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マインクラフト 機動兵器の技術紹介!     MODに打ち勝つ PART5

 今回はうちのワールドにて使用されている車や列車、機動兵器の技術について紹介していきます。今回は技術系の記事なので、写真が少ないです。自分のワールドで作りたいという方はお読みください。

 簡単には以前のJ-1紹介の時に紹介しましたが、今回はもう少し詳しく説明していきます。


Ⅰ移動原理

まず、移動の原理について説明します。

動かしたいものをストラクチャー保存して、

スクリーンショット (134)

動かしたい位置にロードして、

スクリーンショット (132)

元の物を空気ブロックで消す

スクリーンショット (133)

ということです。

これの作業を行う回路を本体に乗せて、保存すれば、ボタンを押せば、動いてくれます。さらに、プレイヤーの位置は、

1.テレポートコマンド

(指定座標へMOBやプレイヤーをテレポートさせる。その位置から何マス動いた場所、というふうにも使える)

や、

一ブロック移動のみですが、

2.ピストンで押したりして変えれば、一緒に動くことができます。

遠くにロードすればするほど、一回ボタン押したときに遠くまで動けるので、早く移動できることになあります。

ストラクチャーブロックでロードできる距離、保存できる範囲は、ともに現在48ブロックなので、あまり遠くまでは届きませんが、

setblockコマンド

(指定した位置に指定したブロックを置く。その位置から何マス動いた場所、というふうにも使える。ストラクチャーブロックは、ロードするストラクチャー名も指定できる)

を使えばその限界を突破できます。WD-1白龍では、それを利用して、120Mを一クリックで移動できます。

ストラクチャーブロックはバニラでコマンドよりも直観的に使用できるので、cloneコマンドなどよりもお勧めです。

Ⅱ兵装

次は機動兵器に乗せる兵器について説明していきます。

TNT兵器については以前の流用になります。

1.TNTキャノン

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これがバニラで最も簡単な遠距離兵器ですかね。

原理は簡単!水でブロック破壊を無効化した弾薬TNTで弾頭のTNTを吹き飛ばす兵器です。

TNTカートを利用して弾薬をとても多くすることで、超絶遠距離まで吹き飛ばすこともできます。

しかし、弾頭弾薬共に強化のためには長大な回路が必要になります。

2.STNTキャノン
ストラクチャー保存したTNTカートと弾頭のTNTを順番にロードすることで回路の短縮化、弾切れの防止、同時爆発可能TNTの上限突破の三つを同時に実現した画期的な兵器です。

↓こういうの

画像5

射程は増やそうと思えばいくらでも増やせるので、かなりの強力な兵器です。ちなみにうちのワールド最高記録は射程一万七千ブロック越えです。

着火したTNTは、MOB判定なので、ブロックを読み込まれても消滅しないことが利点です。

3.ストラクチャーレーザー

ストラクチャーで呼び出して使うレーザー兵器です。

これは、オブザーバーがストラクチャー呼び出しされたときに、レッドストーン信号を出す性質を利用しています。原理は、

1.呼び出される。
2.オブザーバーが信号を出す。
3.信号がストラクチャーブロックに伝わる。前方に同じものを呼び出す。
4.レッドストーンリピーターで遅延された信号がもう一つのストラクチャーブロックに伝わる。空気ブロックを読み込みもともとの物を消す。
5.アイテム化したレッドストーンリピーターをKILLコマンドで消す。

といった感じです。大体の場合4の工程はすっ飛ばしていますが、重くならないためには入れた方がいいかもしれません。

レーザー径はストラクチャー保存した範囲なので、好きに調節することができます。

4.STNTミサイル
TNTキャノンとは違い、ストラクチャーで移動するブロック弾頭に、TNTやTNTカート読み込み機能を付けた超強力兵器です。威力は自由自在。対物感知型にすることもできて、TNTキャノンよりは使いやすくなっています。

原理としては、

1.レーザーと同じものを作って、executeコマンド
(簡単に言うと、指定したMOBやプレイヤー、ブロックに指定したコマンドを使わせるもの。setblockコマンドを使わせれば、その位置に読み込ませることができる)
で、前方の空気以外のブロックに、setblockコマンドを使わせる。
2.setblockコマンドで、3つ目のストラクチャーブロックの前にレッドストーンブロックを置く。
3.ストラクチャーブロックが大量のTNTやTNTカートを読み込む。

といった感じです。

画像6

うちのワールド最高の威力は、以前紹介したTNTカート七千個分の爆発威力です。エンドラも一撃です。

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5.ファンネル

コマンドとストラクチャーブロックを併用した兵器です。

setblockコマンドでは、呼び出すものを指定したストラクチャーブロックを指定位置に呼び出すことができます。

executeコマンドを使えばMOBやプレイヤーの場所に呼び出すこともできます。

両方を使うことで、完璧に敵の位置にファンネルを呼び出し、TNTキャノンやレーザーを発射できます。


おわりに

長文失礼しました。今回は技術公開ということでしたが、かなりの文量になってしまいました。1.19以降のバージョンではバニラで使用できるので、ぜひ皆様のワールドでもやってみてほしいです。ちなみにこれら全ての技術は元アイデアがあるので後日あげます。

では、ここで機動兵器や車をお作りになる方に一言。

最初からは上手くできないかもしれませんが、根気をもってやってほしいです。そのうちに慣れれば、絶対効率よく、良い機体を作れるようになると思います。諦めずにやってみてほしいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。




追記  元アイデア 
STNTキャノン
レーザー
ファンネル
ミサイル

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