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どこまでも行けそうな気分


2024年1月16日のこと。
少し時間が経ってしまったけど、この日は自分の中で大きく心が動いた日でした。


わたしは穏やかな水辺が好きで、特に瀬戸内海が大好きです。いつか瀬戸内に住んでみたいという気持ちがあって、この日は岡山の行ってみたかったまちに行くことに。


初めて降り立つまち、倉敷市児島。
倉敷と言っても美観地区からは離れた、瀬戸内海と瀬戸大橋のあるまちです。デニムの産地としても有名なので、聞いたことがあるかもしれません。

行きたかったお店はいくつかあるのですが、1番の目的は山頂にあるカフェ〈belk〉。瀬戸内海や瀬戸大橋が一望できるカフェです。

普段から車に乗らないので、交通手段を調べたらなんと最寄りのバス停から徒歩50分…!


今回はひとり旅。いろんな場所に足を運んできましたが、これまでひとりのときにレンタカーを使ったことはありませんでした。でもどうしても行きたかったので、勇気を出してレンタカーで向かうことに。

児島に行ってみたいお店がいくつかあったので、自分でナビを入れながら運転。初のひとりレンタカーで緊張していましたが、そういえば「この感覚知ってる…!」と気づきました。前職のときに、ひとりで初めての場所に車でよく行っていたことを思い出し、「全然平気じゃん!」と思うように。

2ヶ月ぶりの瀬戸内海
瀬戸大橋!いつか車で渡ってみたい


そして、いつか行けたらいいなあと思っていたお店に自分の力でたどり着くことができて、じわあっと心の中で感動していました。「車があればどこまでも行ける!」と今さらながら感じて、それまでは自分で自分の可能性を狭めていたんだなと気づくことができました。

気になっていた渋喫茶
いろんなクラシックを楽しめる
ローカルうどん屋さん
迷子になりつつたどり着いた!
海老天をじゅーじゅーしながら食べるの新鮮!


そして念願のbelkへ。カフェラテを飲みながら陽にぽかぽか当たって瀬戸内海や瀬戸大橋をぼーっと眺める時間。この上なく幸せな時間で、生きてるな〜って心地がしました。

瀬戸内海と奥には瀬戸大橋
まったりとした時間が流れていました
王子スカイパークも素敵な場所


その時期は家の日当たりがよくなくて、けっこう気持ちが落ち込んでいました。たくさん日光を浴びて、大好きな瀬戸内海を一望しながらのひとときは本当に幸せでした。

就職のタイミングで名古屋に住み始めて、なんとなく都会での暮らしに違和感を持ちながら暮らしていて…。瀬戸内に身を置いてみたら、人生の限られた時間、わたしはここで過ごしたいという気持ちがふつふつと湧いてきて、なんならbelkに通える場所に住みたいとまで思いました😳

景色に一目惚れして移住する人も多いと聞いて納得です。ちなみに好きすぎて、スマホの待ち受けにして毎日癒されています…!

幸せな待ち受け



その日は本屋aruに行ったり、DENIM HOSTEL floatに泊まって陽が落ちるのをぼーっと眺めながら本を読んだり。とても心穏やかな時間でした。実際に移住したばかりの方から話を聞くこともできました。すぐに移住というのは難しいかもしれないけど、瀬戸内に拠点を持ちたいと考えるように。

編集者のあかしゆかさんが営む本屋「aru」
DENIM HOSTEL floatの部屋
デニムがあしらわれていて、瀬戸内海が一望できる
夕陽が落ちていくのをぼーっと眺めていた


そこから数ヶ月が経って、今は変わらず名古屋で夫とふたりで暮らしています。名古屋でチャレンジしてみたい仕事があるし、地元の福井で過ごす時間も増やせたらと思っているので、瀬戸内への関わりはまだ探っている最中です。

この先どうなるかはわからないけど、数ヶ月に1回ペースで瀬戸内に足を運んで、心地よく過ごせる時間を増やしていけるといいなと思います☺️

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