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Audiostock収益解析(2021年12月〜1月)

 長い冬も終わりに近づき、春は間も無くやって来ます。桜の季節はすぐそこまで来てますよ。皆様、ご機嫌いかがですか?作編曲のharryfaokiです。

 2022年もあっという間に2ヶ月が過ぎてしまいました。この間、新年になったと思っていたのですが、月日が経つのはあっという間です。コロナ禍が、ここ最近の世界の潮流の大きなイベントでしたが、ロシアの侵略戦争に全てを持っていかれましたね。まさか、この21世紀に恥ずかしげも無く侵略戦争だとか、本当にやめてほしいです。空いた口が塞がりません。

 もういい加減、戦争は過去の話にしてほしいのですが、人類はどうしてこうも同じ過ちを繰り返してしまうのでしょうか?馬鹿なのでしょうか?戦争や核の話題自体がとてもストレスになりますが、人類にとっては避けても避けられない命題であり、生きるか死ぬかという根源的な話題を抜きにして、音楽などあり得ないわけです。生きるという最低の部分で保証されないのに、芸術や文化が花開くことなどあり得ません。この場を借りて、はっきりと今こそ言います。

「今すぐ戦争やめろ!プーチン!このハゲ〜!」


音楽家や芸術家はこういう時こそ、はっきりとものを言うべきだと思っています。日本人ももっとはっきりとものを言いましょう。言いたいことを正々堂々と!音楽や芸術、文化は、「衣食住」と言う3つの柱に支えられて成り立っています。音楽は、衣食住をさせるエッセンシャルワーカーやUtilityビジネスをさせる人たちの労働で成り立っています。プーチンの侵略はウクライナだけではなく、自由世界とその上に成り立つもの全て、そして芸術と音楽と文化を根こそぎ取っ払うものです。故に、戦争反対!No War!! No War!!

とまあ、今回もまたそういったことをスルーして行きそうな自分にもストレスを感じ、定期の投稿をしてまいりますので、ご興味がある方はお付き合いくださいませ。

 と思ったんですが、ついさっき、Audiostockより嬉しい情報が、この私がAudiostock Creator Award 2021年間総合で「準グランプリ」を受賞したそうです。ありがとうございます。いや〜、本当に嬉しいですよ、これは。やばいな〜。
何が嬉しいかって言ったら、プロもアマも参加している2万組もいるクリエイターの中から、選ばれるんですよ。ちょっとやそっとじゃ選ばれないんじゃないの〜。
知らんけど。50歳過ぎのおじさんが、体が言うこと聞かなくてもよく頑張ってるよ。現役音楽クリエイター平均の30代に紛れて頑張ってる自分を褒めてあげたいです。20歳も離れてれば、もう親と子くらい違うのに、聞いて来た音楽も全然違うから、僕が普通に作れば、どうしても影響を受けた懐メロ風80年代の古い音楽になってしまう、でも、それでもどんどん若いクリエイターに追い越されてもめげずに頑張ってやってみた結果がこれなんですよ。嬉しいじゃないですか。馬の骨作曲家も頑張ってます。

今まで、クレオフーガがらみでいろんな賞をもらったけど、これはかなり嬉しいです。そして何よりも、Audiostockの運営者スタッフの皆様には、感謝しかないです。それはまるで無から有を生み出すような仕事だと思います。要するに、音楽のインフラを整備して、クリエイターの末端にまでエネルギーを分配するような仕事だと思うんですよね。それはまるで、末梢血管まで血を行き渡らせるようなことであり、非常に素晴らしいことだと思います。この場を借りて、感謝いたします!「ありがとうございます!」そして、購入してくださる皆様、映像クリエイターの皆様、MAミキサーの皆様、Youtuberの皆様、感謝です。ありがとうございます!
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と言うわけで、気分を変えて、昨年の12月から先月2月までの自分のAudiostockの収益を晒しつつ、解析を行いたいと思います。

雑感

結論から先に申しますと、昨年11月から導入された個人プラン(月額550円)が、報酬に大きく影響を及ぼしているの感じがしています。これはあくまでも推測ですが、それまでの最安プラン(月額1,980円)の他にさらに格安プランが登場したせいで、それまでのこのユーザー達が(主に個人だと思われる)が、月額550円プランに移行したのではないか?と推測しています。

なぜそう思うかと言いますと、売上が伸びていない、もしくは下がっているからなのです。Twitterでの他のクリエイターさんの定額報酬報告でも大方は、下がったという意見が散見されましたので、おそらくクリエイターの右肩下がりが大方のトレンドなのではないかとみています。

