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LGBTで有名な芸能人が亡くなった。人ごとではないと毎回息をのむんだ。

突然のニュース。また一人の有名な芸能人が亡くなったと知った。
そんなニュースが目に入る度に私は胸が締め付けられるような思いに襲われる。
本当になんとも言えない、ぐっと何かに心臓を押されているような気分。

例えばドラマ、テレビに出ずっぱりの有名俳優。
順風満帆だったはずの芸能人が、なぜ亡くなってしまったのか。
その時必ず思うこと。

もしかして、
もしかしたら、
彼らは内に秘めたLGBTのアイデンティティを周囲に打ち明けることができず、ずっと隠し続けていたのではないだろうか。

仮にそうだとしたら死を選んだことが腑に落ちる。

私自身も周囲に受け入れてもらえない恐怖や、望む未来が手に入らないという絶望的な状況で、本気で世の中から消えたいと思ったことがある。

そういった経験から、芸能人の中にも同じような葛藤を抱えている人がいるのではないかと。
いつか、もしかしたら、芸能人が突然亡くなってしまうように、最悪な選択肢を取ってしまう日が来るのではないかと。

特に今回は、LGBTに関してあらゆる番組で的確で明瞭なコメントをし、その理解を広めた、偉大な存在だったと思う。

私たち性的指向に違和感がある人たちに希望を与えたし、自分自身を受け入れる勇気を鼓舞してくれた。彼/彼女の生き方と言葉に触れることで、私も含め、多くの人々がLGBTの当事者や支援者としての役割を見つけることができたと思う。

今も信じられない。ただただ悲しくて苦しい。

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