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家族五人 知り合いゼロで引越し。スーツケース3つで海外移住しました。

マレーシアへ


長女の小学校入学を機に、娘たちに色々な経験と思考をさせたく決断したマレーシア移住。思い起こせば、3.11の大震災によって、家族の大切さを痛感しました。

脱サラ・独立を決意→不動産投資にチャレンジ→家族で引越し、マレーシアでの新生活へ! もうあれから、6年半が経ちました。

不動産投資との出会い、そして、たった一つの決断が大きく人生の舵を切りました。現状がどんなに大変でも、本気で決意すれば、人生は変えられるということを、実感しています。

北海道在住の超平凡なサラリーマンのわたしが、マレーシアへ海外移住を実現することができたのは、自分で自分を改造したことがポイントでした。今回はその4つのポイントを書きたいと思います。


1、価値観を棚卸。「どういう自分」になりたいのか?を決める!

出世や肩書きは、所詮その限られた狭い世界だけでのマウンテング的な価値観にすぎません。あこがれているお金でさえ、ただの印刷された紙きれです。「お金を増やす事が人生の目的」というおかしな状態にならないためには、なによりも「なりたい自分」をシッカリと想像することが重要だと私は考えています。

ちなみに私の場合、目指しているビジョンは2つあります。

(1)家庭の安定

家族5人が平和に暮らせる環境を作り、さらに私に万が一の事があっても困らない状況を築くこと。これにはお金の事だけに限らず様々なことが含まれています。例えば、家族との時間、健康優先、人間関係、衣食住の衛生、教育環境などです。

(2)自由な生き方

現在の自分を取り囲む生活環境はすべて自分で選択してきた結果です。今の仕事、着ている服、今日食べた物、クツ、カバン、もちろん妻もそうです(^_^;)

これまでの私にとって、何かを決める基準とは、日本人特有の「体裁」や「お得感」でした(^_^;)。でも、今は「どちらを選んだほうが自分の心がワクワクするか」ということが基準になっています。

損得で考えてはいけない。「美しいのか?」、その選択に美学はあるか?を自問自答することを心がけています。

子供の頃から知らず知らずのうちに植えつけられた一般的な価値観を、自分らしい形に変えていくことで、心の底から自由を満喫できる人生を謳歌できるように思います。


2、お金とは何なのか? 「稼ぐ」と「使う」はどういう行為なのかを考える

私は子供の頃からお金のことでの疑問がありました。それは、仲間に慕われて楽しそうな大人は、お金の使い方に特別な秘密があるのではないか?ということです。そこで私は「お金とは何なのか?」を徹底的に学ぶことにしました。

これまで、「貯金が一番大切だ!」と教わり育ってきました(^_^;) ですので、「会社員として給料をもらい、その中から1円でも多く貯金する」ことが人生で正しく目指すべき事と思っていたのです。しかし、お金について改めて学んでみて、その考えがいかに残念なものだったかを知りました(笑)

お金の事を学んだ自分が出した結論とは「稼ぎ方より使い方の方が重要である」、ということです。成功する人も失敗する人もその原因はお金の使い方にあります。お金は「道具」の一つです。道具は使いこなした時に、その真価を発揮します。

これまでの人生でどんな事にお金を使ってきただろうか?を考えると、自分の価値観がよくわかります。若いころは、見栄や体裁のためにお金を使ったことも多々あります。 でも今は、家族や仲間が楽しくなるような事に使うようになりました。

自分だけでなく、たくさんの人が笑顔になることにお金を使うようになってから、運気もアップし、色々な願いが現実になっていくのを実感してきました。


3、最大のレバレッジは「家族の協力」

家族同士がお互いの考え方を理解しているのは、とても重要だと思います。家族は同じ船に乗った仲間みたいなもの。同時に違う目的地へは行けません。ここに行って次はあっちに行ってと行先順番を決めたら、船の中ですることの段取り考えて・・・。

政治でも会社でもそうですが、なかなか前進出来ない原因でやっかいなのが「身内に反対者がいる」ことです(^_^;) まるで一緒の船で逆方向に漕いでいる人がいる状態ですね(笑)

家族は同じ方向を向けるのが理想的です。でも、もとは他人ですし、自分と考え方が違うのは当たり前です。意見が食い違ったときは、異なる物の見方を学べるチャンスだと考えれば、イライラも小さくなります(笑)

相手を受け入れると、相手も自分を受け入れてくれます。私の場合は妻と同じ方向へ船をこぎ始めることができるようになり、不動産投資や海外移住など、予想外の方向に人生がドンドン加速していきました。


4、時間は有限だと意識する

時間は、地球上のすべてのものに等しく与えられています。そして、自分の時間をどう使うかは、自分で決めていいのです。お金はいつでも稼げますが、時間は決して取り戻せません。

そして私は思うのです。お金は豊かな人生(時間)のために使いたい!

間違っても、使いこなせない程の大金を求めて「自分の時間」=「命」を削ってしまってはいけないと思っています。


限られた人生の時間を何に使うのか? いつも自問自答しています。最終的なゴールとして「優しい自分」になることを目指しています。そのためには、たくさんのチャレンジと体験、未知の経験を積みながら、自身の心のキャパシティーを広げていくことをテーマにしています。誰しもが、成長の過程であり、お互いを磨きあう仲間なのです。

20才若者だった時の自分に言ってあげたい。「損得で決めちゃダメだよ。美しいのか?という視点から自分なりの美学で決断していきなさい。」


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