ただこれは、一時的なものだとみています。Audiostockが前回(2019年12月)の単品購入オンリーからサブスク(定額制)を始めた移行時も、数ヶ月にわたって大きく売上が落ち込みました。それを踏まえると、今回の550円プラン導入の余波が尾を引くのが4〜5月くらいまでなのではないか?とみています。それでは、売上高を書いてゆきます。

単品購入

2021年12月 226,512円
2022年1月 131,274円
2022年2月 165,594円
 昨年のひと月の平均:184,306円

月別単品購入数グラフ

単品購入数は大きなトレンドでは右肩上がりではありますが、定額制が始まった2019年2019年7月以降は、若干の下降傾向にあります。

定額制報酬

2021年12月 249,704円
2022年1月 180,953円
2022年2月 218,084円
 昨年のひと月の平均:206,189円

定額制ダウンロード音源数

定額制でダウンロードされた音源数の推移のグラフです。大きなトレンドは定額制が始まった2019年12月以降右肩上がりです。

単品購入については、今年の1月の収益が2020年6月当時の額まで落ちていて、これは以前にAudiostockが定額制を始めた(2019年12月)余波が2020年2月〜6月期にまで及んでいた頃の額のようになっています。しかし、2月(先月)で少し盛り返した様相を見せています。

また、定額制に於いても、1月にがくんと落ちています。定額では昨年の2月以来の数字になりました。しかしここでも、2月(先月)で少し盛り返し昨年の定額平均よりも少しだけ上回っています。

なので、基本的には、戻り基調にあるのではないかと思っておりますが、3月以降でどのような数字が出てくるのか、非常に興味深いです。

音楽配信報酬

Audiostockから配信申請している報酬が、これにあたります。現在、Audiostockから配信しているアルバムで僕の楽曲を入れてくださっているアルバムが530アルバム、オリジナルアルバムが6枚になります。

https://audiostock.jp/artists/235/compilation_albums

2020年3月から3ヶ月ごとに報酬が報告されてきますが、順調に右肩上がりとなっており、益々今年も期待できそうな感じです。2022年1月に入った分(2021年10〜12月分)では、135,144円となり過去最高となりました!

配信サイトの代表格のSpotifyで自分のアーティストサイトを確認すると、月リスナーが11,234人、フォロワー数が251人で、前回の3ヶ月前の報告時から大きく数を伸ばしています。ちなみに、3ヶ月前のリスナーが6,281人、フォロワーが203人でした。

今回の定額での人気曲5選

恒例の人気曲5選を書いていきます。毎回、大体同じなのですが、少しづつ違っていて面白いです。

第5位 報酬額 2,823円 「Opening_Fanfale」

第4位 報酬額 2,902円 「Olympic」

第3位 報酬額 3,324円 「まほろば幻想」 初登場!

第2位 報酬額 3,509円 「君の行く道」

第1位 報酬額 3,915円 「Brilliant Days」

1〜3位まで見事にAudiostockの毎月おこなっている生楽器コンペで通過した曲たちです。ちなみに定額制の売上ベスト50でこの生楽器コンペ曲が23曲ラインクインしており、Audiostockでのコンペ曲の重要度が浮き彫りにされています。

Audiostockの生楽器コンペは、毎月行われており、かなり狭き門になっているようです。著作権を全て譲渡する代わりに、単価を倍の6,600円、広告、宣伝、販売、等全てやってくれます。これをメリットととるかデメリットしかないと捉えるかは、クリエイター側の判断です。

まとめ

・昨年11月に導入された個人プラン(550円プラン)の影響で、クリエイターの報酬が下がっている現象が見受けられる?

・でも、5月までには回復するかも?

・個人プランはできるだけお金をかけたくないユーザーなので、たくさんの方が加入していただかないとクリエイターへの還元率が悪くなります。個人Youtuberさんはもれなく550円プランで良いので入ってね。

それでは、今回のAudiostock報酬解析は以上となります。次は、6月上旬を予定しております。その時はどんなご報告ができるのか、乞うご期待。

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音楽クリエイター向けのNoteサークル「わいわいDTMers」を運営しています。「わいわいDTMers」では、Audiostock攻略プロジェクトと称して、様々な課題に挑戦しながら音楽クリエイターが切磋琢磨してワイワイやっております。たまに、Zoom飲み会もやったりしてます。ご興味がある方は、こちらまで。


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