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農分野の戦略読書をやってみようかと

こんにちは。Haruです。

北海道にUターンして農業をやりたくて、2020年秋から東京と北海道を行き来しながら就農の準備をしています。

野菜の栽培技術だけではなく、土にいる微生物のこと、経営やマーケティング、環境のことなど、まなびたいことが山盛りな一方で、有限の時間。

今までは、興味に任せて色々な分野をいったりきたりしてきたのですが、もう少し体型的に知識を取り入れていきたいと思っています。

そこで、以前読んだ「戦略読書」に紹介されている、本の読み方を試してみることにしました。

戦略読書に興味のある方や、農関連でどんな本を読めば良いか?とかんがえていらっしゃる方の参考になれば嬉しいです。

本「戦略読書」とは

自分のいるステージに応じて、読む本のポートフォリオを意識しながら読書をしていくという戦略です。


以下の4つの事象に分けて、本を読んでいきます
・ビジネス(or 自分のやりたい分野の)基礎
・ビジネス(or 自分のやりたい分野の)応用
・歴史・科学・小説・マンガ
・新奇

仕事に関係する本や自分がいいなと思った本ばかりを読んでいると、どうしても本の分野が偏りがちになりますよね。著者の方も、自分のオリジナリティーを出していくための読書を試行錯誤し、この戦略読書のやり方に行き着いたようです。

社会人になりたての人や、転職など新しい分野に挑戦しようとしている人は、その分野の古典と言われているような基礎の本10冊と応用本90冊を1年で読むことが目標とされています。

また、本の中では
・各事象の本の読み方
・著者オススメ本
・社会人年数に応じた本のポートフォリオの組み方
などなども紹介されています!

この本を読むだけで、読んでみたい本が一気に増えますので、何を読めばいいのか分からないというかたは、とりあえず「戦略読書」を読んで考えてみるというのもありだと思います。

とりあえず2021年4月分に選んだ本はこれ

「読むぞ〜!」と意気込んだのは良いものの、農業を学んでいく上での基礎的な本って何なんだろう。。(みなさんはどんな本を読んでいらっしゃいますか??)

考えていても答えが出ないので、ある程度数をこなして何が見えてくるか、その時に振り返ってみることにします。

12ヶ月で100冊だと、1ヶ月8−9冊(多いな。。)ということで、ひと月目の今月はこちらの9冊。


1冊目(経営・就農関連)
「絶対にギブアップしたくない人のための 成功する農業」

これは以前にも読んで、noteにも書いたのですが、5月からの畑作業を前にもう一度読み直したいと思います。

農業数値のこと・マーケットのことなど、農業を始める前に考えたり調べたりできることが紹介されています。

2冊目(経営・就農関連)
「農で起業する! 脱サラ就農のススメ」

本屋さんの農業関連コーナーには必ずといっていいほど置いてある本だと思います。さらっとしか立ち読みしたことが無いのですが、作物を育てる技術だけではなく、経営や売ることなどもしっかり考えて農に携わっていくために必要なことが書かれていそうなので選びました。

ちなみに筆者の方は、果樹も育てているようです。


3冊目(経営・就農関連)
「農で起業!実践編 新しい農業のススメ」

2冊目の「農で起業する! 脱サラ就農のススメ」の続編です。

販売のことなど、1冊目より実践的な内容が書かれているようなので、合わせて読みたいと思います。2009年の本なので、結構今では当たり前になっていることもあるのかもしれませんが、何が当たり前かもよくわかっていないので、私にとっては学びがあるはず!と信じています。


4冊目(農法・技術関連)
「【解説】日本の有機農法 土づくりから病害虫回避、有畜複合農業まで」

B4、約300ページの厚めの本ですが、色々と網羅的に書かれていそうなので選びました。動物も含めた有畜複合農業についても書かれているようなので、楽しみです。


5冊目(農法・技術関連/土・菌関連)
「土がよくなりおいしく育つ 不耕起栽培のすすめ」

不耕起栽培という言葉はよく聞きますが、具体的なことを知らないので選びました。目次をみた限り、今一番興味のある土づくりのことも触れられています!


6冊目(農法・技術関連)
「続 無肥料栽培を実現する本」

「無肥料栽培を実現する本」の続編です。全国でセミナーや講演を行っていらっしゃる岡本よりたかさんの本です。

土のこと、堆肥のこと、各野菜を育てる時のポイント、種取りなどなど網羅的に書かれています。そして、「光合成とは」など見落としがちな植物の原理原則についてもしっかりかかれているので、しっかり読みたいと思います。


7冊目(土・菌関連)
「完全版 生ごみ先生が教える「元気野菜づくり」超入門」

土を大切にする農業をしたい。そのために地中の菌のこと、コンポストや堆肥のことも知りたいと思っています。

同時に、生ゴミコンポストや生ゴミ堆肥は食育とも相性が良いなと感じていて、それを実践されている方の本です。将来的には、地域づくりみたいなことにも関われればと思っているので、選びました。

この記事をちまちま書いているうちに読みおえてしまったのですが、それくらい読みやすい文章で書かれています。

超入門とあるように、詳細な技術ではなく、地中の菌に対する考え方や農と食育との関連性などについてざっくり知れる本です。


8冊目(土・菌関連)
「土と内臓」

これは色んな人が色んな所でお勧めしている本だと思います。

この本はKindle本もなく、値段も結構高いですが、この本に出会えたおかげて、土にいる微生物のことも大切にする農業をしたいと思えるようになりました。

前回読んでから時間が経っているので、色々と学んでから読み直すことでどんな発見があるか楽しみです。


それぞれの本で学んだことについては、また改めて書いていきます。

読んでくださり、どうもありがとうございました!!

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