サッカーが上手くなる子供に共通していること
私には5人の子供がおり、その内3人が地元のサッカー少年団に所属しています
長男は今年の3月で卒団し、来年からは少年団の監督やコーチたちを指導している方がいるクラブに所属します
私が住んでいるさいたま市はサッカー熱が異常に高い地域で、少年サッカーの中でも全国トップクラスの激戦区となっています。
新人戦は県大会に出場するためには県南大会で2勝して代表にならないといけないのですが、代表決定戦の相手が、全国優勝したチームであったり、Jクラブ下部組織(赤とオレンジのチーム)だったり、J下部を破って全国大会に行くクラブだったりと、とにかくレベルが高過ぎて、地元に根付いたサッカー少年団では太刀打ちできないレベルになっています。
それでも、長男の代は6人しかいないにも関わらず、県南大会の代表決定戦まで勝ち上がることができました。(ちなみに小4の次男もスタメンで出場しています)
そんな全国トップクラスのチームから街のサッカー少年団まで幅広く6年間見続けてきた私が見つけた、上手くなる子供たちに共通していることがあり、低学年でこれができている子たちは、6年生になった時、地域で一目置かれている存在になっていました。
逆にこれができない子は、徐々に差がついていくなと感じています。
上手くなる子と伸び悩む子のたった1つの違いは何かというと
「どんなボールでも最後まで追い切れるかどうか」
です。
少しパスが長くなってしまった時、相手の子が抜け出した時、ロングフィードで裏を取られた時など
無駄走りになってしまうかもしれないという状況で諦めずにボールを追い切れる子は間違いなく伸びます
小学生年代の難しいところは、成長し切る前の段階なので、体格差や肉体的な能力にどうしようもない差が生まれてしまう事です
140cmの子と160cmの子では、単純な身長差だけでなく、子供と大人になりかかっている子の筋肉的な差が生まれてしまいます
それでも、ボールを最後まで追い切れる子=負けず嫌いな子は何かしらの工夫や成長のハンデをもろともしない何かを見つけて勝負をしていきます
さらに、サッカーへの情熱や集中力が高いため、上手い下手の垣根を超えた何か
、サッカーの本質的なところにアプローチできている子になっているように思います。
サッカー好きから見て、センスがある子に育つ可能性が高いと確信しています
サッカーが上手くなるかどうかは、身体能力でも生まれ持った才能でもなんでもなく、最後までボールを追い切ることを当たり前にできるかどうかが大切になっていきます
低学年で上手だと言われている子は要注意です
低学年の頃は、体格差や運動神経、さらに始めた時期によって明確な差が生まれてきます
低学年でライバルがいないような状態だと自然とボールが集まってきたり、ボールに触れている時間が長いため、運動量の少ない子になっていく危険性があります
低学年でいくら上手くても、運動量が少なく、ボールをチームメイトに追わせるような子は、結局伸び悩んでしまいますし、小学生以上の体格にそれほどの差が生まれない世代では、さらに平凡な状態になってしまいます
そんな時に、自分は才能がなかったんだと諦めてしまいます
実は誰よりも才能があったかもしれず、ただ最後までやり切る、ボールを追い切る事をしなかっただけだったのかもしれません
プロになれるかなれないかも、実はこのくらいの些細な違いなのかもしれませんね
最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