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Anker チャージャーで複数デバイスを同時充電し、1つが満充電になったときにもう一つのデバイスの充電出力は上がるか

最近Ankerのチャージャーを買った。なぜかといえば会社貸与のPCが2台ともType C対応になったので、重いアダプターを持ち歩かなくても済むように小さいアダプタが欲しかったのだ。
Anker製品はとても好きで、チャージャやモバイルバッテリをいくつか持っているが、Type Cのチャージャは今回初めて購入。
ちなみに経費精算していないので個人持ちなのである。

このAnker PowerPort3はTypeCポート2つにTypeAが一つ合計3つのポートがある。最大出力が65W(ワット)なのでノートパソコンにも充電可能。ここがポイント。Type Cで充電できる製品に付属してくるちっこいチャージャはだいたい5Wしか出力されないので、パソコンの充電はできない。

ただし「最大」65ワットとなので複数のポートを使った場合は出力が落ちる。
1つのポートを使ったときはType Cはそれぞれ最大65W、Type Aが 22.5 Wだが、2つを使うとType Cは最大12W~45W、Type Aは12Wもしくは22.5WがMax。さらに3つをフルで使うとTypeCが42W 、12W、Type Aが12W。

自分の使用場面で多いのはパソコン2台同時充電だが、1台が65Wで充電できるのであれば十分だ。2台同時に充電できないとしても1台充電できればそのあとに2台目を充電すればよい。

さらにiPhone はパソコンのUSBポートから充電すれば良いので、3つもポートがあれば十分だ。

ところで、この複数充電でギモンに思ったことが 「2台同時に充電すると出力が下がるなら、1台が充電完了したら、充電中のポートの出力は上がるのか」ということ。

Ankerの説明書を見てもわからず、ホームページを見ても説明がない。ネット情報でも全然出てこないので、Google AIのGeminiに聞いてみたところ、1台が満充電されると出力が上がるらしい。Good News!

ただ、公式にはその情報がないので本当かどうかは検証してみないとわからない。とういことで2台のPCを充電してみた。1台はHP、もう1台はSurface Pro。しかし2台同時充電だと45Wと20Wの出力ではPCの充電は無理なのでは?

実験したところ、HPは充電できなかったが、Surfaceは20Wでも充電ができた。これは驚き。しかし81%残ってるSurfaceが満充電まで2時間かかる。充電できないよりはマシだが20%が2時間ということは100%だと10時間ぐらいかかるのか。

そこでもう一台のノートパソコンを外しSurface単体で充電してみた。つまり65W充電。残り20%の充電が24分とやはり早い。

ちなみに45w充電しているHPノートパソコンは65W充電ともそれほど変わらないでスピードで充電していた。しかし、HPノートパソコンがフル充電されてもSurfaceの充電は残り時間が2時間とかかかる。つまり主力は20Wのまま。あれ?一台がフル充電されたら出力が戻るんじゃないの?65Wになるんじゃないの?フル充電されてからしばらく見てみたが、やはり出力は戻らない様子。


とはいうものの、一台充電終わったらコードを抜けばもう一つのポートの出力は65Wに戻るのでNoProblem!

結論

ということで、残念ながら2台充電中に1台が充電完了してももう一台をつないでるポートの出力は上がりませんでした!

ただ、このAnker Power Port 3充電器はとても便利。パソコン充電できるのは非常に良い。もう一個欲しい。

メリット
1.充電アダプター2台を持ち運ぶ必要がなくなり、カバンが軽くなった。
2.ノードパソコンだけでなく、スマホなどほかのガジェットの充電もこれ1台で事足りる。
3.質感がかっこいい

デメリット
1.本体の大きさが6.6 x 3.8 x 2.9 cm 、130gなので超小型というわけではない。
2.お値段6,000円とお高い
3.  2024年5月時点でこれより性能の良い商品あり
     それがこちらのAnker 735 Charger (GaNPrime 65W) Anker 735 Charger (GaNPrime 65W) 

1ポート使用で65Wなのは変わらないが、2ポート、3ポート同時使用しても最大65Wが出るらしい。ということはこれこそ本当に1台が充電完了すれば、いや、完了するまえから最大出力を供給するのだろうか?
うーむ、欲しい。社長、経費で買ってもいいですか。

1ポート使用時
2ポート使用時
 3ポート使用時



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