人生の羅針盤となる言葉に出合えるかも
図書館で目に留まった『もう一度読む 山川哲学 ことばと用語』
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はじめに
生きるということは、人生と言う海原に一人で乗り出すようなものである。快晴に恵まれ順風満帆の時もあれば、嵐の中で荒波に揺られ、航路を見失って暗礁に乗り上げることもある。
だからこそ、どのような時にも、自分が向かうべき航路を明確に指し示す人生の羅針盤(コンパス)が必要である。
その役割を果たすものが、各自の人生哲学である。自分はどのような航路をたどってどこへ向かうのか、人生の軸となる人生哲学をしっかりと持ちたい。
そのうえで、世評やうわさの風にあおられ、世間の荒波に揺られつつも、ある時は勇敢に進み、ある時はひたすら耐え忍び、苦心しながら自分の航路をたどるのが私たちの生きるという仕事であろう。
本書は過去に人生という海原を渡ってきた人々の思想と言葉を紹介するものである。そこから、読者諸氏が自分の人生の羅針盤となる言葉に出合えることを期待する。
小寺 聡
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山川の教科書。日本史だけ持っていた。なつかしい。
高校生の時、主に学んだのは日本史で、倫理・哲学は選択授業で少し触れた記憶がある。
その時の先生が、教科書を使った授業をせず、図書館で自由に本を読んで、レポートを書くというスタイルで、体系的に学んだ記憶がない。
レポートを書くのは楽しかった。
とはいえ、高校生の頃に体系的に学んでおきたかったな。
と、過去を責めても仕方ないので、今さらかもしれないけど、改めて、先人の知恵を学んでみたい。
人生の羅針盤となるような言葉との出合い。
それは、生きやすさにつながるかもしれない。
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