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#日本語教育能力検定試験に合格しよう

こんにちは!
日本語教師のはるかです!

もう8月も半分終わりましたね〜
夏なんもしてねー!!!!!

さて、日本語教育能力検定試験を受験する方は、
そろそろ恐怖で震え始めてる時期ではないでしょうか?

私も受けましたよ、試験。
8月に申し込み完了して、試験までの3ヶ月。
勉強したくない、でもしなきゃまた来年になる
と言う気持ちに振り回され、毎日震えてました。

しかも、受験料1万とかしますもんね。高すぎ!

そんな私は、2018年に合格したのですが、実は前年に一回落ちています。

今でも覚えてます。勤務中に母から不合格通知の写真が送られてきて、トイレに入って5分泣き、誰にも気づかれないようにすぐ気持ち切り替えて、仕事に戻りました。(せつな)

しかも、結果ってクリスマス前後に来るんですよね・・・(せつなさ2倍)

というわけで!今日は、

・日本後教育能力検定試験に合格するメリット
・私が日本語教育能力検定試験に合格した理由
・落ちた理由
・私が実践した勉強法

についてお話ししたいと思います!!


1. まずは私の経歴を

とりあえず、私の日本語学習歴をお伝えします。

2017年 4月 養成講座スタート
2017年 8月 試験勉強スタート
2017年 12月 不合格&嫌になって、養成講座も休学する(現実逃避)
2018年 7月 養成講座復活
2018年 8月 試験勉強スタート
2018年 12月 合格!!!!!そして、養成講座も卒業🌸
2019年 1月 日本語教師として就職
2020年 6月 フリーランスデビュー ←今ココ

ということで、2回試験を受けたのですが、どちらの年も仕事&養成講座&試験勉強を同時にやっていたというわけです。ハードでした。ぶっちゃけこの2年は、もう2度と繰り返したくない。お金ない、やりたい仕事じゃない、立ち仕事で体もヘトヘト。

ちなみに私は、日本語教師ですが勉強が大嫌いです。今まで勉強して成功したことが一度もないw教育能力試験が唯一ちゃんと勉強して合格できたものですね。しかも、今まで教育というものに一度も触れたことがなかったので、全てがはじめてでした。


2. 日本語教育能力検定試験に合格するメリット

日本語教師になりたい方は、もうご存知だと思うんですけど、

1、日本語教師養成講座で420時間コースを修了
2、大学・大学院の 日本語専攻で学ぶ
、日本語教育 能力検定試験に合格する

この3つのどれかがあればいいんですよ。
で、実際教師になって、結構1と2の人多いなと思いました。
試験受かってなくても先生になっている人多いので、受けなくてもいいんじゃね?って思いますよね。

でも、取ったほうがいいと思います!理由は・・・

・検定試験に合格していたら、待遇がよくなることがある
・肩身狭くない
・転職、フリーランスで活動するときに便利
・日本語教師、国家試験資格化で有利に

実際に、私は、月1万円プラスされましたし、受かってない人は受けるようにと言われていました。あとは、堂々としていられるw
フリーランスなったら、資格として伝えられるので、とても有利!

そして、最後の国家資格化!
これは、昨年末に発表され、いつからかは不明ですが、今まで民間資格だったのが国家資格になります。「じゃあ、今とっても意味なくね?」と思うかもしれませんが、そんなことありません!

国家資格になる前に、検定試験に合格している方は、経過措置が取られます!

詳しくはこちら。

今年がラストチャンスかも!?申込した方、チャンスです!


3. 不合格のときの勉強スタイル

当時の仕事についてはまたお話ししますが、週4朝2コマ養成講座で、その後仕事に行くというスケジュールでした。8月から勉強スタートしましたが、養成講座で音声や歴史学などは養成講座で勉強してました。

が、しかし!

私は本当にポンコツなので、授業受けててもよくわからず、全然理解してなかったですねw

形態素?単純語?オーラル・メソッド???

マジ意味不明。
正直「あ、向いてないかも。」と思いましたね。

そのときに、使っていた参考書はこれ!

これは、90%くらいの人が使うんじゃないかな?と思います。赤本!

