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一関市地域おこし協力隊インターン活動日記 7日目〜13日目

9月7日
2日ぶりに芦農園へ戻ってきた!
ここで働く人たちはエネルギッシュな人が多くてくるだけでパワーがもらえる😂
朝から久しぶりに扱うビーバー(草刈り機)を使う作業🧑‍🌾
9月の2週目にも関わらず、夏の暑さが朝から続いているが、汗をかきながらの作業も生きてる感じ!

収穫が終わった🌽を切っていく
休憩時間に🍉を😋

午後からは芦農園で育てているお米の田んぼの掃除へ!

鎌を持って田んぼの中のヒエや豆科の植物を刈っていく
始まって30分もないうちにこんなにも😳

今の時代は機械化が進み、こういった作業も全部機械でやるものだと思っていた。
なぜこの作業が必要なのか。そう疑問に感じた。

しかし、この作業は大事に手間暇かけて育てたお米をできるだけ多く収穫するために必要な作業だった。以前から聞いたことがあった、コンバインというお米を刈る機械はセンサーでお米の稲穂を感知して、お米を刈り取る仕組みらしい。もし、このコンバインを使う時に稲の他の植物(稲よりも背丈の高いもの)が田んぼにあると、稲穂ではなく他の植物にセンサーが感知され、稲穂がゴミとして機械が認識して、外に排出してしまうようだ。機械化で効率よく収穫するためにも必要な手作業があるというところに、この時代であっても手作業が必要な農業というものにさらに惹かれた。

9月8日
今日は久しぶりに、朝から曇りが勝っていて秋の涼しさがやってきた。
この日は朝から1日かけて、男性陣総出で田んぼの畦を浮き出すために、いろんな田んぼへ草刈りへ出かけた。
この畦周りの草刈りも、機械を入れて収穫するためには必要な作業。この草刈りをしないと雑草や稲穂で畦が見えなくなり、機械をぶつけてしまい故障の原因にもなってしまうそう。

草刈りの休憩の一コマ

これまではお米は田植えをしてから、水を入れておくだけだと思っていたが、実際には苗や稲穂、田んぼというあらゆる部分に手が加えられていることを知り、自分が日本人としてのアイデンティティの1つである、お米を作ってくださっている農家さんへの尊敬の気持ちを抱いた。

9月9日
今日は以前打ち合わせに参加した川崎でのEボート大会の前日準備!
台風の影響もあって、前日から開催できるのか心配していたが今の段階では開催する方向ということで、準備開始!

朝礼


朝からみんなで雨に打たれながらの作業😂
ちなみに、EボートのEにはExchange、Environment、Earth、Ecology、Energyなどの意味があるらしい。
そんな豆知識を作業しながら、一緒に準備をする人たちが教えてくれたり、Eボート大会が4年ぶり開催される喜びを語ってくれる人たちがいた。

お昼には日本赤十字の方々がカレーを振る舞ってくれた
※朝からの肉体労働もあり、勢いよく3杯も食べた笑


Before
After

雨が降りながらの作業、4年ぶりの作業。そんなことをも思わせないような勢いで、準備は進み、お昼ごろには会場の準備が整った!

明日が楽しみや!

9月10日
Eボート大会当日!
昨日のみんなの不安を裏切る快晴!
雨を欲してしまうほどの暑さで幕を開けた!

開会式🎺

当日はスタッフとして、安全講習や招集の係に徹した!
そして、なんと自分も参加者に!外から見ていると、もちろん応援したくなる気持ちもある。
しかし、実際に漕ぎ手になると白熱!同じチームのメンバーはみんな初対面だったにも関わらず、一度同じ船に乗り、共にオールを回すともう仲間!

チームTSUBUZOROI

来年はこの地に地域おこし協力隊として、やってきてEボート大会にも参加したいと思えた😁
2レース参加したが、案の定次の日には筋肉痛になった笑

賞品ボードを借りて記念写真

なんと1位には商品券五万円分⁈
気持ち的にはみんな賞をもらえると思っていたが、結果は17位😅またぜひ来年リベンジ笑

驚くことに、片付けは2時間もないほどで終了!
そして、夜はお疲れ様会😍
初めての地で初めての人ばかりで、最初は1人だったものの、やはり同じイベントを共に支えたという事実。食事。お酒はみんなを1つにするのだと実感。

最初は1人が自分に話しかけてくれ、その後はその1人が2人にと、気づけば10人ほどの人数のグループの中心に自分がいた。この川崎の人のあたたかさを知った時間だった。

この地でこの人達とまたいずれ、共にできれば嬉しい。

9月12日
昨日は1日休みをもらいEボート大会の筋肉痛も治り、今日からはピーマン農家でもあり、古民家の一棟貸し宿も営んでいる千葉さんのところへ。

ハウス栽培のピーマン

秋の涼しさがやってきたと思っていたが、やはりハウスの中は暑い😅
それでも新しい場所での作業は新鮮。
写真を見た限り、たくさんのピーマン🫑ができているように見えるが、今年は去年と比べるとあまり良くはないそう。実は今年は異常な暑さの影響でピーマンの量はできるものの、出荷する際にA品として、扱われるモノが少ないのだという。
暑さの影響もあってか、ピーマンの木が弱り、実が青から赤へと完熟してしまう時間が短いのだそう。

毎年が1年生という言葉をおっしゃっていたが、今年は本当に大変だとおっしゃっていて、ハウス栽培だといえども、自然相手ということに変わりはないのだと知った。

一関市へ地域おこし協力隊のインターンとしてやってきて早くも2週間。
ここまであっというまの2週間。毎日が新鮮で、刺激を受けるばかり。これまでは絵としてしか頭に描いていなかった農業というものが、農家さんから経営上の話、数字の話、リアルな話を聞かしてもらった。現実的には大変な仕事であることは間違い無いと感じた。
だけども、そこにやりがいを感じるし、この高齢社会、過疎化が進む地域であるからこそ魅力やチャンスがあると実感する。

ワクワクが大きくなる毎日が楽しい😁
次は千葉さんと一緒に稲刈りへ🌾

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