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グチってもいいじゃない

弱音を吐ける環境のありがたみをひしひしと感じている昨今です。
わたしはよく「我慢強いね」と言われるし、自分でもストレス耐性が高いと思っています。

でもそれは、弱音を吐ける環境があるから。愚痴を受け止めてくれて、アドバイスをくれて、支えてくれる友人たちがいるから。そういう関係があることが心から嬉しく、ありがたいです。

言霊、ということばがあります。
言葉には力がある、言葉には魂がある、だからきれいな言葉を使いなさい。

脳は主語を認識できない、とも言われます。
だから愚痴は言わないほうがいい、悪口は言わないほうがいい。

それは一理あると思います。

愚痴が多い人には近寄らない方がいい。

それも一理あると思います。

でも、愚痴が言えなくて、弱音が言えなくて、ひとりでがんばっていたら、心は簡単に壊れてしまうと思うのです。人はそんなに強くないのです。ひとりで抱え込んで、耐えて耐えてがんばって、ぽっきり折れてしまったら、立ち直るのが大変です。取り返しのつかないことになるかもしれません。

信頼できる友人たちに愚痴を言って、ときには愚痴を聞いて、そうやってストレスを逃がしているから、わたしたちは壊れずに生きて行けるのだと思います。

それに、愚痴を言うことは、壊さないことでもあると思うのです。
わたしは夫の愚痴をよく聞いてもらいます。
夫婦でも考えが合わないこともあります。当然です。
良く揉めています(笑)

親しい間柄でも、本人にぶつけてはいけない言葉ってあるでしょう。
親しいからこそ、「この言葉をいってはプライドが傷ついてしまうだろうな」ということもわかります。
いつも一緒にいるから、相手にとってのNGワードがわかってしまうのです。

全部相手にぶつけていたらすぐに離婚です(笑)
友人に愚痴って、ガス抜きして、夫にやさしくできる。
そうしたらいいところも見えて、家庭がうまく回る。
瞬間的な怒りを夫にぶつけなくてよかったなと思う。
そういうことって多々あります。

仕事の愚痴もそうです。
やりきれないときってあると思います。
たまには安居酒屋で愚痴ってもいいではないですか。
それで明日もがんばれるのなら、いいじゃないですか。

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