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30代サラリーマンが退職し、専門学校生になる上での不安要素

こんにちは、はるまきです。

前回の記事では、鍼灸マッサージ師になろう!と決意するまでを書きました。ただ、そうは言っても色々不安要素があります。

今回は、私が持っていた3つの不安要素(金銭面・育児面・就職面)について、どのように考えて進学を決めていったかを書いていきます。

1.金銭面

(1)学費

私が調べた限り、いずれの専門学校も鍼灸マッサージ科は卒業までの3年間で450~500万円程度の学費が必要になります。当初は全て貯金で賄う予定でした。

ところが進学先を調べていく過程で、学校によっては学費の一部が雇用保険から給付金として出ることが分かりました。

・専門実践教育訓練給付金

難しく書いてありますが、基本的には以下条件を満たしていれば、学費の最大70%(上限:訓練期間3年で168万円)が給付されます。

・受講開始日現在で、雇用保険への加入期間が3年or2年以上ある

・厚生労働大臣の指定する教育訓練講座である

興味のある方は、最寄のハローワークにお尋ねください。

(2)生活費

これは人によって大きく差が出るところです。私の場合、国民健康保険や国民年金などの保険料、住民税、食費、交通費などが掛かります。当初は全て貯金とアルバイト収入で賄う予定でした。

ところが(1)の給付金を調べていく過程で、(1)の給付金をもらう方で条件が揃えば、毎月生活費として(1)とは別に、異なる給付金がもらえることが分かりました。こちらは退職時の賃金によって変動しますが、私の計算では生活費で賄おうと考えているものは大体カバーできる予定です。

・教育訓練支援給付金 ※(1)と同じリンク先

難しく書いてありますが、基本的には以下条件を満たしていれば、失業手当の日額×0.8の額が、訓練期間終了まで日数分給付されます(失業手当をもらえる期間はもらえない)。

・初めて専門実践教育訓練を受講する

・受講開始時に45歳未満である

・失業状態にある

家事や育児でアルバイトの時間が取りにくい方には、非常にありがたい制度です。

(3)収入

当初は週4~5日のアルバイトを予定していましたが、(2)の給付金をもらう関係で、アルバイト可能時間数に制限が掛かることになりました。週に20時間未満までなら可能ですが、2020年4月現在、条件に合うアルバイトは見つかっていません。

2.育児面

我が家は夫婦フルタイム共働きなので、娘を保育園に通わせています。これまでは「夫婦共に就労」を理由として認められていましたが、夫が「就学」しても継続できるのかが非常に心配でした。

行政に確認したところ、「1日4時間の就労or就学(またはその合算)を週に4日行っていれば継続可能」ということが分かりました。私の場合「就学」だけで条件を満たしていたので、今も継続して保育園を利用しています。「就学」だけで条件未達の場合はアルバイトで補完するつもりでした。

3.就職面

鍼灸マッサージ師というと、「独立開業」をイメージする方もいると思いますが、私は現時点では就職を考えています。今後需要増が見込まれる以下の分野に就職し、地域医療に携わっていければと考えています。

・訪問鍼灸、マッサージ

・介護福祉施設

・病院、クリニック

治療院への就職も希望していますが、拘束時間が長い&夜遅くなるのがネックです。これまで通り夫婦協力して家事・育児・就労をバランスよくこなしていくのが前提なので、そこをクリアできれば治療院への就職も視野に入れていきます。

4.まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回は、退職後の不安要素(金銭面、育児面、就職面)をどのように考えて覚悟を決めていったのかを書きました。大学卒業後10年以上サラリーマンをしてきたので、毎月の給与収入が無い生活がイメージできませんでした。

給付金については、今回紹介したもの以外にもありますので、何か挑戦したいけど金銭面がネックで・・・という方は厚労省のWebサイトを調べてみることをお勧めします。

次回は鍼灸マッサージから離れて、私が会社員時代どんな仕事をして、どんなことを考えていたのかを書いていく予定です。


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