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君が好きな香りをつけられるようになったよ


いつからか君の心が離れていたことは知っていた
寂しさは会えないことじゃなく
会ったときに押し寄せた
 
誰を想い何を見ていたの?
横顔ばかりを思い出す
幸せな時間は短くて
さよならの瞬間は怖かった
これが最後にならないでと願い、手を振る
 
振り返らない
振り返らない君をみることが辛いから
 
いつから?
いつからか心が離れてしまっていたみたい
 
もし戻れるなら出会ったころがいい
近すぎず離れすぎず
笑い合うことに幸せを感じていたあの頃
 
今は少し前を向いているよ
君が好きだったこの香りをつけられるようになったよ
会うときにつけていたお気に入りのリップを使っているよ
私が私らしく歩けるように
私の好きを抱きしめて進むよ

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