この世界から足を洗ってもう二度と会えなくなったあなたへ。
本当に難しい事で。この出来の悪い頭でどこまで考えることができるのかわからないけど
少しだけ整理がつきつつあるので
私の叔母は今から遡り2012年の初めの寒いとき
自らの命を絶ちました
その時のなんともいえないあまりにも突然な事に頭が真っ白になったのを覚えています。
当時中学生だった自分には理解が追いつかなくて
起きた事も信じられないくらいで
正直受験生シーズン真っ只中で
こんな時になんてことしてくれたんだよと言う気持ちとがありました。志望校もあってそっちに神経尖らせてピリピリして頭いっぱいなのに
どうしてこんな時にこんなことになるんだよって正直思ってました。
それと裏腹に何も最期に言うことが出来なかったなという気持ちもあり
複雑な気持ちでいたのを覚えています。
そして周りにいた人間はどうして少しは助けられなかったんだろうとか
親や身内も何も出来なかったなと
自分のこともそう思ったりしていました。
でも本気で追い詰められて逃げ場も何も失って死のうと覚悟を決めた人間のことを今となって思うとあの時あなたを助けることなんて出来なかったに決まってますよね。
こんな自分でも心から懇願してるけど怖くてできないことを、やったのだから。
確かに周りの意見は賛否両論で僕も当時は色々思いましたが、今となってはあなたがそう頑なな意思で選んだ答えがそれだったらならば、それでよかったと思ってます。
それほど追い込まれて、誰にも相談できず1人きりでどんなに苦しかったことか僕には想像もつきません。
でも今ならあなたの気持ちがほんの少しわかるような気がします。
生き地獄だったんでしょう。
本当に辛かったのだと思います。
僕のこんな陳腐な言葉では測りきれないほど。口にするのもおこがましいほど。
あなたにはもう二度と会うことはできないけど
この苦しい地獄のような世界から抜け出して
天国があるのかはわからないけど
もしそんなものがないのだとしても
あなたがもうこれ以上苦しまない選択をその度胸で取ったのなら
もう苦しまないで
そっちの世界では
少しでも楽に息をして安らかに過ごして欲しいです。
僕の事も愛してくれていたんですよね。
僕の事。将来も的確に近い事を真剣に考えてくれていたあの時の言葉。
まだ覚えてるよ。
忘れてない。
本当にありがとう。
もう苦しまないでね
楽になって少しでも心安らかに軽く自由になっていて下さい。
そしてもし天国なんていう素晴らしい世界線が存在するのならそこでは少しでも心からゆっくり安らかに過ごしていて下さい。
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