一度」を ね〜え〜もう一度 と伸ばすか ねえ〜もう一度 と伸ばすか。言葉をどこで伸ばすか、聞いていて心地よい伸ばし方があると思います。

「歌うの」の部分は、う○た○う○の○  と間にすべて八分休符が入っています。休符が入っていると言葉が弾むように聞こえるので、入っていないのとでは印象が全く変わると思います。

作詞をしながらこんな事を感じていました。
音にあてはめた言葉がいきいきとしていて歌った時に心地いいと、とっても嬉しくて楽しいのです。

noteであずきさんの企画に出会い、そして今回「無色透名祭」のイベントに作詞という形で参加させて頂いて、短歌だけではなく詞を作る事の喜びも感じる事が出来ました。本当に楽しい時間でした。このような機会を下さったあずきさん、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
そして、企画にご参加頂いた方もありがとうございます。皆さんからの作品は宝物のようです。
企画は9月11日までです。引き続きご参加をお待ちしております🌸



🟡9月11日まで、あずきさんの「ピアノピアノ」という曲を聴いてイメージした写真、イラスト、動画などを募集しています。
色の無い「ピアノピアノ」に色をつけてもらえませんか❗️


🟡既にご参加頂いた方の記事の一覧です。
皆さんの様々な作品を是非ご覧下さい💕


🟡画像からあずきさんが作成したMV(第1弾)です。
YouTubeとニコニコ動画で公開中です✨


🟡そしてMV(第2弾)です。
YouTubeとニコニコ動画で公開中です✨



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