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ママの働き方について思うこと

ママの働き方として"フリーランス"という働き方は個人的にはとても良い働き方だと思っています。私自身も会社員を辞めフリーになり、そこから法人化したりした人間です。

私のことを少しお話しすると、フリーになったのは「会社員という働き方に縛られたくなかった」というのが大きいです。産休中にコロナ禍になり、元々いた業界が傾き職場復帰ができず、復職のタイミングで転職をしました。「拠点立ち上げの責任者」という仕事でした。事業戦略や営業戦略、採用広報をし、新規営業をしながらディレクターを兼務するような「超何でも屋」な仕事内容だったので、めちゃくちゃ激務でした。(その頃のことを振り返ると夫は今でもよく「あの頃が一番地獄だったなぁ…」と遠い目をします。夫よごめんよ。)自分も家族も疲弊した数年間でした。地方には職業の選択肢も少なく「もう会社員でいるのは辞めよう」と私はフリーランスという働き方を選択しました。今では法人化もして少しずつ仲間も増えてきて、ありがたい限りです。

もちろんフリーになってからも大変なことは多かったです。でもあの時に「もう会社員は辞める」という選択をしたことを、後悔したことは一度もありません。

時給ではなく成果に対して報酬が支払われるフリーランスという働き方は、少ない稼働時間でも成果を出せればキチンと稼げるし、時間や働く場所の自由度が高ければ家事タスクとの両立もしやすく、こういった面はママがフリーランスとして働くことのメリットとして大きいですよね。

その他にもママがフリーで働くことで得られるものには「自分のアイデンティティを守れる」というものがあります。

結婚して子供を持つようになると、女性は「◯◯さんの奥さん」「◯◯くんのお母さん」と呼ばれる場面が増えていきき、「自分という1人の人間」がクローズアップされる場面というのは正直あまり多くありません。

フリーランスは自分自身が商品だったり、お客様からの声もダイレクトに届くし、自分の好きなことや得意なことを通じて自分自身が人や社会の役に立っている、認められているという実感を得やすいです。

そしてそんな実感を得られると、心の栄養になるんですよね。ママの心にちゃんと栄養が行き渡ると、自然と笑顔が増えたりポジティブなエネルギーが生まれたりするので、それが家族にとっても良い循環になっていきます。

ママが自身のアイデンティティを発揮しながら人や社会の為に活き活きと働く世界。フリーランスという“働き方”へのこだわりというよりもアイデンティティを発揮して誰かを喜ばせることができる人や仕事を増やしたい、というのが私個人の願いです。

「別にアイデンティティを発揮するのは仕事じゃなくてもいいじゃん」と思う方もいらっしゃると思います。全然それは否定しません。でも子育てや家事に追われ毎日分刻みのスケジュールをこなすママにとって、働く時間が自分の心に栄養を与えてくれるかどうかは、結構大事なことだと思ってます。仕事って「楽しい仕事がある」のではなくて「仕事を楽しくできる人がいる」と思うんです。

チャレンジするママを1人でも増やして、そんな背中を見て育つチャレンジする子供たちを1人でも増やす、そういうポジティブな循環図をつくっていくのが私の夢です。そんな世界の実現のために数年前からママのワークシェアリングチームを作ったりと様々なチャレンジを続けてきました。

ただ、現実はそう簡単ではありません。少ない稼働時間の中でキチンと成果を出して報酬を得る、というのは一見シンプルで簡単なように感じますが、実際に実現していく難易度はかなり高い、というのもまた事実です。

これには様々な理由があると思います。例えば①リソースの制限でトライ&エラーができない②そもそも自分の強みが何か?を定義できていない③集客コンテンツが作れていない④メニューやプランの設計が弱い⑤ビジネスの構造的な理解ができていない、などが考えられます。

世の中にある様々なスクールは技術やスキルは教えてくれるけど、フリーで働いて稼いでいくために必要な「ビジネスの筋力」は鍛えてくれないことがほとんどです。

そんな現状を少しでも変えたいと思っているので、これからママの働き方についてや、フリーランスとしてちゃんと稼げるようになっていくためには何を考えて何をしたらいいのか?といったことを、私の七転八倒を踏まえながら皆様に少しでもお伝えしていきたいなと思っています。

【最後にイベントのお知らせです】
4月23日に「ママフリーランスのためのブランディング戦略」というテーマのイベントを開催します。全てはお伝えしきれませんがママフリーランスが自分を犠牲にしないで幸せに稼いでいくために重要な考え方を、わかりやすくお伝えできればなと思っています!

ご興味ある方はぜひこちらのイベントでお会いしましょう♪
(ママさんでなくても大歓迎ですよ〜!)


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最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

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