『ヒルガードの心理学』を買った
こんにちは、はるまきです。
今回は、最近届いた『ヒルガードの心理学』を買ったことについて書いていきたいと思います。
上の写真のカバーを取ると、下のようになっています。
厚さは5センチほど。
そしてB5サイズで1000ページ以上あるので超分厚くて重いですよ(笑)
この本を読んでたらそのうち筋肉も付きそうですね(笑)
ちなみに値段は...
22,000円+税。
めっちゃ高いですね(笑)
めちゃくちゃ高いですが1冊持っておくと非常に便利です。
ヒルガードの心理学とは
ヒルガードの心理学は、名前のとおり心理学のテキストです。大学の教養、または大学院入門くらいのレベルだと思います。
なのでこの本を大学1年生のうちに頭に入れておくと授業の理解度がものすごく上がります。
しかし、心理学を初めて学ぶ方には少し難しく感じるかもしれないので、心理学の入門のテキストを数冊読んでからヒルガードの心理学を読むことをおすすめします。
ちなみに心理学の入門レベルのテキストは、『心理学・入門 心理学はこんなに面白い 改訂版』(有斐閣アルマ)や『心理学[第5版]』(東京大学出版会)などが読みやすいのでオススメです。
目次
ヒルガードの心理学の目次は以下のとおりです。
①心理学の特徴
②心理学の生物学的特徴
③心理発達
④感覚過程
⑤知覚
⑥意識
⑦学習と条件づけ
⑧記憶
⑨言語と思考
⑩動機づけ
⑪感情
⑫知能
⑬人格
⑭ストレス、健康、コーピング
⑮心理障害
⑯心の健康問題の治療
⑰社会的影響
⑱社会的認知
全部で18章あり、+αで「測定と統計的方法」と「用語解説」があります。測定と統計的方法では心理学で使用する統計の話を、用語解説では重要用語の解説がほとんど書かれています。
本書の構成
本書はとても学習しやすく、「学習目標」「本章の概要」「本文」「ここまでの要約」「評論問題」「本章の要約」「核となる概念」という構成になっています。
✓学習目標:その章を学習する際の目標
✓本章の概要:その章の目次のようなもの
✓本文:本文が書かれている
✓ここまでの要約:各節にあり重要箇所を要約している
✓評論問題:各節にありその節の内容の理解度をチェックしている
✓本章の要約:その章の重要箇所を要約している
✓核となる概念:その章の重要概念(用語)を一覧にまとめている
また本文中には「概念解説表」というものがあり、重要概念(用語)を表にまとめ説明しています。
さらに、「最先端の研究」「両面を見る」というものも書かれています。
✓最先端の研究:その章の主な内容についての最先端の研究が書かれている
✓両面を見る:その章に関連する1つの内容を取り上げてその両面を見る
書くべきことはすべて書ている!という感じです。
読んだ感想
読んでみて「意外と読みやすいな」と感じました。
このような分厚い本は、「難しい言葉で書かれていて本文を読んでもイマイチ理解できなさそう」と思っていたのですが、
できるだけわかりやすく書かれていたり、例え話も多く書かれているので想像以上に読みやすいです。構成が工夫されていることもあると思います。
心理学の入門レベルの知識を持っていれば理解できると思います。
その他のおすすめ本
本記事で紹介した『ヒルガードの心理学』『心理学・入門 心理学はこんなに面白い 改訂版』『心理学[第5版]』以外の心理学のおすすめの本は以下のとおりです。
✓『心理学 新版』(有斐閣)
✓『心理学大図鑑』(三省堂)
✓『臨床心理学』(有斐閣)
✓『スタンダード 臨床心理学』(サイエンス社)
✓『改訂 精神分析的人格理論の基礎 心理療法を始める前に』(岩崎学術出版社)
✓『基礎から学ぶ社会心理学』(サイエンス社)
✓『はじめてふれる産業・組織心理学』(サイエンス社)
✓『産業・組織心理学エッセンシャルズ[第4版]』(ナカニシヤ出版)
✓『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
✓『影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか』(誠信書房)
✓『影響力の武器 戦略編 小さな工夫が生み出す大きな効果』(誠信書房)
✓『影響力の武器 実践編 イエスを引き出す60の秘訣[第2版]』(誠信書房)
✓『PRE-SUASION 影響力と説得のための革命的瞬間』(誠信書房)
さいごに
いかがだったでしょうか。
心理学を勉強しようと思っている方、ヒルガードの心理学を買おうか迷っている方、ぜひヒルガードの心理学を読んでみてください。
さいごまで読んでいただきありがとうございました!
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