まずは、これを読むことからスタートしました。眠くなりそうだったので、自分に馴染みがあるところ(音声とか)を先に読んでいました。アウトプットとしてわかりにくい用語は、ノートにまとめたりしました。

仕事と講座の間の時間に勉強していたので、日によりましたが、1日1〜2時間くらいですね。

養成講座の期末テストもあったので、どっちも勉強してました。で、この本は、結構ボリュームすごいので、読み終わるのに1ヶ月くらいかかったきがする・・・。その後もノートまとめたり、理解するまでいろいろ調べたりで、結構時間かかったな。気づけば10月で、過去問やんなきゃと思って、↑の赤本に入っている問題をやってから、過去問に手をつけて。

で、試験に挑みました。

結果は、2点足りずで不合格。うえーーーーーん(´;ω;`)

不合格通知ってめっちゃむかつくんですよ。“不合格A判定”みたいなの書いてあって。不合格なんだけど、あとちょっとだからA判定って何?って。うるせーわって思いましたw

このとき、いろいろ限界で、余裕がなかったので、通知が来てから、7月に講座復活するまで、一度も勉強しませんでした。

そして、キレイさっぱり忘れました^^


4.合格までの勉強スタイル

7月になって、ようやく復活し、養成講座も再スタート!

このときは、もう座学はほぼ終わっていたので、模擬授業がメインでした。週2で講座行って、あとは仕事してました。

8月にまたもう一度赤本を引っ張り出してきたんですけど、自分でもびっくりするくらい忘れててwなので、まずは赤本の復習からはじめました。ただ、前回赤本に時間費やしすぎたと思ったので、ペラペラめくる程度に見直しました。

で、前回の反省点はこんな感じにまとめました。

1、赤本に力を入れすぎた。
2、ノートまとめに時間かけすぎた。
3、過去問のお粗末にしすぎた。(ここ一番重要)

私が、前年を振り返って一番変えた部分は、「過去問を解くこと」です。

今までは赤本メインで勉強してましたが、今回は「赤本は辞書。全部読まなくていい。」って決めて、ノートもどうせ見直せないんだから、まじで頭の中整理したいポイントだけまとめることにしました。教授法とか、動詞のグループ分けとかね。

で、勉強のメインは過去問にしました。最新版から3年分くらい購入すれば良いと思います。

解答は、ネットで見たり、養成講座で過去問解答集が売っていたので、それを買いました。

あとはこちら!赤本の問題集!

やった順番はこんな感じ。

1、赤本チラ見復習。
2、複雑なところBEST5くらいをノートにまとめて整理
3、赤本についてる復習問題を3回繰り返す。
4、赤本問題集を2〜3回繰り返す。
5、過去問3年分、3回ずつ繰り返す。

ざっとこんな感じです。1日の勉強時間は、変わらず1~2時間

とにかく、問題集や過去問で間違えたところ、正解したけど理解できていないところがあれば、赤本で復習するを繰り返しました。そして、もう一度一から解いてみる!解説に出てくる言葉でわからないものも追加で調べたりしましたね。

特に、私は音声とか文法体系(助詞とか)は徹底的にやりこみました。リスニングCD何度も聞いて、間違っている選択肢がなぜ間違えっているのかもわかるようにやり込みました。音声めっっっっっっちゃ苦手だったんですよ。でも、この2つって絶対に出るし、理解していれば絶対取れるポイントなんですよ。だから、「満点取ったるでぇ!」って気持ちで何度も復習しました。

逆に全然やらなかったなーというのは、歴史系・・・。あんま出ないし、苦手だったので、試験の昼休みに見返した程度です。

あと、記述!記述は、何も対策していません。とにかく200文字(でしたっけ?)書く!それだけ決めました。たぶん、何が正解とかないと思うので。自分が思ったことを書いていれば、満点じゃなくても点取れると思います。

そんな感じで、見事合格できました!!!!!


5. 結論

まぁ、結論何が言いたいかと・・・

・一回ダメでも、諦めたらアカン!
・過去問をお粗末にしたらアカン!

今から勉強でも十分間に合いますから、最後まで頑張って!!

そして、堂々と日本語教師になりましょう!!!! 


では、また〜〜!

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