見出し画像

読書感想〜私が大好きな小説家を殺すまで〜

今回の読書感想はコチラ!

『私が大好きな小説家を殺すまで』
斜線堂有紀

「才能を愛された人間は、その才能を失った後にどうすればいいのか」あるいは「誰かを神様に仕立ててしまった人間は、変わりゆくその人とどう向き合えばいいのか」
あとがきに作者自身が書かれている、この言葉がすべてですね。

読み終わるとタイトルも納得だし、切ない空気をまとっているように感じました。
ただの恋愛小説で誰かが命を落とすことで、御涙頂戴な話にしないところが私は好きでした。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?