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【場面緘黙克服記④】三歩進んで二歩下がる 4~5歳

幼稚園でしゃべった! 4歳10か月

保育参観がありました。

まずはピアノの周りに集まって 朝の歌。
ぼさーっとしてるハル。
おい~、歌えよ~。って歌わないのねやっぱり。

次に「なべなべ大会」
「なべなべそこぬけ」を二人一組からどんどん増やして
最後は全員、24人で!

調子よくいってたけど 最後のひとりがくぐるときに
腕がからまっちゃって・・・。がんばったんだけどね。
こんなに大きい なべなべそこぬけは初めて見た。

その次は「貨物列車」
じゃんけんして負けた人がどんどん後ろにつながります。

ハルは ずっとニコニコしながらやっていた
よかった~。
もっとぼさーっとしてるかと思ったわ。

製作では 折り紙の折り方が分からなくて
鼻垂らしながら涙目で先生に訴えていたけど。

1・2学期は みんなでやるゲームに入れなかったことも
あったようだが だいぶクラスに馴染んできた
よう。
遅いよ~。もうじきクラス替えだよー。

相変わらずしゃべらないけど お友達とじゃれあったりもして
楽しそうだし、ひとまずホッとしました。

その日、帰ってきてから ハルが言ってたんですけどね

給食の時に先生に『公園でなわとびの練習したよ。10回飛べたよ』って言ったよ。先生が『今度見せてね』って

ええっ。今なんて!?
しゃべったの!?自分から!?

あんまりオーバーなリアクションをしてはいけません。
「そう、よかったね。今度先生に見てもらおうね」

そうです。週末に公園でなわとびの練習をしたのでした。
今年に入ってから体操の時間になわとびをやっています。

冬休みのおたよりに「なわとびの練習をしましょう」と
書いてあったのに気付いたのは冬休み最終日。(ばきっ)
すまん息子よ。ただでさえ鈍いのに。

10回飛べるようにしよう、というのが目標。
100回も飛べる子がいるんだって。
ハルは「まだシールもらえないんだ~」と言うので
じゃあ練習しようということに。

飛ぶ以前に ちゃんと回せていなかった。
まずは回す練習。
縄が前に来たらぴょんと飛ぶ。

次に飛ぶ練習。
私と夫が縄を回して(振って)
「いっせーのーせ!」で飛ぶ。

なんとかタイミングがつかめて 10回ぐらいは飛べるようになった。
これを合体させて ひとりで飛べるようになるまでは
もうちょっと練習しなくちゃね。

担任の先生は
ハルが話したことをとても喜んでくださっていました

このごろやっとプールも嫌がらなくなったようで。
遅いよ~。来週で終わりだよ~。

ようやく重い扉を少し開けてみたのに
このクラスももうすぐ終わりか~・・・。
またふりだしに戻るのだろうか。
ちょっとは自信をつけてくれるといいのだけど。

このように ハルは人の何倍もの努力や練習や
時間が必要なのね、ということがわかった。
みんなと同じことをやっていたら追いつかないのだな。
でもまぁ時間をかければ できるということで。

育児にマニュアルなし、だなぁ~。

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