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霧の向こうからやってくるものは

人間も魚と同じでいつも周りが流れる水のように流動的で変化している。
変わらないことなど無くて、
悲しむことでもないし、喜ぶべきことでもない。
耐え難い辛さもいつか変わるし、楽しかった夢の時間も現実に変わる。
だからこそ全力で楽しむしかないし、全力で悲しむしかない。
物事はそういう理屈で回っている。

子供の頃に見ていた世界と今の世界が変わってしまっているとしたら
全力で物事にぶつかれなくなってしまったせいかもしれない。
頭が硬く全力で楽しめないが故に、夢を描くことが出来にくくなってしまったとしたら悲しいことだ。

新鮮さがなくなってしまっているってことかもしれないが
できればいつまでも
夜空の星の綺麗さに気付きたいし、夏の入道雲にワクワクしていたい。

何かを感じたくて、感じれるかを試してみたくて静岡県の真ん中らへんから東京の入りたてくらいの所まで電車で移動してみた。
いつもは車だし速度も早いので風景を見たりする余裕もない。今回は時間もあったしやったことのないことをやってみたかった。
のどかな景色と海が見れただけでいい経験になったんじゃないかと思える。
小さい駅はどこも日曜日なのに閑散としていて天気も良くてとても気持ちがよかった。
風も穏やかでどこか優しさを感じる。生まれ育った環境だからか空気が違ったように思える。湿度や自然の多さにもよるのかもしれない。
都会が好きとか田舎が好きとかの話ではなく。
きっとホームシックなのか。
心が霧のように霞んでいるのか。

でもいづれ変わることがわかっていると少し安心もできます。

富士山を見ると写真を撮りたくなるのは富士山の偉大さ故なんでしょう。


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