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理想のクローゼットを目指して。100着以上手放した。

一人暮らしを始めた学生時代。
部屋には半畳ほどのクローゼットが備え付けられていましたが、ハンガーはぎゅうぎゅう、あまり使っていないバッグ下着類靴下、季節外の物などでクローゼットには隙間はないほど埋め尽くされていました

そんな私が、理想のクローゼットを作りたいと思ったきっかけは、大学一年生の時に友達の家に泊まりに行った時のことです。

ハンガーラックにその子がよく着ている服がかかっているのを見たのです。
その子は頻繁に服を買うタイプではないのですが、いつも自分に合った服を着ていました。

私の方が服の量は多いはずなのに、その子の方がなんだか素敵に見える。

後から話をきくと、実際にはハンガーラックにかかっている他にも服は持っていたようなのですが、それがきっかけで、理想のクローゼットを作りたいと思うようになりました。


不要な物を手放す


まずはここからだと思います。
好きじゃないなぁ、もう着ないな、というものを手放していく。
私の場合は売ったりはせずにすぐに捨てていました。
この段階で捨てることに慣れてくると、その後の手放しもサクサク進んでいく気がします。
一日で減らしたのではなく、何度も何度も繰り返しました。

この段階で130着以上→70着まで減りました。

嫌いじゃないけど、着ていないものを手放す


・中学生の頃に好きだったけれど今は着れない可愛いデザインのもの
・レパートリーを増やすために買った服
・SNSで真似して買ったけど全くきていない服
・露出が多くて普段着れない服

なども慣れてきたら手放せるようになりました。
現実的にもう着れないな、というものは潔く手放していきます。

この段階で70着→45着まで減りました。
ここから、かなり減ってきた実感があります。

ここまで来るとタンスの肥やしは減って、かなり実用的なクローゼットになっていきます。


着ているけどテンションが下がる服を手放す


次に、着ることはあるけれど、あまり好きではない物を手放していきました。

・何にでも合いそうなシンプルなリブTシャツ
・母にもらったトレンチコート
・コートの中に着ると可愛いけれど、単体ではあまり着れない服

などがありました。
これらは着る服がない時につい手を伸ばしてしまいますが、
襟元に取れない汚れがあったり、上着を脱ぎたくないなどの着るための条件があったりするので、着てもテンションが上がりませんでした。

私的には、旅行の時に持っていきたい服でクローゼットが満たされるのが理想です。

旅行の時はたくさん歩くし、外食もする。
着心地が良くて似合っている服を持っていくと思います。

そんな服だけのクローゼットにしたいので、迷った時は旅行に着て行きたいかも考えます。


捨てなくていいように買う


私の場合は、服を手放しながらも買い物をしていました。

その時は
物を減らしたい < お気に入りだけのクローゼットにしたい

だったので、服を買いながら気に入らない服を手放して、自分に似合う物・必要な物を探していました。

この間にもたくさん失敗はありました。
でもそのうちに、

試着は必ずする
・通販で爆買いしない
・安いからって買わない
・靴や鞄、アウターなど長く使える物はいい物を買う
・似合う物を買う

など、自分なりに買い物の基準がわかるようになりました。
服の系統も、この頃はイギリスっぽい、トラディショナルでカジュアルな感じが好みだったのですが、
骨格ウェーブの自分にはもう少し大人っぽい雰囲気の方が似合うかもしれないと"欲しい物"よりも
"似合う物"
を選ぶようになりました。

この段階で、25着ほどまで減り、収納から溢れていた靴や鞄も5個(足)以下になりました。

どれも気に入っていて、使っている物ばかりです。


今やっていること


今は、定期的な見直し計画的な買い物を継続しています。

時間がある時はクローゼットを見直して、着ないものはないかチェックしたり、
だいたい1年間の予算を決めて、今年はこれにお金を使う、と決めて買い物をしています。

今年は大きなものでは
・サイズの合わなかった革靴→ハルタのスポックシューズ
・6年履いたスニーカー→ゴアテックスのスニーカー
夏物のワンピース1着
を買い替えることにしました。
あとは必要になったら、適宜買うという感じです。

去年は秋冬にお金をかけたので、
今年は通年使えるもの夏服にお金をかけることにしました。

昔は毎月、下手したら毎週買い物をしていたこともあったのですが、
今では一度買うと服は3年、小物はダメにならない限りは買い替えないようになりました。

あれが欲しいこれが欲しいと悩んだり、
クレジットカードの請求にショックを受けることもなくなり、心穏やかな日々です。

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