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保険マッチングにおける消費者の潜在的ペイン

このnote内で、何度となく、今後の「保険を探す人」の行動を以下に定義づけてきました。

「ネットで情報を収集(オンラインリサーチ)し、
FPやエージェントから購入する」

もちろんAIの進化によってこの状況に変化が、ある程度生じる可能性はありますが、やはり保険という商品は金融商品でありながら、人のメンタリティーに深く影響する商品ですので、引き続き、人を介しての保険加入を検討するという行動は変わらず、その情報を得るために、ネット(最近ではGoogleによる検索だけではなく、InstagramなどのSNSも)を使用する傾向は高まると推測します。

この行動が前提の中で、保険マッチングサービス(「保険を探している消費者」と「保険サービス(保険を売りたい)を提供したい保険代理店」を繋げる保険のマッチングサービス)が隆盛と前回のnoteで投稿しました。

「まだ ここにない 出会い。」で有名なリクルートがお得意のマッチングビジネスモデル(リボンモデル)

「SUUMO」「リクナビ」「HOT PEPPER」なんかは想像しやすいと思います。インターネットの普及により、現在では、マッチングサービスは世の中では溢れています。

このマッチング(送客とも言えます)ビジネスは、マッチング成立に応じて課金していくというモデルが王道のビジネスモデルになります。
(もしくは掲載料)

食べログなどの飲食業界での送客における課金モデルなどは、消費者にとって不利益になることはないと思います。
送客課金の金額がいくらであれ、消費者自身が、食べたい物を選択でき、飲食店側が、食べる商品、量などを強要することは難しいからです。 

では、保険ではどうでしょうか?
何度もこのnote内では記載していますが、保険は一般消費者と保険プレイヤー(保険プランナー、保険代理店)との間に、情報の格差が際立つ業界です。

「保険のアマチュア対保険のプロ」
 

保険での課金料金は、3万〜10万/件です。
(もしくは、共同募集といい契約した保険の手数料をプラットフォームと保険プレイヤーで折半します。)

参考:<保険手数料の計算例>
   月の掛金 3万円/月のケース
   3万✖️ 12ヶ月 = 36万円/年
   36万円 X  50% =18万円(初年度手数料)
   *%は、保険商品、種類などにより変動
   ですので、結果的に、共同募集における課金額はこのケースだと
   半分の9万円になります。

保険という商品においては、保険プレイヤーはこの課金額以上もの商品の契約を「ニード喚起」という言葉の元、不必要な商品の販売を行い、消費者は必要ないものを契約させられてしまうケースも表にはでてきませんが想像に難くありません。(潜在的ペイン)

では、この消費者のペインを解消しながらも、保険プレイヤーの一番のペインである安定的に集客できるプラットフォームで収益化していくにはどうしたらいいのか?

結論的には、やはり掲載料をいただく、プラットフォーム課金がベストな選択だと思います。(*食べログは掲載料+送客課金)

理想の状態を述べますと、消費者は、本当にお客様に評価されている保険プレイヤーを選択でき、保険プレイヤーは、そこで選ばれるべき努力(評価される保険サービスを実施し、その結果のクチコミ収集など)をして一定数集客ができるプラットフォームを構築し、保険プレイヤーに掲載料を払ってもいいなと思ってもらえる状態を創りたいと思っています。

この解をずっと探し続け、ようやく最近見えて気がしています。
その話はまた後日・・・。

夜に執筆したので、ちょっととっちらかっているかもしれません。
また後日 推敲します・・
とりあえず 完了主義で・・・





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