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梅農家さんのところに行ってきた話


先日、福井の梅農家さんのところに収穫のお手伝いに行ってきました!以前から農業や作ることに興味があり、機会を見つけては農家さんのところに足を運んでいます。

普段はスーパーで食料品を買っていることがほとんどなのですが、どんな人がどんな思いで、どういう過程で作っているのか知りたいなと思っています。作り手へのリスペクトもあるし、自分も携わってみたいなと!

わたしの姉が数年前からフリーランスとして仕事をしつつ、合間に農家さんのところでバイトをしているのでずっといいなあ〜と思って見ていました👀
今回は姉に誘ってもらい、梅農家さんのところに収穫のアルバイトに行くことにしました☺️

梅を収穫する!

例年、梅の収穫時期は6月上旬〜7月上旬頃。
わたしが行ったのは6月下旬でした。今年は梅が不作らしく、気候の関係で時期もかなり早まったようです。なので、わたしが関わらせてもらったのは本当に今年ラストの収穫でした。(逆に貴重!)

ピーク時には梅の実がたわわになり、手で収穫したり、高いところは脚立に乗ってゆすったりして収穫するそうです😳

わたしが行った時はほとんど収穫が終わっていたので、自然にネットに落ちた実や、木に残っている実を探して棒で木をゆすって収穫をしました。残った実を探すのはゲーム感覚で、じーっと木を見ていたらたまに(梅の実と)目が合うという感じでおもしろかったです👀

ネット収穫は「ソリ」と「コンテナ」と
「てみ」の3点セットで!
たまたま実が多く残っている木があった!
収穫用のかごのことを「ポテ」と言うそう!
棒で木をゆする人と拾う人に分かれて収穫!

採れた梅を選別!

収穫した実は持ち帰って選別し、発送作業へと移ります。サイズごとに自動で分けてくれる機械がハイテクで感動しました😳

ピーク時は軽トラにコンテナが乗り切らないくらい
たくさんの梅が採れるそう
手作業で葉っぱや虫食いなどの梅を取り除く
梅を洗浄してサイズごとに分けてくれる機械

機械も活用しつつ、傷などを見極めるのは手作業です。不慣れだったので、どんどん流れてくる梅をとっさに分けるのは難しかった…!

ベルトコンベアみたいにどんどん梅が流れてくる機械
傷などを目視で確認してランク分け

農業バイトのいいところ

暑い時期は大変ですが、太陽の下で緑に囲まれて汗をかいて働くのはとても気持ちがいいなあと思いました。あとは合間の休憩で、たまたまその日居合わせた人たちとご飯やお菓子を一緒に食べて世間話をして、立場や肩書きに捉われずに過ごせるゆるい関係性が心地いいなと思いました。

今回はかなり終盤に行ったので、ピーク時はもっと過酷だと思います。次はしっかり収穫できる時期にも行ってみたいです✊

作り手のことを知る、伝える

今回伺ったのは福井県若狭町にある伏見梅園さん。地域おこし協力隊を経て、梅農家として新規就農されたご夫婦です。

4月に同じ若狭町にある「八百熊川」という素敵な古民家宿に泊まったのですが、そこで伏見梅園さんの梅を食べたところでした。今回、作り手や作っている環境、実際の工程を知ることができてよかったです☺️

今はお金を出せばたいていのものは手に入る時代ですが、作り手と消費者との距離が遠くなりすぎているなと感じています。
わたし自身、作ることに興味があるということが大きいですが、もっと作り手のことを知って伝える活動をしていきたいと思っています。それは農業もだし、伝統工芸などの作り手のことも同じです。

これからもいろんな作り手のところに足を運んで話を聞いたり、作る過程を知ったりしていきたいです。

今回は梅を2種類買わせてもらったので、人生初の梅仕事をやってみます。梅シロップと梅干し、上手くできるといいな!

今回は福井梅の新平太夫(しんへいだゆう)と
紅映(べにさし)を収穫。写真は紅映!

おまけ

ご当地コンテナがかわいい①
ご当地コンテナ②

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